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人間を慈しむ事さえ出来ない人が、わが国を指導してきたとしか、思えません。今こそ私達の目指すべき道を本気で考えるべきでは。

国民年金への支払いは、ただのバクチ

2011-07-14 23:03:36 | 年金

国民年金への支払いは、ただのバクチ 7/14

 

私は今年、勤続35年の会社を定年退職した60歳の男性です。

会社員としての厚生年金は60歳から頂けます。

ありがたい事です。

 

しかし基礎年金部分への加入期間は35年ですので、満額分を受け取るには、

あと5年分不足しています。

 

そこで、60歳からの国民年金への任意加入を検討してみましたが、驚くべき事実を知らされました。

 

国民年金へ加入するための支払い金額は、結構高額なのですね。

 

今後五年間の国民年金への支払い平均月額は、約15,500円ですから、

五年間60ヶ月では、支払い総額は93万円となります。

 

また満額の国民年金受給年額を79万2100円とすれば、

その満額40年分の不足分としての5年分は、国民年金受給年額として99,012

の不足となります。

 

つまり、今後五年間国民年金に対して総額93万円支払うと、受給国民年金額が毎年99,012円増加する訳です。

 

それでは先行投資として日本国の国民年金へと私が預けた、この総額93万円の投資は毎年99,012円増加する国民年金額として、何年で元が取れるのでしょう。

 

93万円を99,012円で割れば良いのですから、答えは9年と5ヶ月ですね。

 

何と、今後五年間国民年金に加入したとすれば、その支払い総金額の元が取れるまでに、約10年は掛かる訳です。

 

ちょっと待ってください。

 

そもそも私が、今後五年間国民年金に加入しようと思った理由は、

今後五年間国民年金に加入したほうが、私にとって得になると思ったからではありませんか。

 

60歳の男性が、基礎年金部分への未払い加入期間を埋めようとして、60歳から65歳まで、国民年金に対して総額93万円支払った。

 

その元を取るには65歳より受給する基礎年金部分、国民年金分の受給期間が10年間は必要です。

 

60歳から65歳まで、国民年金に対して総額93万円支払ったとしても65歳で死亡したとすれば、此れ全て払い損」、となります。

 

バクチは勝ち目のあるバクチを打ちたい。

 

ギャンブルの胴元に93万円渡して、自己責任でバクチを打ったとします。

65歳で死ねば、受け取り金額はゼロ。

 

75歳まで生き延びて、やっと自分が支払った掛け金だけは受け取り可能。

 

この状態を望んでバクチを打ちたい人は、千人に一人もいないでしょう。

 

取引は対等になされませ。

 

取引を対等とするためには、貴方の寿命が85歳以上であることが、必須条件であることでしょう。

貴方が85歳まで生き延びることができれば、ギャンブルの胴元に渡した93万円の二倍の186万円受け取ることができます。

 

ギャンブルの基本は「いちかばちか」であり、胴元に渡した93万円に対しては、

ゼロか、二倍の186万円であることを自己責任として選択して初めて、この取引は対等であると言えます。

 

ギャンブル好きのお方は、どうぞ自己責任としておやりなさい。

 

しかし、たった一つだけ疑問符が付いています。

 

貴方は85歳以上まで、生き延びる自信がありますか。

 



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