情けない 4/16
なにゆえ日本国は米国の属国で有る事を選択し、何時まで米国の貢ぐ君国家で有り続けるつもりなのだろうか。
情けない。
米紙に「哀れで頭おかしい」 ここまで言われる鳩山首相 (J-CAST)
[ 2010年4月15日19時31分 ]
核安全保障サミットの夕食会の場で、オバマ大統領と「ある意味じっくり話ができた」と胸を張った鳩山首相だが、実際はすれ違いで、米国側が不信感を強めただけというのが真相らしい。
わずか10分間の会談の中で、オバマ大統領が鳩山首相に対して「きちんと責任を取れるのか」と発言したとも報じられているほか、米高級紙にも「サミット祭典での最大の敗者」「日に日に頭がおかしくなっている」と酷評される有様だ。記事に対して、日本政府は「一国の首脳に対する表現として非礼」と批判したが、そんな報道が出るほど両国間は冷えきっているのかもしれない。
オバマ大統領が「きちんと責任を取れるのか」
鳩山首相は2010年4月12日(米国東部時間)、夕食会での10分間の会談について、「ある意味、じっくりと2人だけで話ができました」と振り返った。オバマ大統領の反応については「私の方から申し上げるべきではない」として明らかにしなかった。
会談時間10分のうち、イランの核開発疑惑にも相当時間が割かれており、普天間問題の話ができたのは、せいぜい5分程度だとみられる。間に通訳を入れたとすれば、実質的な話が出来る時間は、さらにその半分だ。そのわずかな時間をめぐっても、米国側の不信感が浮き彫りになっている。
日本経済新聞が4月15日に「日米関係筋」の話として伝えたところによると、夕食会の席上で、鳩山首相が隣の席に座るオバマ大統領に「5月末までに決着させたい。大統領もぜひ協力願いたい」と述べたところ、オバマ大統領は「しかし、進展していない」と述べたとされる。また、時事通信では、「日米両政府の複数の関係者」の話として、オバマ大統領は鳩山首相に「きちんと責任を取れるのか」と発言したことを伝えている。
米メディアからの反応も厳しい。米高級紙のワシントン・ポストは4月14日の紙面で、「サミットの首脳の中では胡錦涛が一番だった」と題したコラムを掲載。著名なコラムニストのアル・カメン氏が執筆したもので、サミットに集まった各国首脳36人を「勝者」と「敗者」に分けて論じている。記事では、オバマ大統領と90分間も会談した中国の胡錦涛国家主席を、勝者の筆頭格と評価。胡錦涛主席以外にも、ヨルダンのアブドラ国王、マレーシアのラザブ首相、ウクライナのヤヌコビッチ大統領、アルメニアのサルキシャン大統領、ナイジェリアのジョナサン大統領代行、エジプトのアブルゲイト外相が、オバマ大統領との個別会談を行うことができたとして「勝者」として紹介された。
鳩山首相はそれでも「5月末までに決着」
鳩山首相は、これら「勝者」と対比される形で、
「飛び抜けて一番の敗者が、哀れで(オバマ政権の複数の高官の意見によると)日に日に頭がおかしくなっている、日本の鳩山由紀夫首相だ」
「唯一の残念賞は、夕食会で『非公式な』会談ができたことだ。メイン料理とデザートの間の、どこかだろうか」
と皮肉られている。さらに、普天間基地の問題についても、
「金持ちの息子である鳩山は、日本と米国を二分している主要課題をめぐって、オバマ政権の高官に対して、信頼できないとの印象を与えている」
と批判。5月末までに移転先を決定することが絶望的になっている点についても、
「ユキオ、あなたは同盟国(の首相)だということをお忘れか。(日本は、米国の)高価な核の傘のおかげで、途方もない額を節約しているではないか、それでもトヨタを買えというのか」
と切り捨てた。この記事に対しては、平野博文官房長官が、4月15日の会見で「一国の首脳に対する表現としては、いささか非礼な面があるのではないか」不快感を示し、「例え10分であろうが有意義な機会だった」などと会談の意義を強調した。
鳩山首相は、4月15日の囲み取材で、「5月末までに決着」の意味について、記者団に「『米国と地元の合意を得た唯一の案が発表される』ということか」と確認を求められたのに対して、「その通りだ」と、明言している。すっかり米国側の信頼を失ったかに見える鳩山首相が、5月末までの合意にこぎ着けるのは絶望的な情勢だ。
在沖海兵隊「1万8000人」は自民党政権のデッチ上げ
(日刊ゲンダイ2010年4月12日掲載)
大詰めを迎えた普天間移設問題。大マスコミは「5月決着困難」などと、相変わらず鳩山内閣の足を引っ張ろうとしているが、重大な秘密が暴露されたことにはなぜか、ほぼ目を伏せている。
政府が普天間代替施設建設の根拠としてきた「在沖縄海兵隊の定数1万8000人」という数字が、基地利権絡みのデッチ上げだったのだ。
今月4日に民主党の沖縄等米軍基地問題議員懇談会会長の川内博史衆院議員が沖縄海兵隊基地を現地視察。訪問先のキャンプ瑞慶覧で、在日米軍トップのロブリング中将に質問した。
「沖縄の海兵隊員は1万8000人というが、その根拠は何か」
1万8000人とは、現行の辺野古移設計画(V字案)でグアムに移る8000人に、政府が移転後に残るとしてきた1万人を足したもの。V字案をまとめた当時の守屋武昌防衛事務次官と、額賀福志郎防衛庁長官が出してきた数字だ。
沖縄県基地対策課の調べでは、在沖海兵隊員は1万2400人(08年9月末時点)。2月に北沢防衛相も「イラク、アフガンに行っているので実数は4000~5000人」と語るなど、数字の根拠は曖昧だった。
ロブリング中将は「部下に答えさせる」と退席。代わった在沖縄米海兵隊外交政策部のエルドリッジ次長は「(1万8000人は)日本政府が言った数字だ。私たちの責任ではない」と言い放ったという。守屋と額賀が持ち出してきた数字を否定したのだ。
「歴代の自民党政権は在沖米軍の数を水増しして、代替施設建設の基地利権を拡大させた疑いが濃厚です。沖縄に残る海兵隊員が現実よりも多ければ、代替施設は大きくなる。V字滑走路という巨大な公共事業をつくるため、数字をデッチ上げたのです」(軍事ジャーナリスト・神浦元彰氏)
本当にフザケタ話だ。当の米軍は、06年7月の「グアム統合軍事開発計画」や、08年8月の「グアム軍事統合マスタープラン」で、普天間基地の機能および全部隊のグアム移転を発表済みだった。米軍にとって普天間の代替施設は必要なかったのだ。なのに、自民党政権は巨大利権を生み出すため、根拠となる数字をデッチ上げてまで、V字案をまとめたのだ。
政権交代がなければ、こうした利権絡みのインチキは永久に闇の中だっただろう。普天間問題をことさら、日米間の重大事のように煽り立て、民主党政権イジメに走る大マスコミも、いい加減に目を覚ますべきだ。
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