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平均余命と生存率から読み解く国民年金の簡易図式「60歳男性の任意加入編」

2011-07-30 17:31:12 | 年金

平均余命と生存率から読み解く国民年金の簡易図式「60歳男性の任意加入編」 7/30

 

基礎年金部分への加入期間が35年である男性が60歳より5年間、国民年金に任意加入した場合

 

今後五年間国民年金へ任意加入した場合、支払い平均月額は、約15,500円ですから、五年間60ヶ月では、支払い総額は93万円。

 

また65歳より満額支給される国民年金受給年額を79万2100円とすれば、

その満額40年分の不足分としての5年分は、国民年金受給年額として99,012

の不足となる。

 

つまり、今後五年間国民年金への任意加入として総額93万円支払うと、受給国民年金額が毎年99,012円増加する訳です。

 

 

平成19年簡易生命表(男)に拠れば、

60歳男性の生存数は 90.823 

65歳男性の生存数は 86.371 

また65歳男性の平均余命は 18.56年です。

 

60歳男性の今後五年間支払う国民年金総額は93万円ですが、生存率補正後の国民年金総額は95.4万円となり、この金額に対しての、65歳男性の平均余命18.56年分の増加受取年金総額1,837,600円は、掛け金の1.925倍となる。

 

これは実質11.8年の複利運用となるため、この年間金利は5.9パーセントとなる。

 

現在20歳男性の45年後に期待できる複利運用年間金利は、0~1.4パーセント。

60歳男性の5年後に期待できる複利運用年間金利は、5.9パーセント。

これではあまりにも20歳男性が可哀想ですね。

 



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