人生が二度あれば 8/09
限りないものは欲望でしょうか。
以下を再掲します。
限りない欲望 陽水篇
掲載日:2008年5月24日
「限りないもの それが欲望
流れゆくもの それが欲望」
1972年にリリースされた井上陽水の1stアルバム「断絶」に収録されている、「限りない欲望」の一節です。
なつかしいフレーズです。
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今LPレコードを聞きながら書いています。
装置は30年前の物をそのまま使用していますが、プレーヤーは安定するまでに20分は掛かるし、マランツのプリアンプはボリュームが使えないので回路を外して使用する始末です。ところがこれが良かったのかも知れません。トーンコントロール回路を外した事で音の鮮度が上がった様です。音質は却って30年前よりDL103LCⅡが伸びやかに奏でてくれます。これ迄で一番臨場感が在る様です。
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さすが陽水今聞いても新鮮に感じます。
人生が二度あれば
同じ陽水 断絶、に「人生が二度あれば」が在ります。(ライヴもどり道にも入っています)
スタジオ録音とライヴ録音、双方の情感の差、されど陽水、さすが陽水ですね。
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父は今年二月で 六十五 (Dm C Dm )
顔のシワはふえて ゆくばかり (Dm C Dm )
仕事に追われ (F Gm7 )
このごろやっと ゆとりが出来た ( B Am7 B )
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父の湯飲み茶碗は 欠けている (Dm C Dm )
それにお茶を入れて 飲んでいる (Dm C Dm )
湯飲みに写る (F Gm7 )
自分の顔を じっと見ている ( Am7 B Am7 )
人生が二度あれば この人生が二度あれば (Dm C Dm Dm C Dm )
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母は今年九月で 六十四
子供だけの為に 年とった
母の細い手
つけもの石を 持ち上げている
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そんな母を見てると 人生が
だれの為にあるのか わからない
子供を育て
家族の為に 年老いた母
人生が二度あれば この人生が二度あれば
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父と母がこたつで お茶を飲み
若い頃の事を話し合う
想い出してる
夢見るように 夢見るように
人生が二度あれば この人生が二度あれば
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人生が二度あれば この人生が二度あれば
この人生が
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メロディが耳に残っています。