今住んでいる郊外の住宅団地に引っ越してもう四半世紀になります。街中で育ちましたが、高校時代に生物部に籍を置いたこともあって、写真入の植物図鑑を購入して周りの植物を観察するのが楽しみになりました。
緑の塊だった草むらもだんだん植物の名前を覚えるに従って良く見えるようになります。特に食べられる野草を中心に場所と時期を頭に入れました。セリは地元の人も採取しているのを見かけますが、ヤブカンゾウを食べる習慣は無く、若芽とつぼみを食べるのは我が家だけのようです。
タンポポも観察の対象でした。家内を連れて行ったアテネでもアクロポリスの丘でタンポポを発見。元旦ですがちゃんと花をつけています。アテネなので当然ですが「セイヨウタンポポ」で、総苞が反り返っていました。冬でもあり、岩の割れ目でしぶとく生きているタンポポは貧相でしたね。
自宅の近くにタンポポが一面に生える場所があり、これが在来種のカントウタンポポです。
花を支える総苞が反り返っていないことでセイヨウタンポポと区別が出来ます。
草刈をする空き地やあぜ道にはセイヨウタンポポが沢山生えています。いつでも花を咲かせて種を撒き散らすセイヨウタンポポはどんどん領地を増やしているように見えます。単為生殖する、つまり他の株の花粉が無くても実をつけるのが強みです。在来種のタンポポが競争に負けて少なくなったと聞きましたが、私の住んでいる団地周辺では在来種も元気です。
九州では一般的なシロバナタンポポも少ないですが、あちこちで見ることが出来ます。代表的なタンポポを全て見られる良い環境に住めて幸せだと感じています。
さてタンポポ属の学名はTaraxacumですが「苦い草」という意味。
セイヨウタンポポはTaraxacum officinale なので薬用として利用されていたことがわかります。
シロバナタンポポはTaraxacum albidum から「白い苦い草」そのまんまです。
カントウタンポポはTaraxacum platycarpum で、この種は「平たい種」なのでしょうか?
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緑の塊だった草むらもだんだん植物の名前を覚えるに従って良く見えるようになります。特に食べられる野草を中心に場所と時期を頭に入れました。セリは地元の人も採取しているのを見かけますが、ヤブカンゾウを食べる習慣は無く、若芽とつぼみを食べるのは我が家だけのようです。
タンポポも観察の対象でした。家内を連れて行ったアテネでもアクロポリスの丘でタンポポを発見。元旦ですがちゃんと花をつけています。アテネなので当然ですが「セイヨウタンポポ」で、総苞が反り返っていました。冬でもあり、岩の割れ目でしぶとく生きているタンポポは貧相でしたね。
自宅の近くにタンポポが一面に生える場所があり、これが在来種のカントウタンポポです。
花を支える総苞が反り返っていないことでセイヨウタンポポと区別が出来ます。
草刈をする空き地やあぜ道にはセイヨウタンポポが沢山生えています。いつでも花を咲かせて種を撒き散らすセイヨウタンポポはどんどん領地を増やしているように見えます。単為生殖する、つまり他の株の花粉が無くても実をつけるのが強みです。在来種のタンポポが競争に負けて少なくなったと聞きましたが、私の住んでいる団地周辺では在来種も元気です。
九州では一般的なシロバナタンポポも少ないですが、あちこちで見ることが出来ます。代表的なタンポポを全て見られる良い環境に住めて幸せだと感じています。
さてタンポポ属の学名はTaraxacumですが「苦い草」という意味。
セイヨウタンポポはTaraxacum officinale なので薬用として利用されていたことがわかります。
シロバナタンポポはTaraxacum albidum から「白い苦い草」そのまんまです。
カントウタンポポはTaraxacum platycarpum で、この種は「平たい種」なのでしょうか?
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私の好きなバンドIthikon AkmeotatonがYouTubeにトルコの歌手を交えて演奏していました。
http://www.youtube.com/watch?v=wFS7OCPrXAE
Cumbusが素敵です。ツチノコみたいな楽器(リラ・ポントス)は後から挿入したようですね。
ホラティウスのように「今を生きる」を4行詩に歌った詩人オマル・ハイヤームの『ルバイヤート』を読み返しています。