ΑΝΝΑ ΒΙΣΣΗ（ギリシャとの出会い）

ずっと前からギリシャに憧れていたのですが、やっとオリンピックの終わった2004年12月に夫婦でアテネで遊ぶことが出来ました。丁度この年は私たちの銀婚式にも当たっていました。

年末で航空券も高く、アテネへは直行便もありません。アムステルダム経由でアテネに到着したのは真夜中でした。翌日、市内の探索も兼ねて徒歩で考古学博物館を目指しました。博物館のことはまたの機会に書くとして、ここから少し下ったオモニア広場にCD屋を発見。知らない国では市場とCD屋を漁るのが楽しみです。

ギリシャに行く前は、ギリシャ人のミュージシャンとしてはナナ・ムスクーリとミキス・テオドラキスくらいしか思いつかなかったので、現地で流行っている曲や伝統的な音楽を買い込みたいと思ったのです。という訳で予備知識は皆無です。店はやや大きく、２階には試聴出来るコーナーもありました。
スキンヘッドの店員は私たちが日本人だと知ると「祭」という漢字の刺青を見せてくれました。なかなか親日的。私が注目したのはずらっと平積みされていたΑΝΝΑ ΒΙΣΣΗ(Anna Vissi)の２枚組みライブ盤です。これは買わねば！

ホテルに戻って早速聞いて、びっくりしました。何か演歌っぽいけれど、もっと力強いのです。帰国してから調べると、彼女は「ギリシャのマドンナ」と言われているトップシンガーです。1957年の生まれだから今年で50歳！でも女神様ですね。
一年後、YouTubeにもこのライブ盤の画像が上がっていることを知りました。DVDの画像を無断で上げているのはギリシャ語を学んでいるリトアニアの女の子ですね。


これで私はギリシャのポップス（Laika)にはまることになったのです。

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（07/03/21　訂正）
家内のデジカメのデータを見ると、刺青は「夢」でした。

漢字の意味を教えてあげたら喜ばれました。店内の様子はこんな感じ。