スカーレット手帖

機嫌のいい観客

2015年に訪れた劇場を回数別で分けた上で振り返る(その2)

2015-12-13 | 観劇ライブ記
劇場の話、その2です。
なんかまだまだ、1回しか行っていない場所があったので思い出して書きます。
こうやって数えていくと、基本的には週末しか稼動できない割には、
なんだかんだでいろいろと出歩いているなあと改めて思いました。
しかし出歩いている人の上には上がいる。
それが誰かはわからないが、ランキングの上下ではなく試合の相手すべてに気をつけていきたい。(訳:回数よりも一期一会を楽しみたい)
思っていたよりもトイレの話になってきがちだが、基本的に頻尿なのでそのあたりは許してほしい。

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※カウントと表記の仕方と内容
・2015年1月~12月に自分でお金を出してチケットを購入し足を運んだ劇場やイベント会場について書きます。
・同じ演目で複数回行った場合は全ての回数を数えます。
・基本演目ではなく、劇場について書きます。
・すべて、個人的な記憶だけを頼りに振り返ります。
・今年初めて行った劇場には【初】をつけます。
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◼︎続・訪問回数1回の劇場
・シアターコクーン(「タイタニック」3月)

 シアターコクーン、オーチャードホール、美術館とがっつりまとまっている文化村エリアの雰囲気は
 独特でまさに「文化的」で、渋谷の立地も含めていいなあと思います。
 ホールの入り口入るまでに余裕と雰囲気があって素敵だ。
 座席は可もなく不可もなく、というか、1階席はいいんだけどコクーンシートは手すりで見づらいよなと思います。
 2階席は足元狭かった記憶がある。でも、そんなに広すぎでもなく3方から客が取り囲んで舞台を見られるというのは一体感があっていいよね。
 あとは、まあーシアターコクーンはとにかくトイレに並ぶイメージ。休憩時間にとても焦る。
 やってる演目はいつもとてもいいイメージ。

・日生劇場(「デスノート」4月)【初】
 有楽町の大劇場街道の中で行ったことなかった日生に初めていきました。
 各階のロビーがゆったりとしており、階段など雰囲気がある。
 トイレは混み具合によるので状況に応じて各階に移動していきたい。
 この次の演目で「勘で京都まで新幹線追跡」「手紙40通」「真希だよ」という稀代のロマンスが発生したと聞いて、
 あーこっちも行っておけばよかったなあと思った次第です。

・シアターGロッソ(メサイア 9月)【初】
 ヒーローショーでおなじみのGロッソ、TDCホールの隣ながらこれまで縁がなく、ぜひ一度行ってみたかったので、見られてよかった。
 勝手にすごくちゃちな会場を想像していたことがあり、思ったよりもちゃんとしたシアターだなあというのが第一印象だった。
 この、マイナス印象からの「思ったより良いよね」というのは対人関係でもよくあるけど結果的に好印象になりがちだからずるい。
 座席の斜度がすごいので、みやすい。時間つぶしに持ってこいのフードコートが隣にあるが、平日と土日で周辺の客層も変わりそうだなあと思う。


ここからはイベントとかで行ったやつです。
・さいたま市民文化会館(全国立海イベント 3月)【初】
 とても大きいホール。DVDの発売記念でこんなに集めるという、テニミュセカンドシーズンの成功がよくわかるイベントでした。
 会場は駅からけっこう歩きましたが、周囲が住宅街のため、群れをなす人々の列は目的が必ず同じということがよくわかり、
 これまた「修験者の道」という感があり、なんだかよかった。

・日比谷公会堂(野獣覚醒イベント 2月)【初】
 由緒正しき「公会堂」で、利便性はともかく立地と雰囲気ではああ~ん萌え、となるところはありますね。
 トイレが少ない。舞台の周りの模様とかが凝っていた。

・川崎市教育文化会館(the winnerイベント 8月)【初】
 とてもオーソドックスな昭和の市民会館大ホールという感じ。駅からけっこう歩く。

・晴海客船ターミナルホール(村井良大カレンダーイベント 12月)【初】
 イベントがなければ絶対行かないだろうという場所だった。
 湾岸エリア・ひと気がない・広い敷地と、
 「わー、いかにも特撮のオープニングとか戦闘シーンで使いそう」というロケーションでした。
 実際に仮面ライダー等でもよく使用しているとのこと。
 バスでないと行けないということだったので、念のため行きはタクシーで向かってしまったが、
 天気がよかったのもあり、帰りは勝どきあたりまで歩けた。銀座って、イメージよりも湾岸エリアに近いからびっくりする。

・サンリオピューロランド(11月)
 ピューロランド、小学2年生ぐらいのときに行って以来、実に20数年ぶりの来訪でした。
 さてピューロランドを会場と呼んでよいものか、というところですが、
 ネルケ興行「ちっちゃな英雄」および、キティちゃんの舞台というニッチな演目が気になっていたので、それぞれ会場内の劇場でみてみた。
 ピューロ自体はさほど大きな建物でもないので、食堂から給食センターみたいな匂いが漂って来る中にあるアトラクション というのが
 なんとも小学生時代を思い出すような施設なのですが、シアター部分はそれぞれで独立。
 ちっちゃな英雄のほうはさすが、集客コンテンツとして確立しているようで、客がモリモリ。
 けっこうしっかりした内容を、客席と舞台の境目があんまりないところで見られるので、
 これはハマったらあっというまに年パス買ってしまうやつだなぁと思いました。(そんな私は2階席観覧だったので、あまりその恩恵は受けていない)
 キティちゃんの舞台をおすすめしたい。小池修一郎先生が監修してて、最終的にキティちゃん大階段降りてくるから。
 すばらしいですよ。あと、カメラ女子がまじすごい。私は、20代女性たちがあんなに本格カメラで撮りまくる現場を初めて目撃した。

・幕張メッセ(ゲスの極み乙女ライブ 6月)
 いまをときめくゲスを見に行った思い出。
 真裏の席に大塚愛ご夫婦とお子がいて驚いた、年少時にゲスミュージックを聴かせるのはすばらしい情操教育だと思う。
 名曲ぞろいで、技巧もあって、めちゃくちゃ月並みだけどすごくいいバンドだと思った。
 アルバム買おうと思っていたのをいま思い出したので、このあと買います。
 本題の会場の問題だが、幕張は遠かった。駅からも若干歩く。
 そして、劇場内にあまり食べ物が売っていないので買ってからいきましょう。トイレはそんなに混まなかった。


さてだいたいこれで、「1回行った場所」についてはおさえた気がするので次から複数回会場の話をします。(気がむいたら)