助ぶ六゛

楽しかったこと、おいしかったもの、忘れられないこと

早朝京都についたなら。

2006年04月27日 | レオのここ行った
さてさて私の乗ったバスは、どこかで事故があったせいで交通規制がかかり、予定よりも一時間半遅い朝の七時半に京都駅に着きました。もっと早朝に着くとひとけもなく、あたりもまだ薄暗くて独特の神妙な気持ちになるのですが、今回はもう世の中が回りだしてるなかでの到着だったのでそれはなくて少し残念。
それにしても京都駅には七、八時からモーニングをやっている店が多いので助かります。サブウェイでさくっと新発売のエビアボガトサンドを食べ、事前に探しておいた京都タワーの地下にある銭湯へ。

ここがまあなんともレトロなつくりで、なかなか味わい深くてよかったです。そこの熱めのお湯でピッカリ目を覚ましてから、ほんとは歩いてすぐの東本願寺にある広々とした畳でヨガをやる予定だったのですが、時間的に無理になり断念。でもここのお寺は拝観料はなく広くて過ごしやすいのでおすすめですよ。
そして烏丸御池のカフェで仕事の打ち合わせが済み、時間があったので、京都国立博物館へ大絵巻物展を見に行くことに。なんか歩けそうな距離なのでガツガツ歩いていたら結局半迷子になり、気付けば竜の天井画で有名な建仁寺の前に。迷ったすえにこれもなにかの縁だと思いはいることにしました。




この日はとても天気がよく、庭の苔や青葉の瑞々しい黄緑色がとても眩しかったです。中庭の光がきれい当たった白い椿の木をポケッと眺めていたら、私のなかのよからぬものが平常のワニくらいの速度で体の外にでていき、今度はよきものが鯨の水面から体を浮き上がらせるくらいの速度で沸いてくるのがわかりました。いやあ、立ち寄ってほんとによかったです。
そんなこんなで絵巻物展は体力の限界と背中合わせで見て回り、予定通りわがふるさと名古屋に向かったのでした。
果たして私って今何キロなんだあ?!



興味ある方はご連絡下さい

2006年04月25日 | 助六のつれづれ
今日は西麻布に新しくできた跳び箱BAR『台上前転』に行ってきました。

BARの入り口は、体育倉庫を思わせる横開きの重い鉄の扉。
ありったけの力を込めて扉を開けると、甲高いホイッスルの音が鳴り響きます。
びっくりして顔を上げると、目の前にホイッスルをくわえた、タンクトップに青ジャージの若い男性店員が。

「ふひゃっひゃひふぁふぇ」

「いらっしゃいませ」って言ってるんですね。

店員に案内されて、カウンターへ。
カウンターは一見すると普通のバーカウンターなのですが、そこには決定的な違いが。



スツールの代わりに何台もの跳び箱が置かれ、お客さんはみんなそこに座っているのです。
店員さんに導かれ、空いている跳び箱へ腰掛けます。

メニューはカクテルやスコッチなど、普通のBARスタイルです。
バーテンと少し話をしてみました。

はじめてきたんですが、コンセプトが面白いですね。
「ありがとうございます。来る方みなさんそうおっしゃられます」
店員さんはみなさん体育教師みたいな格好をしていますが、ブルマ姿の女性店員とかはいないんですか?
「ここはそういったお店ではないので……。あくまでも跳び箱好きによる、跳び箱好きのためのバーですから……」

そんな会話をしていると、さっきの店員がなにやら「9」と書かれた木枠を持ってきました。

これは?
「あちらのお客様からです……」
店員が指さした方を見ると、なんと12段の跳び箱に座ったキャリアウーマンっぽい女性が、僕を見下ろしながらグラスを傾け、そっと微笑んだのでした。

……という夢を見た。

いざ京都へ

2006年04月24日 | レオのここ行った
今から深夜バスで埼玉県をでて京都にゆきます。よりにもよって雨が降っていて知人へのお土産のお菓子の紙袋にクリーニングのビニールを焦ってかぶせてきた始末。それにしても、あれやこれやと詰めたら、大した日にちでもないのにラフマのリュックがパンパンです。
観光はほとんどできなそうですが、はたして計るだけダイエットを始めて以来の計れない日々をどう過ごすのか、乞うご期待。

サルと道化と農夫と

2006年04月24日 | 助六のここ行った
さて日曜日。
しばらく展覧会に行ってなかったせいか、カラダの中からよからぬものが出てきて「アート、アート」とわめきます。
そこで、レオと二人でプラド美術館展に行くことにしました。

そうと決まったら、早速収蔵作品の予習です。
レオ先生は美術作品に詳しいので、いろいろと教えてもらうことにします。

レオ「はい助さん、まずこれは?」



助六「これは簡単です。ムリーリョの『エル・エスコリアルの無原罪の御宿り』です」
レオ「はい正解。なかなか良い出だしですね。では、これは?」



助六「これも簡単です。エル・グレコの『新しい本棚を買った平井堅』です」
レオ「いい勘をしていますね。でも次はそうはいきませんよ。では、これは?」



助六「これはムリーリョ『こいつぁ大食らいだ、早くおかわりを』です」
レオ「むむう。なかなか博学ですね。では、これは?」



助六「ははん。これはティツィアーノの『奥さん、脱臼ってのはクセになるからねぇ、気をつけて下さいねぇ』です」
レオ「むきーっ! 全問正解、ハワイ旅行ーっ!」

……。

そんなこんなで、9時の開館とほぼ同時に入ったのに、すでにけっこうな客の出足。
みなさん好きなんですね。
日本人の美術品に関する関心の高さって、世界的に見てもかなりハイレベルなものなのではないでしょうか。

さて、会場内の作品をじっくりと見て回ります(各作品の本当の名前は各自で調べて下さい)。
われわれが一番目を留めたのは、エル・グレコの『寓話』。




サルっ!
道化っ!
農夫っ!

なんか物語を感じさせます。
まんなかの道化の表情がいいです。
およそ、世界中の絵画の中でも、ふつう題材にしないような顔をしています。

とてもとても気に入ってしまったので、ふたりしておみやげのポストカードを購入してしまいましたとさ。

午後は同じ上野でやっている世界遺産ナスカ展にハシゴするはずだったのですが、50分待ちだったので別の機会に来ることにしました。
この選択が、われわれを歯止めのきかない散財行為に走らせることになるのでした。

つづく。

バナーヌでござーる

2006年04月16日 | レオのおいしかった
日頃、バナナが黒くなってくるとなんか焦っていやだなあ、それにあの黒い斑点ってなんか不吉なかんじさえする、あの斑点がそのうちつながって「死」とか「舞舞被」とかいう字になったらどうしようと思っていた。
しかし、なんと黒く表れる斑点はスイートスポット(シュガースポット)と呼ばれ、そこに糖分が増えてきている証拠なのだと、昨日友人から教えてもらった。
おお、ということは黒くなったら小躍りものなのではないか、ラララ!
というわけで、今日はそんな甘くなってきたバナーヌでクッキーを作った。
レシピはコチラで
クッキーは他の焼き菓子と比べ簡単なものが多そうだ。これもほんとに簡単だった。
マーガリンをバターにしてもよいし、バナナの完熟度によってはそこにお砂糖をいれてもよい。
お菓子つくりにはもっともっと黒くなっててよいらしいが、待てなかったのじゃ。





助さんが絶妙に”さっくり”仕上げる。
彼は”すっきり”とか”ちゃっかり”とか”ひょっこり”とかも上手だ。



お菓子って出来上がった時の喜びが格別。
ピーピーピー♪というオーブンの出来上がりの音を聞いて胸がキュンとするほど嬉しかった。
コーヒーとともに、焼きたてを食べる。
まさに手作りらしい優しい甘みと香ばしさ。
なくなるのがさみしくて、超スローフードになってしまった。




大きいことは大変だ

2006年04月14日 | 助六のつれづれ
今日は有楽町の交通会館で高見盛を見かけました。



三菱東京のATMでお金をおろして出てきたら、目の前を高見盛が大きなため息をつきながら横切って行ったのでした。

オニイチャン、ドウシタノ~? タメイキナンカツイチャッテ!

そう語りかけたい気持ちをぐっとこらえて、相撲好きの友人の携帯に即報告メールを打ちます。
無事にメールを送信し、階段を下りて出口に向かうと、またもや視界に大きな影が。

なんと、目の前を高見盛がため息をつきながら横切っていったのでした。

何をそんなに悩んでいるのか。

しばらくして友人から返信が来て分かったのですが、なんか後輩に番付で抜かれたそうですね。

大柄な人物といえば以前レオと合羽橋に行った時、レスラーの高山善廣に会ったこともありましたっけ。



高山氏は奥様らしき女性と仲良くキッチン用品を見て歩いていましたが、高山氏といい、高見盛といい、知名度があって体も大きい人は、街の中で目立って仕方なくて大変だろうなと思いました。
知名度があっても体が小さい(例:猫ひろし)か、体が大きくても知名度が低い(例:友人のデカコップさん)ほうがほどほどでいいですね。

大事な大事な結婚初屋

2006年04月12日 | 助六のつれづれ
僕はレオに教えられて初めて拝見したんだけど、これってもうだいぶ前から有名なのでしょうか。



中村屋

ちょっとボケた感じのおじいちゃんがいいアクセントになっていますね。

こういう遊びを飲み会なんかでまったりしてきた時にすると楽しいんだよな。

その足で踏まれたい

2006年04月08日 | 助六のつれづれ
みなさんも薄々気づいているかもしれませんが、この助ぶ六゛は助六とレオというふたりの人物が、代わる代わる筆をとっていたりします。
そして助六の記事に対してはレオが、レオの記事に対しては助六が、読者のみなさんと同じようにワクワクドキドキしながら読んでいたりするのです。

今日もRSSリーダーに、助ぶ六゛の新着記事のお知らせが届きました。
ははん、レオがまたまたおバカな記事を書いたな。
さっそくサイトを開いて、記事を読み始めました。



その時、歴史が動いた!

なんと、画面をちょっとスクロールさせたところで、画面上部の女の子のスカートの裾が隠れてしまって、なんだかとってもいい感じになったのです。



なんだかとってもいい感じ。

下にいる虎がうらやましいです。