助ぶ六゛

楽しかったこと、おいしかったもの、忘れられないこと

僕のオレンジなデイズ

2006年04月06日 | 助六のつれづれ
今日4月6日は全国各地で入学式が催されたようですね。

僕も行ってきました。
入学式に。

いまはほぼ10年ぶりの学生の身分です。

大きな講堂で来賓の講話を聞いたり、研修生代表が答辞を述べたり(さすがに君が代を歌わされたりはしなかったですが)、中庭にある桜の木の前で集合写真を撮ったりしていると、なんだか時間が逆回りしたかのような不思議な感覚にとらわれてきます。

カフェテリアでランチをとって、その後オリエンテーションがあって、研修生活の心構えについての講話があって。
班に分けられて、自己紹介をして、ロッカーをあてがわれて。
鬼のように分厚い教科書を10冊以上も配られて、学生の本分を思い出したりして。
そういうひとつひとつのイベントが、この年になるともう甘酸っぱい懐かしさに包まれた追体験なのでした。

研修1日目が終わると、懇親会。
立食形式で乾杯をし、各地に散った採用同期や、異動になった諸先輩方と久しぶりに近況を報告し合ったりしました。

なんかみんな1年半で立派になっちゃって。

にやにやノスゝメ

2006年04月05日 | 助六のつれづれ
4月の通勤電車ってちょっと独特です。

前年度からのダークスーツのおじさんたちに、まだぱりっとしたスーツに着られた感のあるやや緊張した面持ちのフレッシュマンと、新たな学年への進級の中途でちょっとルーズ感に身を任せている学生の面々とが加わって。
そんな一触即発の混沌の中で、場の空気を読めずに携帯電話で大声で話をしている人なんかがいたりします。

良識ある大人だったら、マナー違反を注意したりするのでしょうけれど、いつ刺すか刺されるかわからないそんな時代。
もうちょっと賢い大人の人はどうしたらいいのでしょうか。

僕のオススメは、「ニヤニヤ笑うこと」です。
できれば車内の全員で。時にはチラ見なんかも織り交ぜて。
軽く開いた手を口許に添えたりするとさらに効果的ですね。
その人の言った言葉をみんなで口パクでリピートなんてできたら最高です。





カーステレオのボリュームを最大にして、未だにユーロビートとかを聴いてる乗用車とすれ違ったときにも、フロントガラスを射抜くようにして「ニヤニヤ笑い」の負のパワーを送り込んであげましょう。

牛もイモもみな腹の中

2006年04月04日 | 助六のおいしかった
今日は帰りがけにBRUTUSを買いました。
フランス料理はなぜ、採点される宿命にあるのか?」って。

詳しい理由などこの僕にはわかりませんが、三つ星フレンチレストランのあの店やこの店が美しい料理の写真とともに紹介されていて、ページを繰るだけでめくるめく甘美な世界に酔いしれることができたのでした。

ところで、ディナーと言えば先週の土曜日。
4月1日付けをもって僕が1年半勤めた部署を異動することを祝して、レオが豪勢なお疲れ様ディナーを作ってくれました。
それならば、と僕はワインを用意。



MONTES ALPHA CABERNET SAUVIGNON 2004
チリのワインは、フルボディのカベルネ・ソーヴィニヨンを選べば、お手頃価格でもそこそこのものが飲めるのでうれしい。



レオ特製「牛スジの赤ワイン煮込み」。
ルクルーゼのおかげもあって、舌の上で自然にほぐれるほどやわらかい。
牛スジは鳥肉と同じくらい安いんだ!とレオはむやみやたらに力説していました。



レオ謹製「ジャガイモのニョッキをクリームソースで」。
パスタと餅の中間にどしんと腰を下ろしたようなどっちつかずな食感と、ジャガイモの甘い香りがセクシーなお料理でした。

どうもごちそうさま。

涙なくして親知らず

2006年04月03日 | レオのつれづれ
実は私、さっきまでポロポロと涙をこぼしておりました。
親知らず抜いたわけです、はい。私のは笑っちゃうくらい(笑えない)大きかった上に、麻酔のかかりが悪くて、40分くらいかけて激痛のなか抜きました。
最後にはつつつー流れてくる涙をとめられず、心の歯をそれはもう精一杯食いしばったのでした。
痛み止めが効いてきた今となっても、あと3本抜かないといけないと思っただけで、また涙がでてくるくらいの痛みでした。

さてさて、歯を抜いたほうの頬は腫れ、しかし、もう片方はすっかりやつれて、非常にアンバランスな表情で歯科医院を後にした私は、ここはなにかになにか美味しいものを食べて元気をだそうと思ったのでした。
抜いた直後は麻酔がまだ効いていて少し余裕があったので、そんなことを思ったわけです。
しかし電車に乗って家路に急ぐうちに、ふたたび激痛が。麻酔が切れてきたんだと思いながら、ふたたびの涙。
肉体的苦痛で泣いたのはけっこうひさしぶりな気がします。なんとか痛め止めをその場で飲み、うんうんと苦しみながら自宅のある駅につきました。
おなかじたいはすいているようですが、そもそもこの口の中に何か入れるということの意味を見失っています。
しかし気を紛らわせるためになんとなくスーパーへ。
するともうあらゆる食べ物が固そうに見えてきました。

Non!
お肉なんてとても噛む勇気はないし、


Non!
普段は噛めば噛むほど美味しさがわかる、大好きなノワレザン(クルミとレーズンの入ったパン)も凶器に見える。


Non!
昨日は助さんと取り合うようにして食べた”揚げ一番”もこわい。


Non!
うどんにコシがあったらどうしよう…。

結局怯えて何も買えず、家で雑炊をつくって食べました。
ほんとはお米が歯のあった穴にはいるのも、こわかったのですが、もうなんかどうでもよくなりまして。

太鼓の黒うさぎ、どんどんど~ん!

2006年04月02日 | 助六のおいしかった
金曜日の送別会で、主任からお餞別にお酒をいただきました。
奄美大島・弥生焼酎醸造所の黒糖焼酎、「太古の黒うさぎ」。



送別会でもいただいたのですが、ロックで飲むと最高。

思えば今の職場ではいろいろと美味しいお酒を覚えさせていただきました。
赤ワインにハマったのは、今の職場に入ってからですし。
北国の日本酒よりも九州の日本酒の方が、魚料理に合うと教わったのも、職場近くのイザカーヤでした。
有楽町のバーで飲んだシングル・モルトやバーボン・ウィスキーも最高でした。

とにかくお酒の機会は非常に多い職場ですから、これからも日々精進していこうと思います。

はじめてのいいとも、はじめてのスポーツクラブ

2006年04月01日 | レオのめんこくなりたい!

昨日は助さんが、生まれてはじめて”笑っていいとも!”に出演してきたので、
負けじと今日は、私が生まれてはじめてのスポーツクラブに行って参りました。
もちろん”めんプロX”(めんこくなりたいプロジェクトエックス)の一環です。
行ったところはアスリエ
ポストに入っていたチラシの1575円の体験チケットを利用しました。
スポーツジムに通ってる余裕はないので、今日一日で満喫するぞおっと鼻荒く向かうと、まあ、なんともていねいなフロントの対応。水着がないので、ジムにしようかなと思ったら、なんとタダで水着を貸してくれるとのこと。わあい!
さて広いロッカールームで水着に着替え、とりあえずプールを覗きにいきました。プールはそれぞれのペースに合わせて泳げるよう、いくつかのコースに分かれているようす。その並びや細かい段差などをしっかり覚えて、ふたたびロッカールームへ。
なんでそんなことしてるかって、私はとおおおおおおっても視力が悪く、コンタクトをとると、世界のあらゆるものの輪郭線がゆるみ、モヤモヤとしたやわらかそうな色彩にすぎなくなってしまうのです。
というわけで、コンタクトをはずしふたたびプールへ。と、ここですんなり向かえばよいものの、途中通りがかったお風呂につかって体を温めようと思ったのがいかんかった。ほえーっとお風呂につかりながらストレッチもしていると、おばちゃんらしき色彩のかたまりがチラチラこちらを見ているような気配がします。ちょっとストレッチのポーズが大胆だったかしら…と思っていたら、別のおばちゃんが
「あんた、水着でお風呂はいっちゃだめなのよ」
ひゃあっっっと思わず声をあげて、ひたすら謝りながら逃げるようにプールへ。
そうだよなあ、よく考えたらそれって常識。。。
気を取り直して、プールにはいり、スイースイーと泳ぎだしました。25mを2回往復したところで、今度は監視のお兄ちゃんが
「お客様!こちらではスイミングキャップをつけていただく決まりになっております」
うおっっっと思わず声をあげて、謝りながらプールから飛び出し、お兄さんと話を続けると、キャップも貸し出しているとのこと。ついでにゴーグルも借りることにして、フロントから届けてもらう。
最初に貸してくれるのかなあと思いつつ言い出せなかった私。
そうだよねえ、私もすごく泳ぎにくかったし、それって常識。。。
そして完全体になった私は、また誰に声をかけられるかビクビクしながら泳ぎ続けたのでした。
いやあ、それにしてもひさしぶりの水泳はかなりよかった。水のなかを進んでいるとなんだかすごく内省的になるような、しかし体を動かすことに集中していて無心なかんじにもなっているような不思議な状態になります。
喉がカラカラになったところで一休みするため、水からあがったとたん疲労感におそわれオヨヨとなる。そういえば高校生の時、水泳のあった日の午後はやたら疲れて眠たかったっけ。
まあ、そんなかんじで一時間弱泳ぎましたとさ。。
そのあとは今度こそ一糸まとわぬ姿でおふろにつかり、しっかり体の水分をふきとってロッカールームへ。
マナーが身に付いてきましたよお、あたいにも。
すると若い奥様グループが着替えながら、近くにある美味しい中華料理のお店の話に花を咲かせていた。
「それがこってりしておいしいのよお」
「ええっやめてえ、もう担々麺には目がないのよお」
「そこのマーボ茄子もいけるらしいわよ」
「だめえ、もうマーボ茄子なんてツルツル食べれちゃって太っちゃうわあ」
いやあ、トレーニング後ってお腹すくもんね。それにしてもツルツルって…。

さて、最後に「入会勧誘」をなんとかくぐり抜けるぞっと気合いをいれて、フロントに向かうと、あっけにとられるくらいシンプルで簡潔な説明を受け、終了。。。以前に行ったエステ(これも体験チケット使用)の勧誘はかなり長かったので、かえってこれは好印象です。
いつか通ってみたいなあ。でもしばらくは時間ができたときに市民プールに行くとします。

ちなみに(ちなんでない!)、笑っていいとも!に出演したい方はこちらへ。4月2日までです。