助ぶ六゛

楽しかったこと、おいしかったもの、忘れられないこと

どろろ公開!

2007年01月28日 | レオのここ行った
レオです。すっかり御無沙汰してしまいましたが、元気にしています。はい、納豆も大好きですし、結婚もします。朝晩の有酸素運動を心がけています。最近気に入った場所はサザンテラスの紀伊国屋書店。

さてさて昨日は映画どろろの公開初日でした。
妻夫木、柴咲、ミスチルというオレンジデイズな組み合わせ(後に瑛太もでていることに気づく)に、以前から助さんとともに興味津々。
それに原作どろろは、我らフットサルチーム”ブラックキャット”のキーパー”ちょびヒゲK”くんが絶賛していた作品。
300円割引券も手に入ったので、劇場に観に行くことにしてました。
ですが、この手の映画(原作がすばらしい、妖怪もの、CG多用、主演が人気者…)はコケやすいことも確かです。
えーい、悪い噂を聞いて気分がそがれる前に自分たちで観てやれ!というわけで公開初日に行って参りました。
あわよくば、結婚式の演出の参考にもしたいところ。


いやあ、笑った笑った。笑いで体が震えてばかりでした。
なんていうかな、私のなかで浮かんだ絵として、スタッフみんながいろいろアイデアを出し合って
全部採用!!!
というかんじ。
でもね、批判したいわけじゃないです。行ってよかったです。劇場まで行って観ることはないっていうのも、まっとうな意見かもしれないけど、劇場で観てこそ「20億円かけてなにやってるんだ~」というつっこみを、笑いながら全身でいれられる気がします。観終わったあと、近くのラーメン屋さんで担々麺をすすりながら、すけさんとつっこみをいれまくって楽しみました。

最後に、原田芳雄って良い俳優さんですね。「博士の愛した数式」を借りようと思いました。
あと、どろろも原作読もっと。

ひまわり三昧、そして温泉での疑問

2006年08月11日 | レオのここ行った
おととい、「夏だから連れて行きたいとこがある」という助さんとドライブに繰り出しました。
場所は秘密のまま、車に乗せられます。
前もって借りておいたスピッツとミスチルのCDをセットしていざ出発!
この歌詞がぐっとくるよねえとひつこく語る私、曲に合わせてほとんどの歌詞を間違えながらキモチよさそうに唄う助さん、なんとも自由な空気が充満した車はぐんぐんと進みます。
どれくらい走ったでしょうか、車が中央高速を降りました。場所は須玉IC。どうやら山梨に連れてこられたようです。てっきり海に連れて行かれると思っていた私はびっくり。こんな山のほうに夏ならではのところがあるものなのかしら?とどきどきしていると、なんだかひまわりの花がたくさん見えてきました。そう、そのひまわり畑こそが今回の目的地だったのです。
さっそく車を降りて散策。その途中「おはな、いちまんくらいある?」と聞くちいさな子に「そうだな、一万くらいはあるな」とお父さんらしきひとが答えていたけれど、本当の数は
29万本!
みんな太陽のほうを向いて輝くように咲き誇り、風に揺れています。
これだけの花からとれる種の量を想像をすると、リスのほっぺたがもつかどうかも案じられます。




すっかり感激する私に助さんが口を滑らしました。
「ここ、”いま、会いにいきます”のロケ地なんだよ」


なぬっ!?またもや竹内結子好きな助さんにはめられたのか?!と思いましたが、本人曰く、それより前に来た事があったとのこと。まあ、きれいだからどっちでもいいけど、いまあいごっこはやらないわよ、と心に決めます。

ひまわりの花に見とれたり、そこに群がるハチを観察したりしながら畑のなかを歩いていくと、みんな太陽のほうを見ているのに、ポツンポツンと太陽に背を向けているハードボイルドな花を発見。

(今回は特別にライオンもひまわりバージョン♪)

リアルフラワーロックも撮影して大満足。


ひまわりにたっぷり元気をもらった私たちは、お弁当を食べて近くにある温泉へ。
私が湯船にぼおっと浸かっていると、お母さんに連れられた3、4歳くらいの姉弟が。お湯が熱いと泣きべそをかいたり、ジャグジーの泡に翻弄されて楽しそうにしたりしていました。夏らしい暑い日だったので、私もそんなに長く入らずあがって服を着ていると、今度は小学校4、5年くらいの男の子を連れたお母さんが入ってきました。男の子はスルッと服を脱ぎ捨てて湯船に嬉しそうに入っていったのですが、ちょうど同じタイミングで入ってきたべつの親子連れの女の子も同じ年頃みたいで、少しとまどっていました。
確かに同い歳の子だったらちょっと照れちゃうよなあ。いったい何歳まで男の子は女湯に入っていいものなのかなあ。っていうか、一人で入れないうちは、やっぱり心配だからお母さんと一緒だよな、とか一通り考えてから、お風呂上がりのコーヒー牛乳をグビッと飲みましたとさ。


札幌旅行記(番外編)

2006年06月20日 | レオのここ行った


前々から書いてるのですが、助さんのお友達みのるさん(仮)の結婚式に招待していただいて、5月末に北海道に行ってきました。ちょうど半日くらい自由行動できる時間があったので、札幌から一時間くらいで行けるモエレ沼公園に行ってきました。ここは札幌市環状緑化計画の一環として、芸術家イサム・ノグチが設計し、2005年に完成した緑多き公園です。ちなみに”モエレ”とはアイヌ語のモイレベツ(静かな水面・ゆったり流れる)からきています。

さてその日、公園に一番近いバス停で降りた私たちに降り注いだのは、ただひたすらの冷たく横なぐりの雨。。。傘の意味もすっかり吹き飛ばされながら、とにかく公園内に入っていきました。ふだんはもっと人々の憩いの場所になっているようですが、その日は悪天候のためひとはほとんどいません。
やばいことになったな…これは早めに切り上げてどこか別のとこで過ごすしかないか…
などと実は内心しょげていた私。とにかく寒くて冷たくて泣きそうになって、いや、泣いてましたけど、すぐに見えてきたガラスのピラミッドに逃げ込むように入りました。



ガラスのピラミッド内は自然光がたっぷりはいりシャープな格子も美しくて、とても心地いい空間でした。最上階にはイサム・ノグチギャラリーがあり、この公園ができるまでの経緯、イサム・ノグチの思いなどがまとめられたビデオをゆっくりと見ました。そこで、いかにこの公園が志の高い、創意に満ちた美しい場所かを知ることとなりました。
ビデオを見終わった私達はふたたび雨降りしきる外へ。雨がすぐに体を冷やしていくのがわかったし、晴れの日ほどこの公園を楽しむことはできないだろうとも感じつつ、とりあえず歩き出しました。そこに見えたのがカラマツの林。それが、宮澤賢治の「虔十公園林」にでてくる林みたいに見えました(話のなかでは杉なんですけど)。イサム(そう呼ばせて!)の志を知った上、なんだか親しげなその林に入って、まんまとテンションのあがった私。



(傘ってなにさっ!なんなのさっ!)

でももっとも二人を盛り上げたのはプレイマウンテン(遊び山)でした。高さ30mのその山は部分的に階段状になっていて、頂上まで登れるようになっています。その頂上にいる自分の写真がお互いほしくて、一人ずつ交互に登りポーズをとって超満足。心底遊ばせてもらいました。


頂上に登って公園全体を見渡したとき、私は思いました。
イサムは1988年84歳の時にこの公園の設計をしたそうです(そしてその歳に亡くなっているので完成は見られませんでした)彼がはじめて公園予定地に訪れたとき、そこはまだゴミ処理場として機能していました。ゴミの散乱したおそらく荒涼としただだっ広いその場所を前に、こんなプランを夢見られたこと。そしてそのとき願ったとおりに、こうして実際にひとを心から楽しませていること。それは本当に凄いことだと。

バスの時間もあって公園すべてをまわることはできなかったけれど、絶対また行こうと二人で決めています。
今でも遊び山にのぼったときのことを思うと、なんとも強い気持ちになります。イサム・ノグチっていうひとの情熱を肌で感じられたこと、風邪・発熱間違いなしの状況で助さんと一緒に頭ん中真っ白にして遊べたこと、それらが思い出というにはまだあまりにホクホクとしていて、私の毎日を温めてくれるのです。

早朝京都についたなら。

2006年04月27日 | レオのここ行った
さてさて私の乗ったバスは、どこかで事故があったせいで交通規制がかかり、予定よりも一時間半遅い朝の七時半に京都駅に着きました。もっと早朝に着くとひとけもなく、あたりもまだ薄暗くて独特の神妙な気持ちになるのですが、今回はもう世の中が回りだしてるなかでの到着だったのでそれはなくて少し残念。
それにしても京都駅には七、八時からモーニングをやっている店が多いので助かります。サブウェイでさくっと新発売のエビアボガトサンドを食べ、事前に探しておいた京都タワーの地下にある銭湯へ。

ここがまあなんともレトロなつくりで、なかなか味わい深くてよかったです。そこの熱めのお湯でピッカリ目を覚ましてから、ほんとは歩いてすぐの東本願寺にある広々とした畳でヨガをやる予定だったのですが、時間的に無理になり断念。でもここのお寺は拝観料はなく広くて過ごしやすいのでおすすめですよ。
そして烏丸御池のカフェで仕事の打ち合わせが済み、時間があったので、京都国立博物館へ大絵巻物展を見に行くことに。なんか歩けそうな距離なのでガツガツ歩いていたら結局半迷子になり、気付けば竜の天井画で有名な建仁寺の前に。迷ったすえにこれもなにかの縁だと思いはいることにしました。




この日はとても天気がよく、庭の苔や青葉の瑞々しい黄緑色がとても眩しかったです。中庭の光がきれい当たった白い椿の木をポケッと眺めていたら、私のなかのよからぬものが平常のワニくらいの速度で体の外にでていき、今度はよきものが鯨の水面から体を浮き上がらせるくらいの速度で沸いてくるのがわかりました。いやあ、立ち寄ってほんとによかったです。
そんなこんなで絵巻物展は体力の限界と背中合わせで見て回り、予定通りわがふるさと名古屋に向かったのでした。
果たして私って今何キロなんだあ?!



いざ京都へ

2006年04月24日 | レオのここ行った
今から深夜バスで埼玉県をでて京都にゆきます。よりにもよって雨が降っていて知人へのお土産のお菓子の紙袋にクリーニングのビニールを焦ってかぶせてきた始末。それにしても、あれやこれやと詰めたら、大した日にちでもないのにラフマのリュックがパンパンです。
観光はほとんどできなそうですが、はたして計るだけダイエットを始めて以来の計れない日々をどう過ごすのか、乞うご期待。

日帰り奥多摩旅行  雪がふるふるのめこい湯の巻

2006年03月05日 | レオのここ行った
美味しいラーメンでお腹を満たした私たちが向かったのはのめこい湯。最初に行った小河内ダムの展望塔のなかでここの写真パネルが貼ってあって、なかなかよさそうだったので、行ってみる事にしたのです。クネクネとした山道を10分か20分くらい進み、到着。
広くてきれいなところで期待がふくらみます。入り口で助さんとわかれ、脱衣場でいそいそと服を脱いでいると、常連さんらしきひとが「あら、今日はすいてていいわねえ」と話しているのを小耳のはさみました。助さんが有休をとってくれたおかげで土日をさけて来られたことに改めて感謝。どこでもそうかもしれませんが、混んでいるか混んでいないかで、ずいぶん印象がちがうものです。
何事にものぼせやすいレオは、かけ湯をしたらすぐに露天風呂に向かいました。降る雪で頭を冷やしておけば、長くお湯につかっていられますから。お湯は41度。ちょうどよいかんじです。ふと男湯のあるほうに目をやると塀には「のぞきは犯罪です」という大きな看板。女の人も覗くのかな?とはじめ思いましたが、ここは和風風呂とローマ風風呂の2種類あって、日によって男女入れ替えているので、どちらにもこの看板は必要なのでしょう。
ある程度体が温まり、ふと助さんも露天風呂にいるかなと思い、ほかにひとがいないのをいいことに、行きの車のなかで歌った「my funny Valentine」を口笛で一生懸命吹いていたら、一気にのぼせてしまいました。しばし近くにあったベンチに座り、素っ裸で休憩。全身に細かな雪が降り、
これ まじ きもちい。
すっかりクセになり、お湯につかって体を温めたら雪を浴びるというのを繰り返していました。
”私たちは夏にだけ羽ばく妖精よ”と憂いているヌーディストビーチの常連さんたちに、ゼひこの楽しみをお伝えしたいと思います。
さて、すっかり茹であがってお肌もモチモチした私達は(この温泉の名前である「のめこい」とは「すべすべ、つるつる」といった意味なのです)、定番のコーヒー牛乳などを飲みながらしばらく休み、建物を出ました。
するとあたりはすっかり雪景色。

併設していたお土産屋を覗いてみると、信玄餅がおいてあります。私はよく知らなかったのですが、信玄餅は山梨のお菓子。そう、私達は知らないうちに山梨県にはいっていたのでした。
助六曰く、きなこをこぼさずに食べるのはもはや不可能という信玄餅にも心惹かれつつも、私はドレッシングにぴったりのぶどう酢(ワインビネガー)とぶどう油(グレープシードオイル)のセットとキュウリのお漬け物を、助さんはワインを買いました。

うちに着いた頃はすっかり真っ暗。
二人ともおなかがすいていたので、カレーとサラダをさくっと作って食べました。
サラダはお土産に買ったお酢とオイルを使い、塩と胡椒でシンプルに味付け。




盛りだくさんの今回の奥多摩旅行のおかげで、久しぶりに心も頭も体も休められて、新たなやる気が湧いてきました。
次回来る時は、またお互い頑張って一山越えた頃かな。
その時を楽しみにしてがんばろー!


日帰り奥多摩旅行  のんきやラーメンで満腹の巻

2006年03月05日 | レオのここ行った
さて、小河内ダムを後にして、次に助さんが連れていってくれたのはのんきや。以前そこで食べたラーメンが美味しかったとのこと。
席につくとさっそく、私はチャーシューめん、助さんは味噌のチャーシューめんを注文しました。
店があるのはまさに奥多摩湖の湖畔で、窓からはダムをふくめた湖の穏やかな風景がのぞめます。ちらちらと降り始めていた雪はだんだん吹雪きめいてきて、そんなようすをぼけっと眺めているとラーメン登場

麺は手打ち麺で、全体的には細めですが、太いのも混ざっていて、独特の食感。コシがあって、麺自体がなんだかとても美味しいのです。スープはダシ(豚骨)がしっかりしていて、しょっぱくなく優しい味わい。たっぷりのったチャーシューは柔らかくって口のなかでとろけます。
ひとが気に入っている場所や店に連れて行ってもらうのは、ふたりで一緒に新しいところに赴くのとはまたちがった喜びがあるものです。助さんが以前一人で来たときのようすを少し想像しながら、地に足がしっかりついた美味しくて、ほっとする一杯を堪能しました。

次はいよいよ温泉だ!


日帰り奥多摩旅行  ダムで水滴くんに出会うの巻

2006年03月05日 | レオのここ行った
忙しかった2月が終わり、やっと一息ついた頃、助さんが「温泉でもいこっか?」と言った。
聞けば、奥多摩のほうにいい日帰り湯があるそうな。
「奥多摩ならダムも見られるよ」
えっ!ダム?!
そうだ、以前にどこか行きたいとこある?って聞かれて、ダムって答えたら、なんとなく話がそらされたままだったんだ。
でも助さん、覚えてくれてたんだね。
というわけで、この週末助さんに運転してもらい、奥多摩に行って参りました。

10時過ぎにうちをでて、車を走らせると、みるみるうちに景色が変わっていきます。店一軒あたりの敷地面積がどんどん大きくなっていき、そのうち、冬らしい色合いの山々が視界にはいってきました。ふと下のほうを眺めれば多摩川が流れています。
そして12時過ぎには奥多摩湖に到着。そこにあるのは東京都民の大事な水源、小河内ダム(ダムマニアさんのページがリンクしてあります。ダムを上手に撮った写真がたくさんあって感心)。
ダムを見るとテンションのあがるダムっ娘レオは、車から降りると、ヒーヒー言いながらダムに駆け寄りました。でも、その日の貯水量はそれほど多くなく、放流もされていなかったので、パッと見たところそのダムにはドラマチックな要素はほとんどありません。とはいえ、雪がちらつく寒いなかいろいろと仕組みを眺め、ダムを背景に写真をいっぱい撮って心を満たし、さて行こうかという段になって、助さんが入り口でこんな立て看板を見つけました。

体が芯から冷えだしていた私は、正直車に早く帰りたかったのですが、
「水滴くんに誘われたらしょうがないよ」
というよくわからない助さんの言い分にうなずき、一度通った道を戻り440M先の展望塔に向かいました。

これが展望塔。
本当に眺めはすばらしいのか、ちょっと疑ってしまう外観…。


でも、行って良かった!ダムの律儀なつくりと自然の壮大さが織りなすなんとも興味深い眺めが見られました。
ちなみに左にあるのは東京電力の発電所。
また、展望塔内にはダムの歴史や仕組みを案内するパネルが展示してあります。

あっ水滴くん!!!
なんと浮き輪にのっています。そう、ダム営業部長である水滴くんは、他の水と馴染むわけにはいかないのです。他にもヘルメットをかぶる水滴くん、作業用のダウンベストを着こなす水滴くんもいて、助さんも嬉しそう。

ほかに奥多摩地方に生息する動物を地図で紹介したこんなパネルもありました。
なんか、子イノシシが母イノシシのおしりを嗅いでるみたいでかわいいですね。

こうして、十二分に楽しんだ私たちは、水滴くんに別れを告げ、ダムをあとにしたのでした。
次はお昼ご飯だ!