助ぶ六゛

楽しかったこと、おいしかったもの、忘れられないこと

ひつじ食い

2006年09月24日 | 助六のおいしかった
今日は前々から行きたかったジンギスカンのお店、ひつじぐらに念願かなって行ってまいりました。
レオの仕事が一段落ついて、10月からのイベントの壮行会も兼ねてのお食事です。

「ひつじぐら」は、東京ジンギスカン倶楽部がプロデュースする、ジンギスカン・羊肉のお店。
ほぼ日」などでも何度か紹介されていたので、ご存知の方もいるのではないでしょうか。

さて、「ひつじぐら」に行くことが決まったのが昨日の深夜。
果たして予約が取れるのでしょうか。
しかも、ほぼ日で更新されている「気まぐれカメら」で、たまたま昨日の深夜、糸井夫妻が同店を訪れていることが判明。
これはちょっと混みそうかな……といった感じだったのですが。

電話をかけてみると、あっさり予約オッケー。
日曜日ということと、開店同時の5時半ということで大丈夫だったようです。

ということで、地下鉄の市ヶ谷駅から歩いてすぐ。



ひつじぐらに着きました。
一番奥のテーブルに通されます。
今回本格的なジンギスカン屋は初めてということで、数あるコースの中から、「ジンギスカン三昧コース」を選択。
僕はワイン、レオはライチサワーを頼みます。



まずは羊のベーコンと新鮮野菜のサラダ。
この前菜で、われわれとひつじとの最初の出会いを無理なくリードしていきます。



次はマトンの盛り合わせ。
ここからマトンの生肉の世界が始まります。



マトンの上肉盛り合わせ。
霜降りが美しく、そして柔らかい。



マトンロール肉です。
ここは一転、冷凍ワールド。
熱々の鉄板の上で、凍った羊肉が溶けていく様子もまた楽し。



お鍋を交換して、味付け肉。
甘辛のタレが、やみつきになりそうです。



〆のうどん。
味付け肉のタレをかけて、焼きうどん風に仕上げます。
お腹いっぱいだー。



デザートは羊乳のアイスクリーム。
コクがあって、舌をクールダウンさせてくれます。

そんなわけで、久しぶりにうまいと思ったお食事でした。
余談ですが、家について「ほぼ日」を確認すると、樋口可南子が座っていた席はまさに我々が座った奥のテーブル席!
もし深夜糸井夫妻が帰った後、誰もあの席に座っていなかったら、我々は夫妻の直後にテーブルを使ったことになりますね。
もしそうだったら、感激だー!!
レオなんかは、「間接ヒップだ」「やっぱり美人は同じ席に通されるのね~」なんて言っていますが、


【ひつじぐらのロゴマークを真似るレオ】

やっぱり樋口可南子への道は遠いんじゃないかな。

3度の飯よりサンドの飯が好き

2006年09月19日 | 助六のおいしかった
下でレオさんが「つきあう人の条件」なんて高尚なお題目を述べておりますので、不肖助六も自分なりに見つけ出した「つきあう人の条件」を述べさせていただきたいと思います。

コホン。
僕の場合、相手に求めるのは「ココが同じであって欲しい!」3つの条件です。

1 歩く速度
2 笑いのツボ
3 味の好み


これだけ。
でもこの3つが一緒なら、とりあえず大きな意見の食い違いもなく、一生涯を過ごせるかなという必要最小限です。

で、レオと助六が「3 味の好み」について一緒だという象徴的なエピソードをひとつ。

それは、先月末の名古屋に行くときのことでした。
行きの新幹線はかなり早いので、朝食を車内で取ろうということに。
しかも、何故かはわからないけれども、食べるのはサンドイッチと予め指定しました。

すると……



特に打ち合わせたわけでもないのに、よく似た「シャキシャキレタスサンド」がふたつ。
片方は僕がセブンイレブンで買った「シャキシャキレタスサンド」で、もう一方はレオがファミリーマートで買った「シャキシャキレタスサンド」です。
もう、なんというか、うり二つです。
パッケージのデザインだけでなく、レタスの他にハムとチーズがサンドされている点も、価格が消費税込み210円であるところも同じです。

もう企業倫理とか吹っ飛んでます。

このように、味の好みが一緒だと、何かを食べるときに互いの利害関係がぶつかって喧嘩になることを避けられる反面、期せずして同じものを注文してしまうので、いろんな料理を楽しめないというデメリットもあるのです。
みなさんも、この点にはよく注意をして、つきあう相手を選びましょうね。


おまけ……



次の日の朝食に食べたモスバーガーの「味噌カツライスバーガー」です。
何でも東海地方の限定品らしいです。
サンドつながりということで。

ガクガクするのはお嫌いですか?

2006年09月19日 | 今日の長いもの


先日、大学1年の時から10年ちかく使っていた目覚まし時計が、静かにその一生を終えました。
ってか静かすぎて遅刻しそうになりました。
携帯のほかにうちには時計はないので、それから新しい時計を買うまで、すごおく不便でした。
満を期して買いにいったのは、まずは激安の殿堂ドンキホーテ。
「あたし、ごくごく普通のでいいの、電子音ならなんでもいいわ」
と言いながら助さんと品選びをします。
さっそく助さんがすすめてきたのはカトちゃん目覚まし時計
      

普通のがいいんじゃ~~!!!

結局ドンキでは気に入ったのがなくて、ビックカメラに向かいました。
ドンキとはちがう品質の一段上の品揃えに嬉しくなりながら、
ふたたびの吟味。

「これのスヌーズ機能の大きくなる度合いがいい」
「この電子音は張りがあって美しい」
「遅刻防止のため、10分早めて使うから電波時計はだめ」
「文字盤がダサイ」
「奥行きのボリュームがありすきて、棚におけない」
「後ろのねじがまわしにくい」
とくにこだわりのなかったはずが、ここにきて溢れ出す主義主張。
助さんは途中であきれて近くの腕時計を見に行ってしまいました。

すごく話とびますけどね、私のつき合うひとの条件はただひとつでした。
私の膝をガクガクさせる笑いのセンス
(大きな文字にするほどのこっちゃないわ)
助さんには「それだけ~?」と呆れられますけどね、
私なりの人生経験を経て、悟りをひらくようにそこに至ったのでした。
ある明け方、夜の虫たちが活動を終え、目覚めた鳥たちが飛び立つまでの
”青の時間”と呼ばれるときに、
そう思い至ったのです、「必要なのは笑いだ」って。

とはいえ、今回の時計のようにじつは108個くらい条件が
あったのじゃろうね…。




さてさて、結局選んだ時計はコレ。
謙虚でありながら、張りのある電子音が、
寝起きの悪い私を根気よく起こしてくれます。
前の時計にはありがとう。
この時計には末永くよろしくってことで、
「今日の長いものカテゴリー」に入れましたよ。

暗くなった後で白くて辛いもの

2006年09月18日 | 助六のおいしかった
レオがペンキ塗りで忙しいので、3連休はどこにでかけるということもなく、家にじっとしていました。
おかげで、村上春樹最新刊の文庫「アフターダーク」を一日で読了。
今回読んでいて気に入ったのは、ハワイの無人島の三兄弟の話と、高橋が刑事裁判という制度について語るところと、エリが小学2年生で強くなろうと決めたというところ。
小学校2年生で、突然襲ってきた圧倒的な恐怖のせいで、大人になることを余儀なくされたのって、切ないなあ。
その後の人生がそこで決定されてしまうんだものね。

そんなこんなで、夕飯は新発売のハウス北海道ホワイトカレー



お味のほうは、普通にクリームシチューにカレー粉を混ぜ込んだような予定調和な味。
でも、けっこうおいしくておかわりしてしまったんだな。
今度はサフランライスでも挑戦してみたいです。

午後のうれしいお届けもの

2006年09月16日 | レオのおいしかった
今日は朝からペンキ塗り。
いつも手を汚しまくるので、今回は軍手着用。しかし、おもわぬトラブルが起こり、思わず軍手を脱ぎ捨てて対処。
結局今回もペンキだらけの手になってしまいました。はあ…。


ペンキだらけになるとなにが困るって、外出できなくなるんですね。こんな手で歩いてるとしっかり怪しまれます。だのに、それなのに、私を襲った”おやつ食べたい”という欲求。でもうちには買い置きがありませぬ。専用シンナーを使えば落とせないことはないですが、まだもう一層塗らないといけないし、ちょっとめんどくさくて買いにいけません。でも食べなかったら動けない(動けます)。
そんなことで悶々としていた昼下がり、
「お届けものでーす!」
という声とともに救世主があらわれました。
私のペンキまみれの手(乾いてます)に
「お忙しいところすいません」
と謝ってくれた優しい郵便局のおっちゃんから受け取った小包は、
助さんの北海道のお友達からのもの。
いったいなんなのか予想もつかずに開けると



きゃあ!
わかさいも本舗の敬老の日のお菓子セットです!なんとタイムリーなお届けもの!そういえば去年助さんがもらったと言っていました。この前3人で遊んだので、今年から私のところに送ってくれたようなのです!!!私はこみあげるよだれを必死で押しとどめつつ、助さんに電話。
(私は陰でそのお友達のことを”わかさいも”と呼んでいます)
すけさん、わかさいもからお菓子セットきたよ!

「ああ、よかったね」

ちょっと食べても良いかな?

「え、それ聞くのに電話してきたの?」

だって、わかさいもは二人で食べてねってことでうちに送ってくれたんだと思うもの

「…」

も、もしかして助さんのとこにも届いてるの?

というわけで、そのお友達は助さんにも私にも送ってくれていたのです。平成の天使は北海道にいたのですね。
かくして、私は躊躇することなく、大好きな”花小雪””ふろまーるパイ”から手をつけて、大満足で再びペンキ塗りに向かったのでした。
これからは彼のことを、”わたしのあしながいもおじさん”と呼びたいと思います。

3度の飯より3度の飯が好き

2006年09月11日 | 助六のおいしかった
さて、先月末。
夏休み最後の旅行ということで、名古屋に行ってきました。
ナゴヤはレオの生まれ故郷。

お昼から午後にかけて用事を済まし、栄にあるホテルにチェックイン。
夜は、レオがおいしい「ひつまぶし」の店に案内してくれると言います。

銀座と新宿を足して2で割ったような繁華街、栄の大通りにその店はありました。

うなぎ・和食「しら河」

ふたりとも上ひつまぶしを注文します。



お供に冷酒をチョイス。
おひつを開けると、中からはほわほわとしたうなぎが……。



ほうわっほうわっほうわっ!!

さてさて、この「ひつまぶし」には決まった食べ方があるらしいのです。
ウィキペディアによると、
ひつまぶしの楽しみ方は、以下の手順による「1回で3度おいしい」食べ方にある。

1人前は小さな「お櫃」に茶碗3杯分入ってくる。ご飯の上に刻んだ鰻が載ったまま出されるのでこれを用意されている杓子でかき混ぜる
最初はこれをそのまま茶碗に一杯取り、そのまま食べる
次はおかわりの様に2杯目を取り、葱・山葵等の薬味を載せ、味の変化を楽しみながら食べる
3杯目は2杯目の様にしたものに、お茶(煎茶)もしくはだし汁をかけ、さっぱりとお茶漬けのように食べる
(3杯目のお茶・だし汁は、その店ごとにどちらが出るかは異なる)
ということなのである。

せっかくなのでお作法にしたがって食べることにしました♪

1杯目……



おひつの中でうなぎをよくほぐして、これをそのままいただく。

2杯目……



薬味をたっぷりと乗せ、味の変化を楽しむ。

3杯目……



だし汁をかけて、お茶漬け風にさらさらといただく。

もともとが濃いめのお味の食べ物ですから、こうやって食べることによって、舌が飽きてしまうことを防いでいるのですね。
それにしても3杯が3杯とも、とてもおいしかったです。
今度また名古屋に行ったときには、足を伸ばしてみようと思います。

しゃっちょこばって

2006年09月04日 | 助六のここ行った
8月最後の日曜日。
いままで新幹線で通過するだけだった、とある街に行ってきました。

その街では、



こんなポスターや、



こんなポスターが街中の至る所に貼られています。

果たしてどこの街なのでしょうか。
次回、「助六、3度の飯より3度の飯が好き」の巻。
絶対読んでくれよな!