さて、公演当日のお話。
文化祭では5クラスが、それぞれの出し物をするのですが、僕の所属するクラスの出番は一番最初。
開会前には更衣室でユニフォームに着替え、中庭に集合しました。
キャプテンの最後のひとこと。
「ここまできたら、あとはとにかく楽しんでいきましょう」
円陣を組みます。
![]()
(イメージ)
キャプテン
レッツゴー!
みんな
チアーズ!!
体育館に入場すると、すでに多くの研修生が席に着いています。
我々も席に着き、開会を待ちます。
開会の辞。そして、われわれの出番がやってきました。
前にも言ったかもしれませんが、僕のクラスは「漫才」「チアダンス」「合唱」の3つの演目を行います。
まずは「漫才」。
大阪出身の漫才コンビ(クラスメイト)が、観客席を沸かせます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/22/25bd8e7ca7f8216b0389aca796727e14.jpg)
(イメージ)
イケる!
おかげで後がとても出やすくなりました。
いったん照明が暗くなり、1パートの女の子たちがステージに上がります。
僕たちは舞台袖で待機します。
MICKEYの音楽が流れ出します。
照明が明るくなり、女の子たちが立ち上がります。
完璧にそろった1パートの演技。
そして、高度な2パートのメンバーが舞台に出ていきます。
2パートのダンスが終わると、われわれ3パートの男子チームが出て行きます。
もちろん、欽ちゃん走りで。
そして3パートが終わると、後方から女子チームが合流して、
ラインダンス。
そして続けざまに、
ウェーブ。
観客席から「おおっ!」という喚声がわき起こります。
最後には全員が舞台の上と下に登場して、
集合ダンス。
締めに足上げを8回繰り返して、MICKEYの音楽終了と同時に両手を大きく上に広げ、
ポンポンを上に放り投げます。
同時に照明が落ちます。
拍手がわき起こります。
すべてが、いま、終わりました。
……いや、まだ終わりじゃない。
今度は、舞台の下に降り、合唱チームの応援です。
合唱チームはレミオロメンの「3月9日」を唄いました。
我々は、指揮者が登場するときの拍手で盛り上げます。
合唱が始まります。
流れる季節の真ん中で
ふと日の長さを感じます
せわしく過ぎる日々の中に
私とあなたで夢を描く
・・・・・
新たな世界の入り口に立ち
気づいたことは ひとりじゃないってこと
瞳を閉じればあなたが
まぶたの裏にいることで
どれほど強くなれたでしょう
あなたにとって私も そうでありたい
すごく聞き取りやすい日本語で、ていねいにハーモニーを紡いでいきます。
再び、拍手。
教官が両手でVサインをしています。
すべての出し物が終わりました。
*****
公演終了後。場所は再び中庭。
力を合わせて大きなことを成し遂げた我々の、記念撮影会が始まっていました。
ファインダーに収まる、みんなの笑顔が、日も暮れかけた校舎の影で、とても輝いていたのが印象的でした。
続いてキャプテンを、みんなで胴上げ。
出る種目がなくて、いやいやダンスを始めたメンバーも、「すごい充実感だ」といって喜んでいます。
「来年もぜったいまたやろう。てゆうか、明日からまたやろう」と興奮気味に話すメンバーもいます。
「チアの演技をみていたら、来年は自分もチアをやりたい」と言っている友達もいます。
たった2週間のチャレンジだったけれども、これほど大きな収穫を得られて、僕たちはみんな大満足でした。
この宴は、その後も2次会、3次会へと続いていくのでした(笑)
というわけで、「助六のダンドリ。」は今年はこれでおしまいです。
また来年やることになったら、大変ですが毎日記事を書こうと思っています。
読者の皆様には最後まで応援してくれて、ありがとうございました。
(追伸)
↑これが当日の衣装でした。