助ぶ六゛

楽しかったこと、おいしかったもの、忘れられないこと

続・黄金のかっぱ

2005年10月31日 | レオのつれづれ
助さんの書いていたとおり、黄金のかっぱに尻子玉をとられそうになったレオです。あの時は本当にこわかったです。

でも正直に言うと、レオはかっぱのお皿がどうしてもほしくて、お尻で引き寄せればスキを狙ってお皿を奪うことも可能なはずだと思い、助さんが食品サンプルにかぶりついて見ている間に、そっと戻ったのでした。

かっぱさんかっぱさん、お尻です、どうぞ。
「………」

最初は、なにかの罠だと思って銅像のふりを続けるかっぱに、レオはこわい気持ちをおさえながらお尻を向け続けたのでした。
そうすると、、やはりそこはかっぱ。たまらなくなったようで、近づいてきました。
「おお、ひさしぶりの尻子玉なんだな…」

しかし、レオが覚えているのはそこまで。この後突然の白い光に包まれて、気づいたときには心配そうに覗き込む助さんの腕の中でした。
「レオ、どうして勝手にかっぱのとこになんか行ったんだ。あんなに危険だって言ったのに」
どしても、あのお皿がほしくって…心配かけてごめんなさい。
「本当にその欲望が命とりだよ。でも無事でよかった。レオは尻子玉を失っても、あんまり変わらないみたいだね。」
うん、なんか腑抜けになった実感がないよ。

と、その時は何事もなかったかのように終わったのですが…
後日、大変な症状が!

世の中の”しり”ということばがすべて“尻”に見えてしまうのです。
尻アス、尻ーズ、尻カゲル、尻滅裂、尻アル、尻コンバレー、尻つ学校、尻ンダー、ずっ尻どっ尻…

かっぱさん、レオの尻子玉返してください!
尻子玉を7つ集めても、ヒップシェンロンは現れないよ。

現代社会における100tハンマーの必要性

2005年10月31日 | レオのつれづれ


去る10月30日に島根県で、たまごかけごはんシンポジウムなるものが開かれたことは、ニュースなどで知っている人は多いだろう。しかしその日東京都某所で”現代社会における100tハンマーの必要性についてのシンポジウム”が開かれていたことを知るひとはどれくらいいるだろうか。(3人くらいだ)

100tハンマーといえば北条司の超人気漫画、シティーハンターで、主人公冴羽?に対してパートナーの香がもちいる、いわゆるつっこみの道具。冴羽が毎回でてくる美女に猥褻な行為をしようとすると、すかさず香が100tと明記されたその大きなハンマーを小さなハンドバックからとりだして、冴羽をぺちゃんこにする。
それはなんともスッとする光景であり、お決まりでありながら必ず笑ってしまうポイントでもあった。
この世界にあのメンタルバランスハンマーが本当にあったのなら、上司のセクハラやあちらこちらに油断なくちりばめられたダジャレ、オヤジギャグに悩む多くの女性たちが救われるのではないか。
そうしたことがディスカッションされた大変意義のあるシンポジウムであった。

それにしても、100tハンマーが実現するには多くの困難がある。その困難さにそこにいただれもが言葉を失いうつむかずにはいられなかった。
その困難さは、このハンマーが言うなれば精神と物質の間にあることに起因する。ハンドバックからとりだされた途端に大きくなり、100tというアジアゾウ20頭に当たる重さにもかかわらず、女ひとりで振り上げられ、振り下ろしたほうには確かな手応えが、振り下ろされたほうにも確かな打撃があり、かつ生存していること。
これらが現実世界で成り立つには、精神と物質の壁を乗り越えなければ到底無理なのだ。
どうすれば精神的な100tの重みを失わず、もちろん人命にかかわることのない、そして後々の人間関係にも亀裂を生じさせない(ハンマーをふるったことで逆ギレされたり人事に影響がでてはいけないのだ)ハンマーが作れるだろうか。

これを読んだどこかの企業が研究をひそかに開始してくれることを望んでやまない。

あるわけないでしょ北欧風カレー

2005年10月30日 | 助六のおいしかった
合羽橋のおみやげに買った業務用レトルトカレー。
業務用食品の問屋さんみたいなところで見つけました。
しかしレストランって、こんなものを出してたんだー。
ちとがっかり。

「北印度風ヨーグルトのスパイシービーフカレー」ということなんだけど、最初に見つけたとき、僕もレオも「北欧風ヨーグルトのスパイシービーフカレー」だと勘違いしていた。
レトルトパウチを、こんな北欧チックな水色でデザインするからだ。



お味は、どっかのレストランで食べたことのある、懐かしいお味でした。

黄金のかっぱ

2005年10月30日 | 助六のここ行った
今日はハッピーハロウィン。
西洋のお化け達が一年に一度の大騒ぎをする日。
そんな折、僕とレオが体を張って東洋の妖怪との遭遇を試みたので報告しよう。

場所は台東区浅草のほど近くにある、食器や調理器具の問屋さんが建て並ぶ区画。
通称「合羽橋商店街」。
レオが「皿が欲しい、皿が欲しい」とうわごとのように言うので、自称街の水先案内人の僕が、合羽橋を案内してあげたのである。
出発前にレオに注意したことはたったひとつ。
「もし、本物の河童を見つけても、決してお尻を見せぬこと」
河童に「尻子玉」を抜かれると、腑抜けになってしまうからだ。
レオは「あい、わかったよ」と、気のない返事。
こいつ、河童の本当の恐ろしさを知らないな。。。

まずは近くのお寿司屋さんで腹ごしらえ。
旬のさんまにふたりで舌鼓を打つ。
「やっぱ旬のものはうまいね~」
「うん、うまい」
これですっかり気を抜いてしまったのか、ふたりは河童の恐ろしさも忘れて、商店街のめぼしい店を見つけてはお目当ての皿を物色する始末。
しかし、なかなか気に入った皿は見つからない。
するとレオが突然、「こっちに途轍もなく素敵なお皿がある気がする」と、自慢の嗅覚を駆使して走り出した。
慌てて追いかける僕。
着いたところは、商店街のメインストリートに面しながらも、そこだけエアポケットのように重苦しい空気が漲る一画。
「レオ、ここはなんだか嫌なカンジがする……」
レオに追いついた僕は息を整えつつ、顔をあげた。
すると、そこには……。



半裸で金粉ショーをしているエロガッパが!!
レオ「あの皿ほしー!!」
その時、黄金かっぱの右手がレオの臀部に伸びる……。
「あっ、危ない!」
僕は危機一髪のところで、レオをその場から引きずり出すことに成功したのだった。

みんなも街中に潜む妖怪たちには気をつけようね☆

寂聴法話

2005年10月26日 | しまなみ海道ポタ
ところで、我々が縦断したしまなみ海道があるのは、言うまでもなく瀬戸内海である。
旅も2日目になった頃、僕は改めてそのことに気づいた。
そこで自らに旅の試練を課す意味も兼ねて、「せっかく瀬戸内海に来たんだから、旅が終わるまでに瀬戸内海らしいモノをカメラに納めよう!」とレオに提案。
レオは諸手を挙げて賛成した。

さて、問題は何を撮るかである。
うどんはあまりにも平凡すぎ。鳴門のうずしおはちょっと場所が違う。
他になんかないかなぁ。。。瀬戸内海、瀬戸内海。。。

瀬戸内。。。

で決まったのが、「旅の終わりまでに『瀬戸内寂聴』と『瀬戸内少年野球団』を写真に納める」という無理難題であった。
寂聴はもちろん、本物の寂聴でなくてもオッケーで、お坊さんならば可。
少年野球団は野球のユニフォーム姿の少年たちを写真に納めれば可とした。
寂聴はともかくとして、少年野球団はどこかで見つけられるだろう。
われわれはどこかでそう高をくくっていたのかもしれない。

2日目の行程を終え、しまなみ海道を渡り終わり、その日の収穫はゼロ。
3日目の丸亀市内にすべてが託されることとなった。

そして、納めたのがこの写真である!



ハイハイ、お坊さんじゃありませんよーだ。
結局、丸亀市内でも野球少年たちに出会うことはなく、立ち寄ったうどん屋さんで一番それらしい坊主頭の青年を見つけて、彼を瀬戸内寂聴とすることでお茶を濁したのであった。

こと「瀬戸内寂聴」「瀬戸内少年野球団」探しにおいては、今回の旅は全くの失敗だったと言っていい。
悔やんでも悔やみきれない。
このリベンジは、次の機会にきっと果たしたい。

一日寝かせてカレーうどん

2005年10月24日 | レオのおいしかった
日曜に助さんと、カボチャにアスパラ、人参、玉葱、エリンギ、茄子、豚肉と揃えて秋の七カレーをつくりました。
カボチャは煮くずれすぎないように、アスパラはその歯ごたえを失わないようにレンジで火を通して、後からくわえました。
お鍋は煮込み料理の強い味方、ルクルーゼ!

美味しかった~。食べ始めたときにすでにおかわりしたくなりました。ほんと、なんで日本人にはカレーがこんなに馴染んだんだろうね?とかふたりでモソモソつぶやきながら食べました。

そしてカレーをたくさん作ったときの楽しみといえば”一日寝かせたカレー”ですよね。


ジャーン!カトキチの冷凍さぬきうどんをつかって、カレーうどんにしてみました。おなかペコペコだったので、玉子も落として月見にしました。でも、うどんのお湯はしっかり切ってカレーをかけたので、カレーうどんというよりは、インディアンうどんって感じ。いやあ、このコクはいったいどんな小人のしわざなんでしょう。ごちそうさま!

ああ、助さんのくやしがるギリギリという音が聴こえてくるようぢゃわ。

橋を渡る!

2005年10月19日 | しまなみ海道ポタ
しまなみ海道には6つの橋がある。どれもちがった構造をもち、大きさにも差がある。
島を走っていると、そのうち遠くに橋が見えてくる。
「あ、あれが次に渡る橋だ」とわくわくして、引き続きペダルをこぐ。だんだん近くなってきて、でもそこからがじつは結構距離がある。せっせせっせと進むとようやく橋に続く自転車・歩行者専用通路なるものが現れる。そこからは少し勾配のある曲がりくねった細い道になっていて、えいやっえいやっギアを一番軽くして進んでいく。そしてようやく橋の入り口。
そこで(もしくは橋の出口で)50円とか100円とかの通行料を払う。私たちは便利なチケットをレンタサイクル屋で買っておいたので、それをちぎって回収箱に投入。

ここでレオの耳寄り情報。そこのバニーも長い耳をよくかっぽじって聞いてほしい。
どの橋にもスタンプが設置されているので、ぜひ集めてみよう!
一つ目の因島大橋でそれを私がはじめて目にした時は、ちょっとした暇つぶしで、いやそれほど暇ではなかったけれど、まあ、試しに押してみた。そしてスタンプのことなんてすっかり忘れていたのだが、次の生口橋でも次の多々羅大橋でも見つけると、もうはまってしまった。デザイン的価値や希少価値もほとんどないだろうが、この6個のスタンプがそろったときはかなり嬉しかった。
ああ、ポケモンスタンプラリーをしている子どもの気持がよくわかったあ。


それにしても橋を渡るというのはなんて心躍ることなのだろう。なにかとなにかの間にいてどちらにもいないということが、なんだか自分を励ますのかもしれない。6つの橋のどの橋を渡っているときも本当に楽しかった。

そのなかでもとくに印象的だった橋は大島と今治を結ぶ来島海峡大橋だった。この橋から見える夕焼けがとても美しいということを事前に聞いていたので、ぜひその時間帯に渡れるよう予定を組んでおいた。そして実際うまく日の入り前にその橋のふもとにたどりついた。まだ橋は渡らずに入り口のところでゆっくりと海に落ちていく日を眺める。その日は雲が多くて日の赤さが西の空全体を覆い尽くすようなドラマチックな焼け方ではなかったけれど、控えめに空や海を染めているのも、なんだかかわいらしくってよかった。


これは同行していたサントワバニーのno.88奇跡のバニー。(今回は太陽をつかみそこねて奇跡起こせてません)

厚い雲のせいで海に隠れるその瞬間は見られないうちに、日は消えてしまったので、さっそく走り始める。
やはり尾道を出発して最後に渡る橋だという盛り上がりもあったし、実際それまで渡ったどの橋よりも長くて、橋の上からは島々の景色や遠い今治の街灯りも見えて変化に富み楽しかった。途中で今までの橋では出会わなかったウォーキングをしているひとたちとたくさんすれ違った。「ああ、もうすぐ街なんだ」という気持がこみあげてきて切なくなって、少しでもこの橋が長いことを願いながら走っていた。ふりかえると、そんな気持にうってつけの月がでていた。


瀬戸内風フュージョン料理

2005年10月16日 | しまなみ海道ポタ
フュージョン【fusion】
1 融合。溶解。統合。
2 ジャズ・ロック・ラテン音楽など、ジャンルの異なる音楽を融合した音楽。クロスオーバー。
旅での楽しみのひとつに、その土地ならではの料理を食べることがある。
僕もレオも、3度の飯より食べることが大好きなタチなので、今回の食事もすごく楽しみにしていた。
実際、今回の旅でも尾道のラーメン、今治の焼き鳥、丸亀の讃岐うどんなど、瀬戸内地方を代表する絶品料理を堪能することができたのだが、それらはまたおいおい触れるとして、今日はしまなみ海道で出会ったB級フュージョン料理の数々をご紹介しようと思う。

エントリーナンバー1番は「しおなみ&はっさくソフト」。



これは因島大橋近くのパーキングエリアで見つけた。
「しおなみソフト」は伯方の塩としても有名な瀬戸内海の塩をメインにすえた、野心的なソフトクリーム。
辛すぎず、ソフトクリーム本来の甘さを引き立たせる微妙な塩加減。味はヨーグルト風味。
「はっさくソフト」はあの柑橘系のはっさく。あばれはっちゃくとは関係ありませんよ……。
このふたつをミックスにしてもらったのが「しおなみ&はっさくソフト」。
人間ってヤツは、どうしても1度で2度おいしいものに惹かれてしまうのであります。

エントリーナンバー2番は「ちくわパン」。



以前レオが書いた記事で出てきた、幻のコンビニ、ホットスパーで購入。
1日目の行程が終わったときで、とてもおなかが空いてた頃合い。コンビニのパンコーナーの片隅で、こいつはひときわ輝いていました。
いわゆる揚げパンの中に、揚げたちくわが入った油ギッシュなキッチュなキッシュ。
サクサクとした食感と、辛子マヨネーズの風味が、疲れた体をぽってりと癒してくれること請け合い。
一口食べると、あなたの心の奥底の獣性が目覚めて、「ちくわだワン、ちくわだワン」という神への謝辞にも似た言葉が口をついて出てくることでしょう。

八面六臂

2005年10月13日 | レオのつれづれ
この前、助さんと電話していたら
「いやあ、今日ははちめんろっぴの活躍だったよ。つかれたつかれた」
と助さんが言った。
はちめんろっぴ?ん、聞き慣れないことばである。五臓六腑の仲間?
「いや、ちがうよ。はちめんろっぴだよ!知らないの?」
ああ、わかったよ。七転び八起きみたいなことだよね、うんうん。
「いや、それもちがう」
まさかサンパクヨンハクみたいなことじゃないよね。
「うん、三泊四泊とは関係ないよ。調べてみなさい」

助さんは語彙が豊富なひとなので、よく私の知らないことばをつかうのだが、
その意味を聞いても、教えてくれないか、嘘を教えられる。
以前”おいちょかぶ”の意味が思い出せなくて聞いたら、
血だらけのメークをして、「おいちょかぶー、おいちょかぶー」と叫びながら走り回る遊びだと教えられた。

というわけで、しつこく聞いたりせずに広辞苑で素直に調べたレオは、はじめて”八面六臂”ということばを知ったのでした。
ついでに”三面六臂”も覚えました。
ご存知のように、どちらも一人で数人分の手腕を発揮して活躍することを意味しており、仏教の千手観音や阿修羅などが由来しているわけですが、よくよく考えるとどちらも腕は六本であり、仕事量はあまり変わらない気がして、八つも顔がある利点がどうもわかりません。
その疑問点について助さんと話し合った結果、余った顔は見ているひとが楽しくなるようなひょうきんな表情をしてみたり、通りがかりの可愛子ちゃんにウィンクしてみたり、はたまた、スカイパーフェクトTVの株価をチェックしたりしているということになりました。なるほどなるほど。
そうだな…レオとしては八つの顔のうち一つは伊東美咲の顔にしたいです。
活躍します!

サントワバニー誕生

2005年10月10日 | 今日のサントワバニー
みなさんは越路吹雪の「サントワマミー」 サン・トワ・マミー (愛しているのに) (←クリックするとiTunes Music Storeが開きます)という曲をご存じだろうか。

忌野清志郎がカバー曲 Sans Toi M'a Mie を歌ったりしているから、けっこう耳にしたことがある人も多いはずである。

では、最近話題の「サントワバニー」という愛すべきキャラクターはご存じだろうか。

サントワバニーは、とあるカップルのピロートークから生まれたキャラクターである。
そのプロフィールは。。。

・寂しくても死なない
・全部で煩悩の数と同じ108匹いる
・木更津に「木更津バニーランド(KBL)」というテーマパークを作るのが夢
・すでにKBLは仮オープンしているのだが、アトラクションは中央広場でみんなで踊る阿波踊りだけ

あー、まだいくつかあったんだけど忘れちった。

とにかく、すでに話題沸騰中とはいえ、まだ未完のキャラクターであることは否めない。
引き続きこのブログで、しっかりとキャラ固めをしていこうと思う。

今日の壁紙