部長室だより

部長室から日々の様子をお伝えいたします。

蚊の科学

2012-07-13 09:03:46 | 日記

 夏になると私が一番嫌いな虫があちらこちらに出没して大変困る。その名を「蚊」
という。蚊で血を吸うのは雌である。なぜかというと、多くの卵を発達させて産む
ために、栄養が必要となり動物の血を吸うのである。雄は果実の汁や花の蜜を吸って
生きている。雌は動物が呼吸で出す二酸化炭素に反応する能力が身についており、
ブーンというあのいやな羽音は、雄が雌を見つける上で大切な信号の役割があるとい
う。
 蚊に刺されてかゆいのは、蚊の唾液が残ることから起こる人体の拒否反応だと言わ
れているので、十分に蚊に血を吸わせた場合は、それほどかゆくはないという。しかし、
私はそれほど蚊に対して温厚ではない。刺している場面を目撃したら、即座にたたき
圧殺するであろう。汗とともに二酸化炭素を多く排出している私の肌を、蚊の雌は狙っ
ているのである。蚊に好かれても嬉しくはないのである。

【蚊の種類】