『荒らし』に遭ったblogです^^

『荒らし』はネット上で利害に反する書き込みをした人を攻撃する行為です。ネット監視会社、支持団体・自営等々があります。

何かが狂い始めたストレス

2010年01月08日 | 雲の日記

内閣法制局長官を国会から締め出す
    『国会法改正』に反対です!!






 皆さーん、おはようございまーす^^         

少し..寒さが和らいでいるようですね。今年の冬は(個人的な)CO2削減が
上手くいっていないのでストレスを感じています。何かがスムーズに行かない

とき..私たちは小さなストレスを感じます。それが度重なれば、次第に大きな
ストレスへと変化していくでしょう!! 小さなストレスはその度に気が付か

なくても積み重なり(原因不明の?)イライラになったりしますよね^^
皆さんは、どうだろうか?

先日、知人が落し物をしました。駅の周辺です。駅に『落し物』として届いて
いないかを確認するのに、手間取ってしまった。 今は駅に直接問い合わせる

ことが出来ない。 JR東日本の集中センターのようなところに電話をして、
各駅に問い合わせ貰う形式だという.. 集中センターから電話をしても電話は

いつも話中.. 結局、何度も問い合わせて..やっと『届いていない』と分かる
のです。その間に要する時間は仕事をしている人には苦しい時間になるだろう。

『集中センター方式』は、JR東日本にとっては『効率がいい=合理的』かも
しれないが、利用者にとっては非常に不便である。『駅に電話をかけても繋が

らない』と言う苦情に対処したものだと“言い訳”するだろうが、これは財界
が好きな『いわゆる合理化』だろう.. 駅の職員の側から見ても『忙しい時間

帯にかかってくる電話』は業務の妨げになるかもしれないが、電話をかける人
も顧客である.. せめて利用者のことを考えれば、朝夕の忙しい時間帯以外は

駅に直接電話が通じるようにするのが、顧客サービスだと思うのですが..
皆さんは、そんな経験をしたことがないだろうか?? 落し物なんて諦める?


大企業の雇用が少しずつ上向いているようです^^ 素直に歓迎したいが、雇用
条件は相変わらず『派遣等』非正規雇用だ!! 製造業が90%以上を占める

日本の『派遣問題』を考えると『派遣の禁止』は“一刻も早く”成立させたい
法案になるだろう!! 勿論、財界の抵抗は大きいだろう!! お得意なのは

大企業が『海外に逃げる』だ!! 行きたい奴は海外にでも何処にでも行けば
いい!! クリントン氏が言うように『たっぷり税金をかけて』やればいい^^

そしてストレスを貯めない為の解決策として..『セーフティネット』に騙され
ないことだろう.. 財界は当然に『派遣禁止』に最大限の抵抗をしてくる..

当然のことです。低賃金、即日解雇、福利厚生も要らない、何より国に収める
社会保険料も要らないのだから..(非正規労働者が増えて国家に入るべき税金

や保険料がどれだけ減ったか、誰も比較しないが打撃は大きい筈です)
その抵抗の一つとして(年越し派遣等々..これだけの社会問題を起こしたのだ

から、何も変えない訳には行かないだろうことは財界だって気が付いている筈)
何かしらの『セーフティネット』を国が作ることで『派遣禁止』に持っていか

ない方向を探ろうとしている筈です。それに“騙されてはいけない!”という
ことです。最低限..『製造業の派遣は禁止』としなければならないでしょう!

必ず妥協策として政府(財界)は、『セーフティネット』での救済案を出して
くる可能性があるからです。

ホワイトカラーエグゼンプション(超勤を無給)といい.. 終身雇用の崩壊と
いい(能力主義かぁ?).. 正規労働者から非正規労働者への入れ替えといい

(自由な働き方かぁ?).. 次から次への財界という所は『労働者泣かせ』が
思い付くものだなぁ!と感心している。こうやって私たちは気が付かない内に

不愉快さが蓄積していくのです。
そして次は、財界が怖くて誰も指摘しない『経済の空洞化』です。

大企業は海外で製品を作り海外で売る。これでは日本国内で労働力を必要とし
ないですよね。反対に(輸出企業でない)中小企業や零細企業などは国内で製造

します。その為に労働者を雇い、材料を購入してくれます。それらが全て経済
活動として日本国内の経済を活性化させてくれるのです。

先日..海外に工場がある大企業が出ていましたが、労働力の殆どを現地で採用
し、日本人はホンの数人でした。資材の購入も日本からは“数%”だと言って

いました。これでは『この大企業』がどんなに業績を伸ばそうが、日本国内が
潤うための影響は少ないでしょう。日本は随分前から『経済の空洞化』が進ん

でいると言われているにも関わらず、政府は対策もせず『(消費税)増税』しか
考えず、国民も気づかないできた。

(報道が少ないので当然ですが、今のように大企業に不利益な記事を書きにく
い社会では無理からぬことですが危険です)

日本は世界第2位の経済大国の筈です。(今でもそうなんですよ^^)
今年中には中国に抜かれてしまうらしいが、少なくとも今までは世界第2位の

経済大国でした。ところが日本国内は、世界第2位の経済力を誇るほど潤って
いただろうか。『政治は2流、経済1流..』などと言ってみたところで私たち

国民は潤ってなんかいなかったです。これは、どうしてだろうか?
それは日本政府が推し進めてきた『大企業優遇』『金持ち優遇』政策によって

生じるであろうと思われたトリクルダウンが無かった結果ではないだろうか?
アメリカで進められた『大企業優遇』『規制緩和』等による経済の発展方式は

そのまま『大企業』の役員給与・株主配当・企業の内部留保になっただけだ!
雇用条件は悪化し続け、労働者の給料は増えず、経済大国と言いながら国民の

暮らしは、ちっとも良くならない。今..何とかやっていけるのは、輸入が60%
を占める食料品や日用雑貨の価格が『円高』と『デフレ』の中で低水準を維持

しているからです。その『デフレ』でさえも財界や政府は『国民の生活を苦し
める!』などと言って“是正”に躍起だ! 適度なデフレは国民の暮らしには
『物価が安い』ことで良い影響もあるのです。

次は“にっちもさっちも行かない!”..赤字国債と言う名の借用書で借りてい
る『借金』です。 色々な金額で出ていますが、国家予算の不足分を補填する

国債以外にも建設国債など..国・地方併せて沢山の借金があることを忘れない
で下さい。一番有名で分かり易いのが『リアルタイム財政赤字カウンター9』

でリアルタイムで日本政府の抱える国および地方の債務残高(概算値)を表示
しています。今、見てみれば日本の借金総額は『約1100兆円』に近付いて

います。勿論..この数字には2010年度予算で出来た『借金分』は入ってい
ません。日本には約1400兆円の個人資産があるから『大丈夫!』と言った

そのお金も長く続く『ゼロ金利政策』のお陰で目減りしているらしい..
頼みの個人資産と日本の借金総額が逆転した時、日本の国債の格付けはまた..
アフリカのボツワナ以下になるのだろうか?? 今度は笑えないですね。

さて..ここからが(遅いですが)本番なんです。私たちが気になりながらも..
“考えたくない!”“何とかなっているだろう!”“(漠然と)大丈夫だ!”と

心の中で打ち消してきた『社会に対する漠然とした不安..』を取り上げようと
思います。何故?、日本は莫大な借金をしながら持ち堪えているか??

理由もなしに、成し遂げられているのではないのです。
そのカラクリを紹介したいと思います。字数が足りないようなので2部構成に

したいと思います。
申し訳ございませんが、続きは↓をお読みください^^



 



何かが狂い始めたストレス2

2010年01月08日 | 雲の日記

(続きです^^)

予算が足りないとき..道路や箱物を作りたいとき.. 国(行政も)地方自治体も

借金をします。本来は借金をしてはいけないのですが(健全ではないですしね)、
公債を発行して資金を調達します。

財政法4条 1.国の歳出は、公債または借入金以外の歳入を以って、その財源と
しなければならない。但し、公共事業費、出資金及び貸付金の財源については、
国会の議決を経た金額の範囲内で、公債を発行し又は借入金をなすことができ
る。2.前項但し書の規定により公債を発行し又は借入金をなす場合においては、
その償還の計画を国会に提出しなければならない。3.第1項に規定する公共事
業費の範囲については、毎会計年度、国会の議決を経なければならない。

財政法4条では『歳入欠陥が生じたときに、国債でまかなってはいけない』..
つまり赤字国債の発行は禁止とされてきた訳です。

それがどうして『借金だらけ』になってしまったのか? 始まりがある筈です。

『東京オリンピックによる好景気の反動で不況に陥り、歳入に欠陥が生じたの
です。この欠陥を埋めるため「昭和40年度における財政処理の特別措置に関す
る法律」が公布施行され、1965年度かぎりの臨時特別措置として、収入の減少
見込み額2590億円の範囲内で「赤字国債」を発行することになったのです。』

この最初の赤字国債発行が、今の歳入より多い『赤字国債発行』に繋がってい
くのです。憲法は、税金だけで国家の財政をまかなう『租税国家』をうたって

います。この10年後の1975年から国債の大量発行は始まり、10年後の1985年か
ら赤字国債の償還が始まる筈でした。..が..なんと..1984年に「昭和59年度

の財政運営に必要な財源の確保を図るための特別措置等に関する法律」によっ
て国債の償還は60年まで延長されたのです。

60年償還ルール”と呼ばれるものです。(これ重要なので覚えておいて下さい)

これは言わば、今の『リボ払い』と同じような感覚です。
*リボルビング払いとは=クレジット・カード発行時に月間利用限度枠を決め
ておき、毎月一定額、または残高の一定比率を返済する方式のこと。

いろいろな細かいルールを省略して簡単に説明します。興味のある方はご自分
で詳しく調べてみて下さい。(面白いですよ)

国債の償還が60年とされても、そんな長い期間の国債なんて誰も買いたくな
いですよね^^ そこで国債には『2年』『5年』『10年』などの国債がある

と思います。それらの国債を発行した後..それらの国債は『国債整理基金特別
会計』に回ります。国民に分かり難い..特別会計である国債整理基金特別会計

では2年物、5年物、10年物国債は全て、60年償還ルールの『借換債』に
変わるのです。驚きでしょう?? 『借換債(かりかえさい)』覚えて下さいね。

さあ全ての借金の返済期間は60年償還に変化しました。
この償還の先送りである『借換債』が出来たことによって、赤字国債の発行に
歯止めがかからなくなったとも言われています。

60年償還ルールを作り..支払いの先延ばしには出来たが、支払い方法はどう
なっているのだろうか..気になりますよね。何せ、60年で返せばいいのです

から毎年の返済額は(当たり前に考えれば)1/60です。
財務省が出している『日本国債ガイドブック2005年』では、次のように書かれ
ています。

(引用始まり)
国債の償還を行うに当たって、その償還金には国債整理基金から支払う現金と
借換債の発行による収入を充てますが、その割合をどの程度にするかについて
は、わが国では60年で現金償還を終えるという「60年償還ルール」の考え方に
基いています。これは、戦後の国債発行に際して、建設国債の見合資産(つま
り政府が公共事業などを通じて建設した建築物など)の平均的な効用発揮期間
が概ね60年であることから、この期間内に現金償還を終了するという考え方で
採用したものです。また、この考え方から、毎年度の定率繰り入れ率は、ほぼ
60分の1に相当する100分の1.6とされています。
(引用終わり) (日本国債ガイドブック2005年)

残高に対する1.6%だけ..毎年『国債整理基金特別会計』に入金すれば済ん
でしまうというのです。(何故か“ゆとりローン”を思い出してしまった)

例えば、今回の鳩山内閣(2010年度予算)で生じた赤字国債は60年かけて
返済すればいい訳で、私たちの借金を未来の国民に払わせることになる訳です。

私たち国民が未曾有の借金を抱えながら平気でいられるのは『60年償還ルー
ル』と『借換債』というマジックで返済を先延ばししているからなのです。

この『60年償還ルール』と『借換債』を使ってもなお.. 今の日本の借金は
限界を通り過ぎてしまったと思われる程膨らんでしまったようです。

政権交代と今夏の参議院選挙のために民主党から“ばら撒かれた予算”は過去
最高の約92兆円です。

一般会計総額(国の収入=支出)92兆円、そのうち国債収入(借金)44兆円、
国債償還費(支払い)21兆円です。埋蔵金?から出した借金もありますよね。

大企業の支援もして、国民にもばら撒いて、票になりそうなところには手厚く
保護..その上、官僚と協力できないから『予算縮減』も出来ない!!

そうやって得をしたように思っているが、その借金を背負うのは今の国民であ
り将来の国民なんです。大企業は海外に逃げて行くでしょう! 金持ちも心配

ないです。お金がある人は、世界中何処ででも歓迎されるからです。何処にも
逃げられない人たちだけが破綻した日本の中に留まって重税に喘ぎ、公共サー

ビスの極端に制限された社会で生きて行かなければならないのです。
そんな不安が(心の奥底に)あるから、何か不安で、言い知れぬ不愉快さを感

じて、ストレスになっていくのではないだろうか? 何故?巨額な国民の借金
を不愉快(恐れ?)に思わずにいられるのか?  答えは出ただろうか?? 

はっと..2部構成なのに長くなってしまいましたね^^ お許しを~><;
今日も元気で ファイト!!