『荒らし』に遭ったblogです^^

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軍の論理より民の尊厳守る年

2010年01月06日 | 雲の日記
内閣法制局長官を国会から締め出す

     『国会法改正』に反対です!!






 皆さーん、おはようございまーす^^         

今日も寒いですね! 寒さに弱い私は悲鳴を上げています^^ 兎に角、寒いので
防寒を怠りなくお願いしますね。身体を冷やすことは『免疫力の低下』に繋がり

ますからね。その上、寝不足なんてしたらインフルエンザの餌食です。
今日のタイトル『軍の論理より民の尊厳守る年』とは、琉球新報1月1日元旦の

社説『新年を迎えて/軍の論理より民(たみ)の尊厳守る年 犠牲の上に立つ
「同盟」なし』から拝借?いたしました^^ 地方紙ではありますが、琉球新聞

含めて『北海道新聞』等々..(最近精彩のない主要新聞より)見応えのある記事を
見つけることが多いですね。皆さんも是非、ご覧になって下さい。

さて..この記事を最初にご紹介しましょう^^

(引用始まり)
大いなる希望と尽きない不安が交錯する中で、新しい年が幕を開けた。21世紀
初頭の10年を締めくくる年だ。そろそろ人類は「戦争の世紀」の残像から覚め、
引きずる「武力神話」と決別しないと、望ましい未来の扉は開けない。
現在の日本で、ゆがんだ残像の最たるものは日米軍事同盟であろう。友好な日米
関係を築くことは大切だが、精鋭化する軍事同盟の在り方については根本から
見直す時期に来ている。
冷戦終結から20年。軍隊の論理がまかり通る時代は終わった。この先は、冷戦
期の産物である「抑止力の核」という考え方も聖域とせず、徹底検証すべきだ。
...
同盟関係を損なわないよう、早急に決着すべきだとの内外からのプレッシャーに、
鳩山由紀夫首相をはじめ関係閣僚らが立ち往生した構図で「閣内ばらばら」
「迷走する政権」などと批判を浴びた。
確かに、宜野湾市のど真ん中にあって危険極まりない普天間飛行場をいつまでも
放置できない。早期返還は県民の切なる願いだ。
しかし、要注意である。日米外交で使われる「早期決着」には、「米側の意向に
十分に沿う形で」という意味合いがあるからだ。
...
普天間問題が混迷の度を深めている理由としては、鳩山政権が歴代政権と同様に
「核の傘」を是としたことが挙げられる。
核を持たない日本の安全を、米国が自国の核で保障するという考え方は、もっと
もらしく聞こえるが、核攻撃を誘発することにもなりかねない。ひとたび戦いが
始まれば、間違いなく住民は巻き込まれる。被爆の惨劇が再来しない保証はどこ
にもないだろう。
...
日米両政権は共に「変革」がキーワードではなかったか。オバマ米大統領は
「核なき世界」実現を提唱して世界の耳目を集め、ノーベル平和賞を受けた。
鳩山首相が被爆国のトップとして「核の傘に頼らない日本」を目指すと宣言して
も、各国から称賛されこそすれ、非難されることはあるまい。
(引用終わり) (1月1日 琉球新聞社説)


私も全く“その通り!”だと思います。私たち日本人の中に植え付けられた仮想
敵国や核の傘.. 恐怖心を煽られ、膨大な米軍軍費を負担してきた。

旧ソ連が崩壊した時が日米同盟の見直しの時期だったのだろう。それをさせない
為に(国民を納得させる為に?)、次には『北朝鮮の脅威』が出来上がったのだ..

今は中国も入るだろうか? 領有権の問題もある。ロシアとは北方領土.. 韓国
とは竹島.. 台湾とは尖閣諸島.. などがある。

『領土問題(りょうどもんだい)は、ある地域がどの国家に属するかをめぐって、
国家間での争いが起きることである。領土問題は植民地問題と並んで戦争やテロ
のきっかけになりやすく、過去に日本を初め世界各国で領土問題を発端に戦争が
起きたこともある(ノモンハン事件、印パ戦争など)。これら領土問題を戦争に
発展させないために、国連は国際法によって、一国が他国の領土を武力によって
占有することを禁じている。』(Wikipediaより)

これらの外交問題の為に『核の傘』である米国の軍事力が必要だとして、基地の
提供から基地の人件費を含む莫大な費用(思いやり予算と呼ばれる)を日本政府は

負担しているのです。その額は2006年までに約3兆円にもなっている。

思いやり予算=1978年6月、金丸信防衛庁長官が、在日米軍基地で働く日本
人従業員の給与の一部(62億円)を日本側が負担すると決めたことから始まる。
日米地位協定の枠を超える法的根拠のない負担に対して、円高ドル安などによっ
てアメリカの負担増を考慮した金丸が、「思いやりの立場で対処すべき」などと
答弁したことから、思いやり予算と呼ばれるようになった。(Wikipediaより)

その上に、米政府が世界戦略の見直しの為に計画している(沖縄海兵隊約8000人
の為の)グアム移転費の内、日本側が負担する在日米軍再編経費の総額が推計で

200億ドルから300億ドル(2兆円から3兆円、1ドル=百円で計算)です。 
総額約3兆円だとすると、日本国民一人当たりの負担は約2万3千円になります。

日本の税収は国家予算の半分以下です。毎年..毎年..借金が増えているんです。
軍事費も事業仕分けの『聖域』ではない筈です。

(多くの国民が疑問に感じている)『本当に米国は日本を守ってくれるのか?』
も含めて『日米同盟』『基地の問題』『多いやり予算』等々をもう一度考える

時に来ているのではないだろうか。沖縄の基地の負担も考えなければならない。
基地の問題を考える時、いろいろな意見があることをお知らせしなければなら

ないだろう! 本当に驚くべきことですが、読んでみれば納得出来るところも
あって(正直?)迷います。 皆さんは、どう判断するだろうか??

(引用始まり)
●80年代に入って、基地従業員の待遇は公務員並みに改善された。その待遇
のよさが口コミで広がり、昨年度(2008)の新規採用枠992人に7400人
余りの応募があった。昨年度の県内失業率は5.8%。特に若年層の15歳から
29歳までは11.9%に達する。米軍基地は今や若年の労働力を吸収する
“大企業”としての側面も持っている。
ソース先:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1033431375

●沖縄の固有の土地を米軍が占領し、日本の防衛にも役に立っているのは確か
だが、しかし、だからといって沖縄の民間人がもらう、その借地料は高すぎる。
沖縄の県民にかなりの額(1戸当たり300万円から400万円ほど!)が借
地料として日本政府から税金で支払われているのだが(われわれは、こんなこ
とも知らされていなかった!)
沖縄に生まれ育ち、先祖代々の土地を日本政府経由で、米軍にまた貸しして、
本土よりも高い借地料をもらい、さらに在日の米軍基地に勤めて、570万円
もの平均年収をもらっている(これも税金から支払われている!)
沖縄の民間の一般的な労働者の平均年収は330万円ときている。
ソース先:http://tochan-blog.seesaa.net/article/134002407.html

●基地の周りの膨大な住宅街は基地ができてから出来たものです。ここは元々
農地でその周りも全部農地でした。広い農地とその中に散在して農家が、基地
の周りに移動しただけでこの住宅街が出来たわけではないのです。
基地から生まれる雇用や米兵相手の商売で、寒村が都市になったのです。
基地がなくなれば、また寒村に戻るしかありません。
だから本当に困るのは基地が存続する事ではなく、基地が無くなる事です。
だったら基地に気持ちよくいて貰う事を考えたら良いのに。
でも基地が負担と騒げば、それが金になります。
だから事ある度に「基地の負担」を喚いて、さらなる強請タカリを続けるのです。
ソース先:http://yomogineko.iza.ne.jp/blog/entry/1370189
(引用終わり)


色々な意見がありますが、敢えて反対意見も載せてみました。こういう問題は
一筋縄では行かないようですね。私のように『沖縄県民に犠牲を強いてきた』

と言うだけでは片付けられない『基地存続の経済的恩恵』があまりに長い間に
一部住民の考えに影響を与えてしまったことも事実のようです。

勿論、純粋に負担に思っている沖縄県民も多いと思いますし、普通より多くの
経済的恩恵を受けている沖縄県民もいるのでしょう!! 

沖縄の基地問題が簡単には片付かない理由中の一つにはなっているでしょうね。

それでも私は、日本から米軍基地を少しでも減らしたいと考えています。
そして莫大な『思いやり予算』と言う名の基地費用を、削減したいと思ってい

ます。2009年度の思いやり予算総額は1928億円に上ります。
現行の特別協定は08年4月に発効して期間は3年です。2011年3月には

失効します。その時、日本国民はどういう選択をするのだろうか??
少なくとも『無自覚』のまま..通り過ぎることがないようにしたいものです。


はっと..お昼近くなったからだろうか少し暖かくなって来ましたね^^ 嬉しい。
今日も元気で ファイト!!