『荒らし』に遭ったblogです^^

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『トヨタの慢心』相殺は税金?

2010年01月28日 | 雲の日記
内閣法制局長官を国会から締め出す
     『国会法改正』に反対です!!



『法の番人』と言われる内閣法制局の意見を聞こうとしない国会運営を可能にする
政権が提出の『国会法の改正』に断固反対です!!



 皆さーん、こんにちは~^^        

今日は少し暖かくなると言うが、私の場所は何故か寒いです。理由は安普請
さて..最近のテレビでは、経団連会長の御手洗氏(キャノン)が『賞与・昇給は言う

に及ばず、定期昇給さえも企業の業績悪化で難しい状況だ!』と吠えていた><;
ところが経団連会長の御手洗氏が率いる『キャノン』は、どうだろうか??

注:『キャノン』は正式には『キヤノン』だとご指摘を受けましたが(私にとって)
分かり易いのは『キャノン』だと考え、このまま『キャノン』を使わせて頂きます。

国民の税金を注ぎ込んだ『エコポイント』効果のお陰で..『2010年12月期の連結純
利益(米国会計基準)が前期比52%増になる見通しだと発表した..』とニュースに

出ていましたね。前年比52%増ですよ! 国民の税金を使いながら儲けた..その
利益って労働者にも恩恵があるのでしょうかね。正社員の定期昇給まで踏み込んだ

『固定費削減』をしようとする御手洗経団連会長(キャノン)は、税金からの支援を
どう考えているのだろうか? 国内経済(個人消費)を立て直すのには、労働者の

所得を増やすのが常套手段でしょう!! どこの先進国でも国内の『個人消費』を
増やそうと努力している.. 当然、エコポイントも個人消費を喚起するための政策

な筈です。そして個人消費は伸びた(前年比52%増)。ところが『その利益』が
『そこで働く労働者』に行かない.. 本来なら、企業の利益が関連する人や企業を

潤し、そこからまた『新たな消費』が生まれる筈だった。それが経済の循環のはず
です。ところが御手洗経団連会長は『賞与・昇給は言うに及ばず、定期昇給さえも

企業の業績悪化で難しい状況だ!』と言うのです。(キャノンは別だと言うのか?)
だとしたら..前年比52%増の利益は、全て経営陣と株主..そして内部留保となっ

てしまうのか?? それでは、経済対策だった筈の『エコポイント』(税金投入)は
経済対策にならずに、電気産業支援だけに終わってしまうことになるだろう!!

ふざけたことを言わないで欲しい。何で“派遣切り”や“リストラ”や“偽装請負”
しているような企業に国民の税金を投入しなければいけないのか?? 経済対策に

使われない税金を、私達国民は『借金』をしながら支出しなければならないのか?
そんなことを決めた旧政権(自民・公明)は、知らん顔で現政権を批判している><

財界と政治..絶対に切り離さないとダメです。少なくとも経団連を見る限り..自分
たちの企業のことしか考えないエゴイストたちの集団であることは、彼らの政策を
見る限り理解できます。

真っ当な経営者は、もういないのだろうか??

キャノンの御手洗富士夫会長が経団連会長なら..その前・初代経団連会長はアノ..
奥田 碩(おくだ・ひろし=トヨタ自動車会長(当時))である。

経団連会長の奥田氏の後継が御手洗氏だとは^^ よくもまぁ..似た者同士が会長職
に就いたものです>< 

トヨタ自動車もまた..キャノン同様に『エコカー減税』『エコカー補助金』などの
旧政権の経済対策により国民の税金から多くの利益を出してきた。

(引用始まり)
トヨタは10年3月期の業績について、3500億円の営業赤字を予想している。
だが、エコカーへの政策支援の追い風も受け、今期の黒字化が視野に入って来た。
(引用終わり) (1月28日 朝日新聞朝刊)

世界一位のトヨタでさえ、世界的な売上不振と景気後退で営業赤字を予想していた。
それが日本政府(旧政権)の支援で(国民の税金投入だ)なんと黒字になる予想が

立ってきたのだ! 『エコカー減税』に『エコカー補助金』、高速道路の一律千円
など..全ては国民に『車を買い替えろ!』と叫んでいるようだった。

そして世界のトヨタは、こんな時代にも一人勝ちをして黒字になる予想になったの
です。しかし..『好事、魔多し』である。世界のトヨタが米国で続けてリコール

遭っている。(リコール=回収・無料修理) 当然に株価も下がっているらしい..
本来なら同情したところだが、国内向けのトヨタは内需を無視し、政策支援だけは

受けようという企業に(私には)見えるので同情などしない。トヨタの慢心が生んだ
結果ではないかとさえ、私には思える。

そう言えばフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』の奥田 碩(ひろし)氏
のところで、奥田氏の『語録』と言うのが出ていたので、紹介しますね^^

...
●「格差があるにしても、差を付けられた方が凍死したり餓死したりはしていない」
●「朝から晩まで厚労省を批判している。あれだけ厚労省がたたかれるのはちょっと
  異常。何か報復でもしてやろうか。例えばスポンサーにならないとかね」
●「(マスコミの)編集権に経営者は介入できないといわれるが、本当はやり方がある」
(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%A5%E7%94%B0%E7%A2%A9より)


国民が『凍死したり餓死したりはしない』程度の格差は格差の内に入らないらしい。

マスコミは“お言葉通り”に介入されているように見えますね。

こういう人がトヨタ自動車株式会社代表取締役社長(第8代)、同社代表取締役会長、
同社取締役相談役、社団法人日本経営者団体連盟会長(第9代)、社団法人日本経済
団体連合会会長(初代)、内閣特別顧問などを歴任している(Wikipediより)のです。

さて..リコールの嵐にあっているトヨタですが『今期の決算への影響は、リコール
費用の引き当てなどにより、軽微と見られるが..』(1.28朝日新聞)となっている。

何のことは無い..リコール費用の引き当てと日本国民が税金を投入して買い捲った
利益とが相殺されるだけのことなのだろう.. 赤字決算にはならないと言うことか。

経済対策の筈の『エコカー減税』『エコカー補助金』も、国内に還流されることは
少なく、国内経済は税金が出るばかりで何の効果も出ない.. 要するに個人所得は

上がらないのです。(税金投入で黒字決算に転じたトヨタ・キャノンにも関わらず
ボーナスもベースアップも定期昇給でさえも押さえ込もうと経団連はしている)

経済対策と言われて使われた国民の税金は、大企業の赤字の穴埋めだけに使われた
のだろうか??


今日も長い文になってしまいました。お許しを!! 最後まで読んで頂き、有難う
ございました^^
今日も元気で ファイト!!