〔更新履歴:9/1追記〕
他力本願で短く。
もともと脱「●の影響」という点ではニワカなので、チェルノブイリの例以外はあまりものを知らないのである(自慢してどうする・・・)。
ということで、思わずああそうなのという英国の例(セラフィールド。かつてのウィンズケール?)に関するツイートをみかけたので、メモしておこう。
@cmk2wl 8月11日
セラフィールドの影響(アイリッシュ海。バズビー博士) ・ほとんどのガンについてそれが発症するリスクが、海岸近くで急速に高くなっている。・その増加は、海岸に最も近い 800 m の細長い範囲で最大となる。ガンの発症は放出ピークに約5年遅れで追随している。
@cmk2wl
セラフィールドの影響(バズビー博士) 北ウェールズ(アイリッシュ海のそば)のいくつかの小さな町における小児の脳腫瘍や白血病のリスクは、国内平均の5倍以上。
@cmk2wl
セラフィールドの影響 (アイリッシュ海)海からの距離に対するプルトニウムの濃度は、海 から1 kmの範囲内ではレベルが鋭く増加している
@cmk2wl
セラフィールド再処理工場 アイリッシュ海 グリーンピースの調査では,海岸の土からコバルト60やプルトニウム、アメリシウム241、セシウム137などのガンの原因となる毒性の強い放射能が見つかり、チェルノブイリ原発事故で汚染された立ち入り禁止区域よりも高い地域もあったという。
ついでに仏国の例(ラ・アーグ)。
@cmk2wl 8月11日
ラハーグ核廃棄物再処理工場を中心に半径35km以内を調査区域とした子どものライフスタイルによるリスク。海岸によく遊びにいく子どもが白血病になりやすい割合は、月1回未満の子どもに比べ、月1回以上の子どもの場合では2.87倍高くなる。
@cmk2wl
ラハーグ核廃棄物(nuclear waste)再処理工場を中心に半径35km以内を調査区域としたヴィエル教授 「何らかのライフスタイル要因が若い世代の白血病発病に関係しており,環境ルートからの放射能汚染が示唆される」
@cmk2wl
ヴィエル教授 「海でのレジャーや海水浴などの個人的なライフスタイルが、環境中の放射性物質との接触を増やし、結果として高水準の汚染物質を摂取する可能性が高まります」
海岸の汚染のメカニズムは、こんな感じなのだろうか。
@cmk2wl 8月11日
「発電所が出す液体廃棄物は、始めは誰もが海は広いしとても深いので人間社会にはまったく影響がないと計算していた。しかし微量だから大丈夫ということは決して有り得ない。Busby氏らの発見が論文で発表されたように海に放出した放射性物質は必ず波に乗って浜に返ってくる」スターングラス
@cmk2wl
「イギリス、ウェールズ、スコットランドの原子力発電所付近の砂浜でも、このことが確認されたのだ。日本でもきっと同じことが起きているだろう。海水で薄まると期待していた放射性物質が、波に運ばれて返って来て、それが雨にも混ざって、また土の中にも入ってくるのだ。」スターングラス博士
波で運ばれるほか、地下水経由というのもあり得るのではないだろうか。ブログ「みんな楽しくHappy♡がいい♪」から、
「地下水は山から海へ流れると普通は考えるが、ずっと調べてきた人たちの意見はそうじゃない」広瀬隆氏 (文字起こし)
2013-08-04
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3169.html
フクシマによる海の汚染の程度については、
@cmk2wl 8月11日
海洋化学学者Ken Buesseler氏 福島原発事故で検出された海水の放射能値は、チェルノブイリ原発事故で1986年にチェルノブイリから最も近い2つの海でサンプルした海水から検出した値より1桁高かった。海水の放射能汚染については福島原発事故はチェルノブイリ原発事故を上回る。
こういった状況下で、福島ではこんなことが行われていたらしい。ブログ「とある原発の溶融貫通(メルトスルー)」から、
2海水浴場シーズン終える いわきの四倉と
2013/8/20
http://blog.livedoor.jp/home_make-toaru/archives/7278109.html
いわき市の四倉、勿来両海水浴場の開設期間が18日、終了した。
市の速報値によると、両海水浴場の7月15日から今月18日までの入り込み数は合わせて約3万5千人だった。・・・
福島・いわきの2カ所で海開き 海の日の日差しに子供の歓声
2013/7/15
http://blog.livedoor.jp/home_make-toaru/archives/7222417.html
約35千人の一部は、重要な情報を知らされないまま不必要に影響を受けた可能性があるだろう。海開き後(かつ7.21選挙後)に汚染地下水の海洋流出が公式に認められている。「真実を探すブログ」から、
東京電力、海への汚染水流出を正式に認める!ずっと垂れ流しだった!未だに福島原発からは白煙が発生中?
2013/07/22 Mon.
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-571.html
ついでに、その後の、海開きの終了後に出てきた貯蔵タンクからの汚染水漏れにも触れておこう。後で経緯を確認する際に訳がわからなくなりそうだから。同じく「真実を探すブログ」から、
今度は貯蔵タンクで汚染水漏れ!貯蔵タンク付近から毎時20ミリシーベルト検出!タンクの耐用年数は3年以下!
2013/08/19 Mon.
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-726.html
放射能漏れレベル3へ引き上げ!タンクから漏れた原因は東電のズサンな管理!930基のタンクを2人だけに見回りさせていた!
2013/08/28 Wed
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-773.html
当初の問題(汚染地下水の海洋流出)より、問題が規模が小さく制御がしやすいとみられる問題が前面に出てきたような気がするのは、多分考えすぎだろう。
しかし、レベル判定では後者の問題しか対象になっていないようだが、何故なのだろうか。なんとなくだが、前者の問題をふくめて「レベル3」と理解している人も多いのかもしれないという気がしているが、これも多分考えすぎだろう。
・9/1追記:
汚染地下水の海洋流出を公式に認めるに至った理由も何かを隠すためだったのかもしれないと思われるので、資料もみつかったし、経緯を忘れないようにメモしておこう。
先ずは、噂話を某掲示板の緊急自然災害板から、
281 : 地震雷火事名無し(新潟県)[] 投稿日:2013/07/22(月) 17:20:03.30 ID:bwJ//0Yg0 [1/1回(PC)]
どうも21日にふくいち周辺で大量の黒煙と白煙が交互に出ていてかなり危険な状態
みたいだね。今日は意識が遠のいてさっきまで横になって寝てたけどおかしいと思って
新潟県環境放射線監視、テレメータシステムをチェックしたけど異常な値は検出されません
23日と24日は点検のため一部表示されませんと出たけどヤバいデータが出たのを
隠微するためだろう。
872 : 地震雷火事名無し(西日本)[sage] 投稿日:2013/08/03(土) 07:33:57.84 ID:br1oQrOgO [1/3回(携帯)]
今頃になって、又、実は汚染水は・・・、海砂は・・・、○○の大気中の数値は等々、
洒落にならない最悪な状況を、サラッと公表するというやり方が許せません。
人の命がかかっているのに、よくも騙し続ける事ができると思います。
まだまだ隠し通している事もあるのでしょうか。
その様な気がしてなりません。
三年目で今の状態だと、来年、再来年あたりは一体どうなっているのか、
心がつのるばかりです。
878 : 地震雷火事名無し(家)[sage] 投稿日:2013/08/03(土) 10:12:38.05 ID:KZTBcnej0 [2/3回(PC)]
>>872
マスコミは汚染水の報道ばかりしているけど、本当は空気の方がやばくて
それをカモフラージュしているんじゃないかなぁと思うこの頃。
この辺りの経緯は、「真実を探すブログ」の記事でみると次のような感じだろう。
福島第一原発3号機から湯気!3号機の海水配管から最大100000Bq/cm3 を検出!3号機で異常事態発生中か!?
2013/07/18 Thu. 19:32:05
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-542.html
東京電力、海への汚染水流出を正式に認める!ずっと垂れ流しだった!未だに福島原発からは白煙が発生中?
2013/07/22 Mon. 22:24:24
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-571.html
【福島原発危機】3号機、湯気が発生した場所の線量は毎時562mSv!最大値は2170mSv!3号機1階の最高線量は毎時4780mSv!
2013/07/25 Thu. 02:00:17
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-578.html
このあたりの経緯を簡単にまとめておくと、
7/18 3号機建屋5階から「湯気のようなもの」発生と東電公表。
7/21 参議院選挙・投開票
7/22 地下汚染水の海洋流出を東電認め。
7/23 3号機建屋5階の湯気が出ていた場所は高線量と東電公表(最大毎時2.17シーベルト)。
その後は、主に汚染水関係の報道が垂れ流しされた模様。
「湯気のようなもの」は、風に乗って大気中を移動していったわけで、止めようがないうえ、海洋流出に比し影響が伝わる速度が異常に早かったのである。さて、現在はどうなっているのか・・・