人生の裏側

人生は思われた通りでは無い。
人生の裏側の扉が開かれた時、貴方の知らない自分、世界が見えてくる・・・

私じゃないこと

2022-10-16 10:01:14 | 雑感
“意識を向けると、パッと現臨が顕わになり、思いが離れてゆく...“って、誰がそんなぶっ飛んだこと言ってるのか!、と思いますよ!
私には小さい頃から、例えばショッキングな光景とかを何かで目にしたり、何かをやらかして人からそれをとがめられたりすると、ずっとそのことが頭から離れなくなるという、思念が容易く固着する気質があります。
“いやあ、かつてはそういう気質だったけど、修行したことで変わることが出来ました!“...な~んてこた、無いんです!
つい先日もそういうようなことがあったりで、人間の性格なんてそう変わらないものだ、とつくづく感じました。
言えることは自我意識が人一倍強いということでしょう。
ただ、私はこうした自分の性格上の欠点は自覚しているつもりです。いや本当に自覚していたなら、克服出来るかもしれません。
この思いのことは、ヘンな言い方ですが、本当に私の思いを超えた、あるいはその暗い底から来ると感じざるを得ません。
心の表層で思い方、心持ちを変えようとしても、どうにもならないことなのです。
だからこそ...思いを超えたものに意識が向けられる(このことを何度書いて来たことか!)、その意味を如実に知らされるのでしょう。
その自我意識の強い私が陥り安い、致命的なアヤマチにも意識が向けられます。これは、何度かそういう迷いに囚われたことで示されていることなのです。
それは、自己を超えた、真の主体ともいうべきものに、その自我が取って替わるということです。
”自我よ!、お前の魂胆は分かっている!、お前の策謀は常に見抜かれているんだ!”...って、そういうお前は誰だ?”
そうとも、それは”ワタシ”です。自我だから私なのです。
”他に何があるというのか!...神とか真我とかのことは知らない、分かるわけが無い!...
しかし、神的なものがこの私に通るということは知っている。...通ってしまった!...思いが離れてゆく...これは全く私からは出てこない、私じゃない、私を超えたところから来るのだ!”...

と、いうようなことを性懲りもなく書いてますが...
”私じゃないこと”を書いてたら、こういうことに与れる訳で!...
ヘタな心の訓練とかよりブログ書くことだったりして...

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