カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

江田船山古墳と峠の茶屋の紅葉

2019-11-12 15:38:17 | おでかけ
 南関に用事があって朝から出かけた。

 帰りは時間的にお昼時だったので、弁当を買って近くの「江田船山古墳」のある公園の芝生で食べることにした。

 こんな時のために、車の後ろのトランクには携行式の椅子とテーブルをいつも載せている。

 

 木に覆われていて、本来の姿は見えないがこの古墳群の中では一番大きな前方後円墳である。

 古代の古墳を見ながら、広々とした芝生の上で弁当と開くと、どこからか「旨そうだね」と卑弥呼の声が聞こた気がした。

 

 古墳の上部へ行くには階段を上るが、方形と円形が辛うじて高低差で判別できる程度で、大きな木の根が、がっちりガードしている。

 見学者のために扉が設けられているのを、登ってみて初めて気が付いた。

 

 ドアを開けるとスイッチがあって、内部の照明が点灯した。

 内部はさらにガラスで遮断されていて、その奥に石室が見える。

 

 この江田船山古墳からは、鉄剣が発見されていて国宝に指定されている。

 すぐ横には円墳もある。

 

 この奥の遊歩道をあるけば、貝塚があり古代の住居なども再現されている。

 近くには各地の古民家が移築されて展示されてもいる。

 子供が小さい頃は、この古墳公園から道路を隔てた南側の丘一帯にある「トンカラリン」の遺跡も訪ねたことがある。

 謎の多い古代の遺跡で、造成目的がハッキリしていない謎のトンネルが続いている。

 松本清張が存命の頃、このトンカラリンに関する古代の推理をしていて、それが面白くて訪れたのだった。

 我が家の子供は二人とも、今でもトンカラリンと言えばすぐに思い出す筈だ。

 帰路は玉名から海岸沿いの道を通って、河内から金峰山の峠の茶屋経由で帰ることにした。

 春先に訪れた「草枕街道」を思い出した。

 河内から峠に向かう道すがら、ミカン狩りの観光客を乗せた沢山のバスに出会った。

 川沿いに上る峠道はまだ紅葉には少し早いようだった。

 

 しかし、峠の茶屋公園付近のもみじは、かなり紅葉していて緑とのコントラストが、かえって紅葉を鮮やかにしていた。

 茶屋一帯は整備中で駐車場も封鎖されたままだった。

 団子汁が名物で、何年か前には長崎から団子汁を食べに来たという人に出会ったこともある。

 寒くなると団子汁とともにこの峠の茶屋が頭に浮かんでくる。

 旅先の記憶でも、食べ物が意外と記憶を補強してくれることがある。

 帯広空港のラーメンとか、寒かった比叡山の甘酒等々・・・。

 「食べ物が旅の記憶を補強する」・・・・しろ猫

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