陶子の心の窓

今日わたしの心の窓は開いていたかな?あなたはいかがでしたか?

ルンバブル

2019-03-06 06:07:56 | 暮らし
私は経済ニュースが好き。そして、新製品を見て「これが世に出回ることで世の中どんなふうに変わるんだろう・・」と考えるのが好き。

ルンバが出たころは正直、私の中ではあまり歓迎気分ではありませんでした。
掃除機をかけるために、まずお片づけ。これが当たり前の状態だったからです。
今でも以前ほどではないにしろ、床に置いてしまう鞄などを一度椅子の上にあげたりする作業が必ずあります。
それからわが家はキッチン、脱衣所、トイレ、和室のほかはすべて絨毯です。
テレビで見るルンバ君はフローリング上を動き回っていますので、この点でも「わが家には不向きだね」と考えていました。

ところが先日。

経済ニュース(たしか、テレビ東京のWBSだったと思う)で、ルンバが使いやすい家具が売れている、という特集をやっていました。
(それを録画しておいて後日見る、というていたらくなんだけど^^;)
ルンバをこんな風に使っています、こんな風に使いましょ☆ということをレクチャーしている女性が番組の取材に応じ、ご自宅でのルンバ君の働きぶりを披露していらっしゃいました。
先にも述べた通り、ルンバ君は障害物のあるところはお掃除できません。ですから、その女性のお宅では、モノをどこにしまうのかが明確です。外出先から帰宅したらコートはハンガーにかけて玄関のフックにかける。かばんやランドセルは棚にきちんとしまう。
さらに、ダイニングの椅子はひっくり返してテーブルに上げる(学校の教室掃除のようにね)。ソファは壁際に寄せる。ソファの前においてあるテーブルは軽々持ち上げて棚の上にのせてしまう。
そう。ルンバ君登場により、家具もそれなりに移動しやすいもの、軽いものが選ばれるようになってきているんですね。

「ルンバブル」と言う言葉は、ルンバ(商品名)と可能を表す単語、ableが組み合わさってできた造語、ということです。
ルンバでお掃除できるということ。

へえ~~☆
ひとつ何か新しいものが登場すると、その影響、波及効果。面白いです。

そして、家の中のちょっとした段差もなくすような作りになってもいます。
リビングから和室への段差。あるあるですが、そのお宅にはありません。
掃除機をかける手間が省ければ、あとは自分でより細かいところまできれいに掃除したり、整理整頓が進みますね。
なんと良い循環!

ざっと掃除機をかけるだけで室内の埃をかなり減らせます。
ふだん誰かが家にいるときは、歩き回って知らず知らずのうちに埃を舞い上げていることになります。
埃が舞い上がっている間は掃除機をかけてもあまり意味がない^^;
みんな外出してしばらくしてから人知れずルンバ君に埃を吸い取ってもらうと、掃除の意味としてはより効果的ですよね。

なるほど、なるほど。

翻って、わが家の掃除機は結婚祝いに友達からプレゼントされたもの。
もう20年以上も現役で頑張ってくれています。
これからもしばらくお世話になるよ!
リビングから和室への段差もあるしね~。