時系列で内容が書かれているわけではありません。ご了承下さい。

ニョニャ菓子を食べる会

2010-08-02 11:27:14 | 私の生活(その1)
シトロンさんのケーキ教室で知り合ったメンバーで
ニョニャ菓子を食べる会をしました。(7月中旬のこと)

高島屋のB2階と
Kちゃんが、美味しいと評判のマックスウェルフードコートのお店から買ってきてくれて・・・



こんなにたくさんのニョニャ菓子を食べることは、初めて・・・・
っていうか、今後もないかも・・・・
(私もやってみたいという方が、集まれば、またやってもいいけれど・・・・)

ニョニャ菓子って和菓子に似ている感じがしませんか??見た目の話・・・・。
ニョニャ菓子が見た目の美しさにこだわっていると言う点が
目で楽しむ和菓子と共通するところなのかな・・・・。
また、中国式に縁起をかついだお菓子が多いのも特徴的だそうです。



パンダンの葉に包まれているのが・・・・・・Lemper Udang

赤いのが・・・・・・・Kueh Angku(アン・クー・クエ)
  これは亀の形が定番で、長寿をあらわしているそうです。




ういろうのような見た目で、色がたくさんの層になっているのが・・・・ Kuih Lapis(クエ・ラピス)
  ラピスというのが、レイヤー(層)という意味だそうです。
  9層が正式なのだとか・・・・ほんとだ!!!写真のラピスも9層です。

水色のピラミッド型のお菓子は・・・・ Pulut Inti(プルッ・インティ)
  茶色いのは、ココナッツのフレークをを甘く煮込んだもの、水色部分はもち米です。

黄緑色のクレープのようなもので包まれたものは・・・・・Kueh Dadar(クエ・ダダ)
  中味は、ココナッツのフレークを甘く煮込んだもの

きいろのカステラのようなもの・・・・・Binka Ubi(ビンカ・ウビ)
  カステラのもっとしっとりしたような感じ・・食べやすいかも



バームクーヘンのようなもの・・・・・これもレイヤーケーキKuih Lapis(クエ・ラピス)
  クエがお菓子って意味で、レイヤーが層って意味なので・・・・でも、これは焼菓子かな??

このほかに、お持ちの中に黒蜜(グラム・マカラ)が入ってる・・・・Ondeh Ondeh(オンデ・オンデ)
  グラム・マカラというのは、やしの木からとれる砂糖(黒砂糖)
今回は試食しなかったのですが、パイナップルタルトもニョニャ菓子なんですよ。

ニョニャ菓子は、なんだかあの色が毒々しくて・・・・・
中には、合成着色料だらけではないの????ッてかたも・・・・・

確かに・・・・そう感じるかもしれませんね。
でも、調べてみると、どの色も自然な物を使って、発色しているようです。

グリーン・・・パンダン
ブラウン・・・グラ・ムラカ(黒砂糖)
イエロー・・・スイートポテト、とうもろこし等
パープル・・・ヤム芋
ピンク・・・ベニノキの実
白・・・・・・ココナッツ・ミルク

でも、あの青は・・・・・???って言う声も良く聞きます。
もちろん 青も・・・・・ブンガ・トゥラン(英語でブルー・ピー・フラワーとも)と呼ばれるマメ科の花

なのだそうです。

ニョニャ菓子
あまり美味しくないから・・・・色がねー・・・っていう方もたくさんいますが

私は、ニョニャ菓子好きです。
色彩感覚にあふれたプラナカンの人たちが、いろんな工夫をして
食器や家具に負けない華やかなお菓子を作ったのね・・・・・
手に入れやすい材料で作ったので、ココナツやタピオカ芋・グラム・ムカラを使ったお菓子が
多いのね・・・きっと
でも、ヨーロッパの文化にあこがれてたから
小麦粉を使って、パイナップルタルトのようなお菓子も作ったのかしら・・・・

     この部分は、私の想像・・・妄想・・・です。
     私も妄想倶楽部に入れるかしら????(一部の人しかわかりません・・・・すみません)

・・・・・・・・などと思いをはせるのも楽しいものです。
     プラナカン方達の生活は、カトンに行ってきましたので後ほどUPしますね。

食べたことないーーーーという方は、是非、お試しください。
最初に食べるのは、オンデ・オンデとかレイヤーケーキ(バームクーヘンのようなタイプ)が
お勧めです。
でも、時々ドリアン味がレイヤーケーキにはありますので、要確認です。