朝青龍は金看板?慢心爆弾? 品に欠け、回復も足りず
巡業チケット販売担当者は「サマサマですわ」
興行への期待と先祖返りという“爆弾”を背負って、朝青龍の巡業は続く=2日、大分県豊後大野市
出場停止処分が解けた横綱朝青龍が2日、九州に上陸した。ライバルの白鵬を堂々寄り切ってファンの声援と大歓声を一身に浴び、1200枚もの当日券を完売寸前までさばいてしまうなど興業面での強さを見せた。だが、随所に相変わらず品のない一面を見せ、協会内部でも「復帰フィーバーで図に乗り、また謙虚さを失うのではないか」という懸念が早くも出始めている。
人気者であることは間違いない。大分県豊後大野市で行われた巡業、結びの一番。朝青龍が白鵬を寄り切ると、4000人近い観衆によるこの日一番の大歓声がわき起こった。
取組後の爽快(そうかい)感を「おいしいものを食べた後の笑顔、って感じかな。とにかく土俵に上がって精いっぱいやりたい」と、優等生発言に終始した。
チケット販売でも「さすが横綱」の声があがった。地元では当日売りの立ち見席を含めたチケット4000枚のうち、前売りでは2800枚しかさばけなかった。「チケット購入を呼びかける宣伝カーが毎日のように街中を回ってうるさかった」(飲食店店員)というが、結局は100枚程度しか残らない満員御礼寸前までこぎつけた。
販売担当者も「これも横綱が帰ってきてくれたおかげ。当地で35年ぶりの巡業を何とか無事に終えられた。朝青龍サマサマですわ」と、ホッとした様子だ。
ただ、巡業を見守った協会関係者の顔に笑みはなかった。
「思ったより動きもよかった。もう少し筋肉が落ちていると思ったけどね。しかし、この歓声をどう受け取るのだろうか。温かく迎えていただいたのはありがたいことだが、横綱が変に自信を深めて元に戻らないか、心配だ」
どこまで反省しているのか首をかしげたくなる場面もあった。
取組前の土俵下では、隣に座る審判へ落ち着かぬ様子でしきりに話しかけていた。和やかな巡業とはいえ、土俵に上がる直前の行為としては疑問符が付く。
かつて問題になった懸賞金を受け取る手刀は、相変わらずクニャクニャとした手さばきのまま。横綱審議会の内館牧子委員が「手刀は刀なんだから、パッ、パッと切らないと。それがあのような手つきでは、見ていて気持ちが悪い」と忠告したのを、やはり受け入れていないようだ。
肝心の相撲も、対戦した白鵬が「見ていればわかる」と、万全にはほど遠い状態であることを示唆。朝青龍が4キロ体重が減ったことを受け、「だろうな。やせている感じがした。軽い気がした」と印象を述べた。
横綱としての存在感を増した白鵬は、朝青龍の謝罪会見を振り返り、「もっとしっかり謝ればよかった」と周辺に漏らしたともいわれている。他の力士からも「体が小さくなったね」「ぶつかりけいこで胸がすぐ真っ赤になっていた」といった声が相次いだ。
チケットに関しても、結局は主催者側が最も売りたかった最高額のマスS席(1万円)だけは売れ残った。午前8時の販売開始から約1時間で売り切れた立ち見席(2000円)を購入した自営業の男性(58)のように、「ちょこっと見られればそれでええ。相撲は見んでも、姿だけでええ」と、朝青龍は“チラ見”でOKとの声は少なくなかった。無難に復帰したように見えて、実は数々の不安要素を抱えた再スタートとなった。
ZAKZAK 2007/12/03
↑
僕は、結構、相撲のTV放送見る方で、しかも白鵬を応援しているんだが、福岡場所は全くリアルタイムで見なかった(その前も、ほとんどニュース7のスポーツ枠だったよ)。白鵬の2場所連続優勝は、横綱の責任だけは果たしたとは言え、内容的には危ない相撲もかなりあって、朝青龍のような所謂”横綱相撲”は少なかったからねぇ。千代大海も、そりゃ休むからにはかなり痛かったとしても、勝負にならないとしても、痛々しさを引きずって土俵に上がったほうがよかったのにね。
横審のお偉方も、福岡場所の客席の惨状を見ていただろうから、タテマエだけの奇麗事じゃ客は来ないってことが分かったんじゃないのか。あの婆様も、不承不承ながらも、やっぱり朝青龍がいないと興行として成り立たないってことが分かったんじゃないの
。
アメリカじゃ、MLBはナショナル・パースタイムっていうんだよね。日本の相撲も、これだけ外国人力士が多くなったんだし、あんまり堅苦しい昔の考えに固執してもねぇ、という気はするな。ま、僕も、日本人だから、相撲は国技であり日本の神事という伝統は大事にして欲しいとは思うけどね。
それから、やくみつる、こいつ、ちょっと調子に乗り過ぎ。誰か、痛い目に遭わせたほうがいいんじゃないの。
巡業チケット販売担当者は「サマサマですわ」
興行への期待と先祖返りという“爆弾”を背負って、朝青龍の巡業は続く=2日、大分県豊後大野市
出場停止処分が解けた横綱朝青龍が2日、九州に上陸した。ライバルの白鵬を堂々寄り切ってファンの声援と大歓声を一身に浴び、1200枚もの当日券を完売寸前までさばいてしまうなど興業面での強さを見せた。だが、随所に相変わらず品のない一面を見せ、協会内部でも「復帰フィーバーで図に乗り、また謙虚さを失うのではないか」という懸念が早くも出始めている。
人気者であることは間違いない。大分県豊後大野市で行われた巡業、結びの一番。朝青龍が白鵬を寄り切ると、4000人近い観衆によるこの日一番の大歓声がわき起こった。
取組後の爽快(そうかい)感を「おいしいものを食べた後の笑顔、って感じかな。とにかく土俵に上がって精いっぱいやりたい」と、優等生発言に終始した。
チケット販売でも「さすが横綱」の声があがった。地元では当日売りの立ち見席を含めたチケット4000枚のうち、前売りでは2800枚しかさばけなかった。「チケット購入を呼びかける宣伝カーが毎日のように街中を回ってうるさかった」(飲食店店員)というが、結局は100枚程度しか残らない満員御礼寸前までこぎつけた。
販売担当者も「これも横綱が帰ってきてくれたおかげ。当地で35年ぶりの巡業を何とか無事に終えられた。朝青龍サマサマですわ」と、ホッとした様子だ。
ただ、巡業を見守った協会関係者の顔に笑みはなかった。
「思ったより動きもよかった。もう少し筋肉が落ちていると思ったけどね。しかし、この歓声をどう受け取るのだろうか。温かく迎えていただいたのはありがたいことだが、横綱が変に自信を深めて元に戻らないか、心配だ」
どこまで反省しているのか首をかしげたくなる場面もあった。
取組前の土俵下では、隣に座る審判へ落ち着かぬ様子でしきりに話しかけていた。和やかな巡業とはいえ、土俵に上がる直前の行為としては疑問符が付く。
かつて問題になった懸賞金を受け取る手刀は、相変わらずクニャクニャとした手さばきのまま。横綱審議会の内館牧子委員が「手刀は刀なんだから、パッ、パッと切らないと。それがあのような手つきでは、見ていて気持ちが悪い」と忠告したのを、やはり受け入れていないようだ。
肝心の相撲も、対戦した白鵬が「見ていればわかる」と、万全にはほど遠い状態であることを示唆。朝青龍が4キロ体重が減ったことを受け、「だろうな。やせている感じがした。軽い気がした」と印象を述べた。
横綱としての存在感を増した白鵬は、朝青龍の謝罪会見を振り返り、「もっとしっかり謝ればよかった」と周辺に漏らしたともいわれている。他の力士からも「体が小さくなったね」「ぶつかりけいこで胸がすぐ真っ赤になっていた」といった声が相次いだ。
チケットに関しても、結局は主催者側が最も売りたかった最高額のマスS席(1万円)だけは売れ残った。午前8時の販売開始から約1時間で売り切れた立ち見席(2000円)を購入した自営業の男性(58)のように、「ちょこっと見られればそれでええ。相撲は見んでも、姿だけでええ」と、朝青龍は“チラ見”でOKとの声は少なくなかった。無難に復帰したように見えて、実は数々の不安要素を抱えた再スタートとなった。
ZAKZAK 2007/12/03
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僕は、結構、相撲のTV放送見る方で、しかも白鵬を応援しているんだが、福岡場所は全くリアルタイムで見なかった(その前も、ほとんどニュース7のスポーツ枠だったよ)。白鵬の2場所連続優勝は、横綱の責任だけは果たしたとは言え、内容的には危ない相撲もかなりあって、朝青龍のような所謂”横綱相撲”は少なかったからねぇ。千代大海も、そりゃ休むからにはかなり痛かったとしても、勝負にならないとしても、痛々しさを引きずって土俵に上がったほうがよかったのにね。
横審のお偉方も、福岡場所の客席の惨状を見ていただろうから、タテマエだけの奇麗事じゃ客は来ないってことが分かったんじゃないのか。あの婆様も、不承不承ながらも、やっぱり朝青龍がいないと興行として成り立たないってことが分かったんじゃないの
。
アメリカじゃ、MLBはナショナル・パースタイムっていうんだよね。日本の相撲も、これだけ外国人力士が多くなったんだし、あんまり堅苦しい昔の考えに固執してもねぇ、という気はするな。ま、僕も、日本人だから、相撲は国技であり日本の神事という伝統は大事にして欲しいとは思うけどね。
それから、やくみつる、こいつ、ちょっと調子に乗り過ぎ。誰か、痛い目に遭わせたほうがいいんじゃないの。