2007年11月2日(金)16:49
(夕刊フジ)
これも、今はやりの“偽装”か?! 悪役丸刈りコンビが、おかしなシステムに救われ、ヒーローに大変身した。日本シリーズ第5戦(ナゴヤドーム)は、中日が山井、岩瀬の完全試合リレーで日本ハムを完封。53年ぶり2度目の日本一を達成した。落合博満監督は3度目の正直を果たし、MVPは中村紀洋が受賞。セ・リーグ2位のチームが日本一となり、育成選手上がりがMVPを獲ってしまうという、現在の球界のおかしさを象徴するような結果となった。
MVPの中村紀は、お立ち台で「シリーズで集大成が出た。もう最高です。今年1月からいろんなことがありました。ドラゴンズさんありがとうございます。感謝しています。今まで本当にきつかった」と号泣。年俸600万円の半額となるMVPの賞金合計300万円を手にし、何度も手で涙をぬぐった。
昨年、オリックスと年俸でモメて自由契約になったものの、2月のキャンプが始まってもチームは決まらず。日本ハム、ヤクルトが獲得に色気を見せたこともあったが、“チームへの悪影響”を考えて見送られた。大砲がノドから手が出るほど欲しかった楽天ですら、野村監督が「ウチは近鉄時代のあいつの子分がたくさんいる。あれが来たら、チームがムチャクチャになる」と敬遠したほど。まさに、中村紀のイメージは最悪だった。
また、シドニー、アテネ五輪に出場した際も、ロクに練習もせず、やりたい放題。日本代表のメンバーは「五輪で勝てなかったのはノリのせい」とささやきあっていたという。
その中村紀を中日は育成選手枠で獲得。かつての2冠王を“育成”するというのもおかしな話で、本来の育成選手枠の趣旨からも外れており、まさに“偽装”と言っていい。だが、このシステムがなかったら中村紀の復活はなかった。
中村紀にとって幸いだったのは、その環境だ。厳しい落合監督がいて、ナインも立浪を筆頭に、谷繁、井上など、自分より年上の選手が目を光らせていた。このため、中村紀はわがままを封印。近鉄時代は金髪だった髪形を丸刈りにして、生まれ変わった気持ちで必死にやるしかなかった。
その結果、シーズンは打率.293、20本塁打、79打点と活躍。ヤクルト関係者が「もしもウチに入っていたら、球場が狭いから本塁打は30本前後は打ったかもしれないが、バットを振り回して、打率は.230ぐらいだったんじゃないか」と話す通り、中日に入ったからこその結果だった。
(略)
ともに丸刈りの中村紀と落合監督。最近では、ボクシングの亀田興毅が丸刈りで謝罪会見を行い涙を見せ、出直しを誓った。亀田一家の方はまだヒールのイメージから脱し切れていないが、“丸刈り”“涙”“出直し”、そして“偽装”が今のトレンド…。今オフ、中村紀の契約交渉で“本性”が出るかどうか。中日は祭りの後に脅える。
↑
”中村紀の契約交渉で“本性”が出るかどうか”、うん!夕刊フジ、なかなか鋭いね!!!なにしろ、中村が、これまで起こしたゴタゴタは何回あるんだ?メジャーを首になったときも、「”マイナーに落とさない”という条項がなかったから」、とかのたまわなかったっけ?メジャーの評価は厳しいからね、凄い選手だったら、最初から、ちゃんとその条項は入ってたよ。
ま、とにかく、人間の性格・人格はなかなか変わらないからね、今年に限れば、さすがに、失業寸前の所を拾われたわけだから、しばらくは、おとなしくしているだろうけどね。
まず、フロントがどの程度の金額を提示するかだね、年俸600万、どうだろう、10倍提示するかな?ま、10倍提示で6000万くらいだと、どうなるかなぁ?レギュラー・シーズンの成績が査定の基礎とすれば、それほど大きな額は提示されないかもね・・・。
まさに、今年のオフはノリの本性出るかどうか、楽しみだね。
(夕刊フジ)
これも、今はやりの“偽装”か?! 悪役丸刈りコンビが、おかしなシステムに救われ、ヒーローに大変身した。日本シリーズ第5戦(ナゴヤドーム)は、中日が山井、岩瀬の完全試合リレーで日本ハムを完封。53年ぶり2度目の日本一を達成した。落合博満監督は3度目の正直を果たし、MVPは中村紀洋が受賞。セ・リーグ2位のチームが日本一となり、育成選手上がりがMVPを獲ってしまうという、現在の球界のおかしさを象徴するような結果となった。
MVPの中村紀は、お立ち台で「シリーズで集大成が出た。もう最高です。今年1月からいろんなことがありました。ドラゴンズさんありがとうございます。感謝しています。今まで本当にきつかった」と号泣。年俸600万円の半額となるMVPの賞金合計300万円を手にし、何度も手で涙をぬぐった。
昨年、オリックスと年俸でモメて自由契約になったものの、2月のキャンプが始まってもチームは決まらず。日本ハム、ヤクルトが獲得に色気を見せたこともあったが、“チームへの悪影響”を考えて見送られた。大砲がノドから手が出るほど欲しかった楽天ですら、野村監督が「ウチは近鉄時代のあいつの子分がたくさんいる。あれが来たら、チームがムチャクチャになる」と敬遠したほど。まさに、中村紀のイメージは最悪だった。
また、シドニー、アテネ五輪に出場した際も、ロクに練習もせず、やりたい放題。日本代表のメンバーは「五輪で勝てなかったのはノリのせい」とささやきあっていたという。
その中村紀を中日は育成選手枠で獲得。かつての2冠王を“育成”するというのもおかしな話で、本来の育成選手枠の趣旨からも外れており、まさに“偽装”と言っていい。だが、このシステムがなかったら中村紀の復活はなかった。
中村紀にとって幸いだったのは、その環境だ。厳しい落合監督がいて、ナインも立浪を筆頭に、谷繁、井上など、自分より年上の選手が目を光らせていた。このため、中村紀はわがままを封印。近鉄時代は金髪だった髪形を丸刈りにして、生まれ変わった気持ちで必死にやるしかなかった。
その結果、シーズンは打率.293、20本塁打、79打点と活躍。ヤクルト関係者が「もしもウチに入っていたら、球場が狭いから本塁打は30本前後は打ったかもしれないが、バットを振り回して、打率は.230ぐらいだったんじゃないか」と話す通り、中日に入ったからこその結果だった。
(略)
ともに丸刈りの中村紀と落合監督。最近では、ボクシングの亀田興毅が丸刈りで謝罪会見を行い涙を見せ、出直しを誓った。亀田一家の方はまだヒールのイメージから脱し切れていないが、“丸刈り”“涙”“出直し”、そして“偽装”が今のトレンド…。今オフ、中村紀の契約交渉で“本性”が出るかどうか。中日は祭りの後に脅える。
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”中村紀の契約交渉で“本性”が出るかどうか”、うん!夕刊フジ、なかなか鋭いね!!!なにしろ、中村が、これまで起こしたゴタゴタは何回あるんだ?メジャーを首になったときも、「”マイナーに落とさない”という条項がなかったから」、とかのたまわなかったっけ?メジャーの評価は厳しいからね、凄い選手だったら、最初から、ちゃんとその条項は入ってたよ。
ま、とにかく、人間の性格・人格はなかなか変わらないからね、今年に限れば、さすがに、失業寸前の所を拾われたわけだから、しばらくは、おとなしくしているだろうけどね。
まず、フロントがどの程度の金額を提示するかだね、年俸600万、どうだろう、10倍提示するかな?ま、10倍提示で6000万くらいだと、どうなるかなぁ?レギュラー・シーズンの成績が査定の基礎とすれば、それほど大きな額は提示されないかもね・・・。
まさに、今年のオフはノリの本性出るかどうか、楽しみだね。