続・知青の丘

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拙句集『たかざれき』上梓後の楽しみ④

2021-02-16 09:04:33 | 俳句
拙句集を謹呈させていただいていた、
鳥取の俳人植垣規雄さん(お名前だけ知っている)から昨日手紙が届いた。
現代俳句協会会員の方ではありますが
全く存知上げない方です。

私が言うのもなんですが
はっきり言って、
難解で読み進められなかったので
お礼と感想が遅くなったというものでした。

でも、
その方は、「句集には作者の全人格が投影されて」いるので、
「句会や俳句大会の選句以上に、読み手も全力で相対すべき」と
謹呈した11月下旬からずっと数回読み返され
思いを温めてこられたのでしょう。
(ご感想については省略)

そして、
「理屈ではなく単純に私の感性というか
フィーリングに合う句が見えてき」たということで
各章ごとに選を書いて送ってくださいました。

頭が下がります。

こういう誠実で正直な読み手がいてくださり、
拙句集と全力で向き合ってくださったことに
とても感謝しました。

(昨年は鳥たちに全部見事に蕾を食べられてしまい
一個も花は咲けず
今年は、ネットをずっと被せていて
やっと開花にこぎつけた紅梅。)

また、
評論の”「高漂浪」する常少女性 石牟礼道子の詩の原点へ”
についても、
石牟礼道子氏の名前や本の題名は知っているものの
「本当に衝撃的であり」、
自分にとっては『苦海浄土』の「丁寧な解説でもありました」
ということでした。

評論についての、このような反応はいくつかいただいており
それぞれの立場で読んでいただけたら
とてもうれしいことです。

俳句は<謹呈の文化>だと
軽く考えていた自分の考えを改めたことでした。

*ブログ「俳句新空間」には
竹本仰さん(1月)と山本敏倖さん(2月)の、
拙句集についての鑑賞文や集評を書かれたものを
掲載していただいています。


お問合せは俳句短歌誌「We」へ。

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日経平均はいつまでどこまで騰がるのかな。
売ってしまったらもう売るもんがない。
かといって
高値では買いたくないし・・・・
でもドンドン騰がっていったら
レースに参加できなくてつまらないし・・・・



コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (0yazi)
2021-02-17 07:02:03
おはようございます
やはり難解なのか、と少し安堵であります。
そして、勝手に解釈するのも可で、それも楽しみなのだと思えました!
ちょっとホッとしました、なんちゃって!
返信する
Unknown (知青)
2021-02-17 18:08:12
>Oyazi さんへ

コメントありがとうございます。

拙句は
前衛的なので(人が言う)
難解なのでしょうか。

感じてもらって
自分なりにイメージが膨らんだり
物語が語られそうだったりする句を
鑑賞してもらえればと思います。

今のところ、
分り易い俳句を書く気がないです。

「We」には、ご存知の通り、
私の書くような句ばかりではなく
いろんな俳句があります。

人まねから始まって
最終的には自分の俳句を書いて頂きたいです。
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