続・知青の丘

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現代俳句カレンダー2021~論文を書こうとする時

2020-10-04 21:20:40 | 俳句

(現代俳句カレンダー2021)
わたくしの句は2月にあります。


「ある方からの10月3日の拙ブログに対してのコメントを読んで」

ある人が論文を書こうとするとき
最初に考えることは
アプローチのしかた、つまり切り口とその構成(項目)。
そこに独自性を見つけることが
最も大事なこと
だと考えます。

それが決まればしめたもので
あとはそれに従って
見合った資料を探し
(時間をかけて収集している資料の中から)
書く内容の精査とどこまで書くかの
肉付けをしていくだけかと思います。

文章の優劣や
書いた人の文体への好き嫌いはありましょう。
大変洗練された文章を書く方もおられましょう。

俳句作品の読みなど、
判決で黒を白にするくらい
どのようにでもなるんです。
ただ文章が上手い人が書くと
佳句・名句となることは往々にしてありましょう。

高野公一氏があのように述べたということは
構成のしかたと
取り上げた資料(具体的な短歌、短編小説)など
アイデアに被っていた点があったということ。

俳句の作家論として読んだ時
武良氏のは感想文だ評伝だという人あり
俳句作品の中に入らないで「上官が望遠鏡で遠くから眺めた」
ようなものと言う人あり
総論だけで各論がないと言う人あり

「武良氏が18歳まで水俣に居たという事実には敵わないよ」
と言われるならば
私達は、先人たちの評論など書いても
同時代の人の評論には勝てない
と言っていることと同じです。

もし、その方法論において参考にしたとするならば
先行論文を参考文献に挙げなければなりません。

どう考えても
私の評論に向けられた、
「後塵を拝した」ということばは
おっしゃるほど「下水に流せ」るほど
不要のものでもなく
軽く流せるものでもありません。



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