続・知青の丘

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短歌俳句誌「We」より<3月30日>の一句(第6号)

2020-03-30 22:14:51 | 俳句
あんなにも桜をすうっと抜けて来た   竹本 仰

「桜の樹の下には屍体(したい)が埋まっている!」
(梶井基次郎の短編「桜の樹の下には」より)が
きっと下敷きにある句だろう。

芭蕉45歳の時の句に
さまざまの事おもひ出す桜かな

桜に対する思いは、それこそ十人十色。
私などは、表面的には、
満開のソメイヨシノなんて、
遠景で塊を観るからその美しさに圧倒もされるが、
一つひとつをじっくり愛でるような花ではないと思っている。
ちょっと雄蕊は異様な感じがするが。

掲句の「すうっと抜け」る「あんなにも」は、
その時の速度なのか、それまでの回数なのか。

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毎日一句ずつUPして
すこしのコメントを書くことを続けるということは
やはりたいへんだなあ~
あっという間に一日が終わるんですもん。





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