EKKEN♂

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トラックバックに関する雑感4

2005-11-23 | Trackback
 トラックバックに関するあれこれ。
トラックバックが通知機能なんだってば!
 「その道のプロが、あなたをガイド」でお馴染みのAll Aboutネットライフのマナーとルールのコラムから。

ブログを楽しむために注意したいマナーとは - [ネットライフのマナーとルール]All About

「あなたの記事を私のブログ内でトラックバックしました!」と相手に報告(トラックバックを送るページの紹介とURL)してあげると親切ですね。これによって、相手も自分のブログをチェックしやすくなりますし、ブログとブログのつながりが生まれ、コミュニケーションが広がります。トラックバックを機会に新しい友達ができるかもしれませんよ。
 あー、All Aboutも終わったなー、というのがこの記事を読んでの正直な感想。
 トラックバックを送ったことを報告することが悪ではないけれど、報告することが「親切」か、というとそんなことは決してないわけですよ。トラックバックを送った時点で相手には報告されているんですから。
 言及した・リンクした事を通知するのがトラックバックの機能なのに、トラックバックを送ったことを相手に別の方法(恐らくはコメントかメールと思われる)をもって知らせることを推奨する文章を「その道のプロ」が書くことが、僕には信じがたいなぁ。
 仲間内でトラックバックの送り合いをして、その度にお互い報告をするのが、そのコミュニティでのローカルルールとなるのは構わないけれど、「その道のプロ」が書くことで、「トラックバックしたら報告するのがマナー」みたいな風潮が生まれたら、たまったものじゃないよ。

トラックバックを拒否していても言及はされますよ
 トラックバックを受け付けていないブログを、以前より多く見かけるようになりました。
 ブログツールを更新の楽な日記ツールとして使うのであれば、トラックバックは不要なものかもしれないし、スパムトラックバックに辟易して受付拒否するのも、決して悪いことじゃないけれど、たまに見かけて気になるのが、「トラックバックの受付をしていないのだから、ここのことを言及しないで」というようなスタンスの人。
 無断リンク禁止ブログにも同じ事が言えるのですが、トラックバック/リンクを禁じていても、自分の書いた物が公開されている以上、他者からの賞賛・批判をされないわけではありません。
 トラックバックを受け付けていれば、自分の事を取り上げてもらった時に、わざわざリファラを辿ったりしなくても、すぐに言及されたことが分かるのが便利なだけで、これを拒否設定にしたところで、言及を免れるわけではないのです。
 むしろ事実誤認のことで批判をされた時に、その誤解が自分の知らない内に広がる危険性を考えれば、批判的なトラックバックを避けるのは危険なことかもしれないな、と思いました。



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