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群馬の田舎から情報発信!

渋川総合病院へ県が内科医派遣

2007-05-29 21:09:36 | 群馬Today
 渋川総合病院では昨年7月から常勤の内科医がゼロとなった。地域の中核病院であるため、県が医師を派遣することで対応するとのこと。
地方での医師不足が叫ばれ、効果的な医師確保策が見いだせない公立病院では、1つの新しい問題打開策になるのでは。
 もはや1つ1つの市町村単位で人材を確保することが難しいのであれば、1つ大きい単位。すなわち県レベルで、人材ネットワークを形成し、人材を確保するということが有効なのでは。そうすれば、県単位で必要とする科の医師数を効率的に確保できるのではないだろうか。

 ただし、問題点は、県レベルで人材確保が可能かどうか。人事権を大学の医局が持っている以上、県では医師の人事権を持てない。人事権がなければこのネットワークを機能的に運用することはできない。

 県として勤務医の働く場の魅力アップを図り、「群馬県で働きたい」と思わせる努力をしていくことが必要か。

 


スクールソーシャルワーカー

2007-05-28 21:58:21 | 群馬Today
 5月26日の上毛新聞によると、「県教委は社会福祉に通じたスクールソーシャルワーカー(SSW)の学校配置に乗り出す。」
 SSWとは、「家庭や地域など、子供を取り巻くあらゆる環境を考慮に入れた相談や支援を行うために学校に配置される」もので、「子供の心に焦点を当てるスクールカウンセラーとは役割が異なり、福祉的なアプローチが中心になる」ものだそうです。
 SSWの配置を検討したのは、「いじめや非行、学校での問題行動などの背景には、親の虐待や貧困などの家庭の問題が関係しているケースが多いため」とのこと。

学校がどこまで”家庭”に介入するのか?
・専門家を雇うとなればそれなりの経費がかかるのでは?(教員のOBを雇う?→福祉の・専門家とは言えないのではか。)
・児童・生徒の心のケアをするスクールカウンセラーとどこが違うのか。
 家庭の福祉の問題は教育か???
まだまだ検討課題が多いと思います。

 実際、SSWがどのような人で、どのような専門知識をもち、具体的にどのような活動をできる人なのかのイメージがわきません。
 確かに、学校に福祉のプロが配置されることは悪いことではないと思います。(学校にいろいろな目が入るということが重要だと考えるからです)しかし、適切な人が配置されないとかけ声倒れになってしまう懸念があります。さらには、教師との連携がうまくいかなければ、かえって教育現場に混乱をもたらすだけになってしまうかもしれません。
 新聞の解説にもあるように、どのように的確な人材を養成するかが一番の課題だと思います。 

 個人的には、優秀なスクールカウンセラーをもっと中学・高校に充実させる方が先のような気がしますが・・・。

わたらせ渓谷鉄道

2007-05-26 17:18:37 | 群馬Today
 今日の読売新聞の群馬版によると、わたらせ渓谷鉄道の2006年度決算は、「鉄道事業での計上利益は1億1300万円の赤字で、05年度の1億8700万円から約7400万円削減された」そうです。
 決して黒字幅が減った訳でなく、赤字幅が減ったということです。経営努力により、やっとこの程度の赤字で済んだということです。

 昨日の夜、たまたま群馬テレビの「風人の画布」という片岡鶴太郎氏が主演の番組を見ると、わたらせ渓谷鉄道を特集していました。

 わたらせ渓谷鉄道は、第3セクターに以降してから、平成6年度のピーク時の約半分に利用人員が減ってしまったそうです。
 
 それでも、沿線の住民の人々の貴重な足としてなんとか存続させようと、ボランティアや行政が支援しているとのことでした。
 もともと黒字が見込めないからこそ、国鉄が見放したために第3セクターとなった路線です。沿線住民の方の協力なしには存続し得ない路線なのです。

 しかし、上毛電鉄や上信電鉄でも利用人員が落ち込んできているように、自家用車の普及した群馬において、わたらせ渓谷鉄道が、飛躍的に利用人員を増やすことは難しい問題です。

 今後、このわたらせ渓谷鉄道をどのようにしていくのか。沿線住民に大変重い課題を突きつけています。
 鉄道というのは、地方で暮らすためには欠かせないインフラの一つだったのでしょう。冷静に考えれば、バスに転換した方が、経営が上手くいくと分かっていても、廃止というのは感情的に許せないと考える人も多いと思います。(必ずしもバスに転換すると経営が黒字になるという訳ではないですが。)
 決して感情論に流されることなく、部外者の無責任な議論に惑わされることなく、沿線住民の方が自ら選択をする必要があるのではないでしょうか。
 観光用のトロッコ列車ぐらいしか乗車したことのない私は、偉そうなことは言えないので、遠くから応援させていただきます。

 番組の最後に、片岡鶴太郎が、地方鉄道についてコメントしていました。東京では、満員電車にみんな疲れた顔をして乗っているが、地方鉄道はどこかみんなのんびりと乗車している。気分を変える意味でみなさんも乗ってみたらどうですか、といったような内容でした。確かに、東京と地方とでは電車に対する見方が違うと思います。苦痛を伴う単なる移動の手段ではなく、のんびりとした列車の旅もたまにはいいもんですよねえ。
 

緑資源機構の談合事件

2007-05-24 22:24:57 | 群馬Today
林道談合 “林野一家”で税金食い物 天下り、丸投げ…民間圧迫 (産経新聞) - goo ニュース

 天下り職員の身分・給与を保証するために、独占的に業務を発注する。しかもその業者には業務を受注するだけの能力がなく、下請け業者に丸投げする。全く天下り職員のためだけに存在する団体である。

 農水省の人間は税金をどう考えているのか。さらには、会計検査院はいったい今まで何を検査していたのか?こんなことが、今まで検査にひっかからなかったことが疑問です。

 他にも例があります。
 「独立行政法人日本スポーツ振興センター」という団体があります。
 この団体のHPによると、
 主な業務は国立競技場の運営とスポーツ振興だそうだ。
そして、この団体の理事長は文部科学省からの天下りで、何と年収は1,921万円だそうだ。
 この団体の収入はほとんどが国からの交付金や補助金であり、いわば税金である。決して、自らの営業努力により収入を得ているわけではない。そんな団体の職員の給与が、現役時代の公務員の報酬より多いというのは理解できない。
 これは、まさに身内の所得保障のためのお手盛り行政ではないだろうか。もっと税金は有効に使ってほしい。こんな団体を使わなくても、税金を有効に使おうと思えば文部科学省が直接施設を管理し、振興の補助金を交付すればいいではないか。こんあ怪しい団体に公の業務を担ってほしくない。
 ※とは言え、この団体は自ら理事の報酬を公開するなど、良心的な団体だとは思いますが・・・
 
 人材バンクなんてものが検討されていますが、天下り問題の解決方法は簡単です。優秀な国家公務員の早期退職制度などすぐにやめて、定年まで国家公務員として働いてもらえばいいのです。新たな組織を作り、焼け太りすることもなく、経費もかからない、こんな簡単なことが、なぜできないのでしょうか?

前橋駅のバス乗り場

2007-05-24 22:21:05 | 群馬Today
 5月22日の日経新聞の群馬版の「こだま」に前橋駅のバス乗り場についてのコラムありました。
 自動車の普及により、公共交通機関の衰退が叫ばれる今日においても、バスや鉄道は学生の通学には欠かせないものです。
 したがって、日中にはガラガラの乗り場も、ラッシュ時にはそれなりに混雑するのでしょう。

 記事にある通り、前橋駅前のバス停は、一部を除いてバス通路を横切らないと行けない構造になっています。敷地の制約があるために、このような構造になったのだとは思いますが、乗客の利便性より、バスの運転を優先させている気がしてしかたありません。
 さらには、どこの乗り場に行けば、目的の路線に乗れるのかが全く分かりません。したがって、普段毎日乗っていない私は、乗り場から乗り場をバス通路を横切りながら探すはめになってしまいました。結局断念して、タクシーを使ったことがあります。
 環境に優しい乗り物として公共交通機関が見直されています。そして、バス路線を存続させるには利用人員を増やすことが必要です。そのためには、いろいろな意味で乗る人に”やさしい”乗り物にしていく工夫が大事だと思います。

 それにしても、バスの重要な”お得意客”である小学生達のマナーが良いというのは、頼もしい限りです。大人も襟を正さなければ!

観音山の桜

2007-04-08 20:43:56 | 群馬Today
 群馬でもこの週末は桜が満開となりました。

 県内にも桜の名所はたくさんありますが、今日は我が家の恒例となっている高崎の観音山へ花見に行ってきました。

 相変わらずの人出。山頂の駐車場に向かう道は大渋滞。観音山の花見は大変です。しかし、山頂に着くと、満開の桜の花の向こうに高崎の街並みが。
 観音山の花見は、ただ桜を楽しむというより、桜とともに高崎の街並みを眺めるその景色に人気の秘密があるのではないでしょうか。

 来週は、赤城の千本桜あたりが見頃になるでしょうか。

「けやきウォーク」に行ってきました

2007-03-10 20:18:22 | 群馬Today
 前橋駅の南、旧ダイハツ跡地に「けやきウォーク」がオープンしたとのことで、早速出かけてみました。

 ショッピング街は、高崎のイオンよりちょっと小さい気がしますが、それでも広い。屋内駐車場に車を入れると、どこに置いたかキチンと覚えていないと、迷ってしまいそうです。

 中に入ると、すごい人出。この集客力はすごいの一言。
 最近のモールはどこも同じかもしれませんが、一つの街ですね。ぶらぶらと専門店街をウインドウショッピングしながら歩き回り、疲れればちょっと喫茶店でコーヒーでも飲む。お腹がすけば、チェーン展開している有名店で食事もできる。一度、車でこの”街”に入ってしまえば、快適に数時間過ごせるようになっています。

 こんな新しく、キレイでオシャレな”街”が突如前橋に出現すると、どのような影響を周辺に与えるのでしょう?
 同じような品揃えをしている既存店はかなりのダメージだろうなあ。
 でも、”街”が歳をとるように、このモールも歳をとるわけだから、20年後、30年後に、このモールがどのような形で歳をとるのか、ちょっと気になります。地域の財産として、貴重な”街”として、輝きを失わずにいるか、それとも違う形になっているか。

 とはいえ、前橋市に新しい息吹を与えてくれたのは確かです。

青柳大師

2007-01-04 20:36:08 | 群馬Today
 1月3日は、毎年恒例となった前橋の青柳大師への初詣に行ってきました。

 相変わらず混んでいますね。
 昨年は午前中に出かけたところ、あまりの混みようで厄払いを断念して帰ってきました。そこで、「3時を過ぎれば空いているだろう」との甘い読みで、3時過ぎに出かけました。その時の状況が写真です。外の道まで並んだ列にはがっかりしましたが、10分ほどでお参りすることができました。

 初詣と言えば、貴船神社や貫前神社が有名ですが、なかなかそこまで行く機会がありません。(きっとすごい混雑なのでしょうねえ・・・)

 初詣も済ませたので、今年もしっかり1年を過ごすことができそうです。

水辺の楽校

2006-08-22 21:21:20 | 群馬Today
 育成会の行事で「水辺の楽校」というのがあるということで、子どもを連れて参加してきました。

 川を守る会の会長さんの話を聞いた後に近所の川へ。
 
 子どもたちは川の中に入り、持ってきた虫取り網を使い魚取り?に夢中になっていました。

 一頻り遊んだ後は堤防でバッタとりをして遊びました。

 私が子どもの頃は、近所の子どもと連れ立って小川に行き、ザリガニを取ったり、田螺を取ったりしたものですが、自分の子どもを連れて行ったことがありませんでした。このような遊びを子どもが楽しそうにしているのを見ると、もっと早く連れてきてあげればよかったと思います。何も遠くに連れて行かなくても、近所の自然で子どもは十分楽しく遊ぶことができるものです。

 一方、川での子どもの事故は後を絶ちません。しかし、危険だからといって、そもそも川に近づくことさえ禁じては、自然と触れ合うことはできません。キチンと親が自然の恐ろしさも教えながら遊ぶことが大事なのでしょう。

 ところで、私たちが行った川はよく整備された川でした。堤防から水際まで降りられる階段まであり、川遊びにはもってこいの場所です。ちょっとやりすぎではないかと思われるくらいです。(人によっては無駄な公共事業と言うだろうなあ・・・)でも、3辺をコンクリートで固めた川よりは温かみのある空間ができているのは確かです。そして近所の人がしっかり草刈までしていて素晴らしい。公共事業というのは、そこを活用する人達自身がキチンと管理できるところに、重点的に資金を投入すべきではないかと思います。例えば、道端の街路樹の周りが草だらけのような場所がありますが、近所の人達がキチンと街路樹を管理できないのであれば、全部切ってしまってアスファルトで覆ってしまった方がよいのではないでしょうか。(逆に地元でキチンと管理すると言ったところにだけ街路樹を植えれば良いのでは)

 それにしても、楽しい時間を過ごさせていただいて、今回は育成会の役員の方々には本当にお世話になりました。

玉村ゴルフ場

2006-07-15 22:30:28 | 群馬Today
 久しぶりにゴルフをしてきました。

 場所は「玉村ゴルフ場」です。
 ゴルフ人気も一時の勢いがなく、県内ゴルフ場も経営が行き詰まる会社も出ている中、各ゴルフ場ともお客獲得に苦心している。そのような状況の中、「玉村ゴルフ場」は、今年から指定管理者制度が導入され、サービス内容がどのように変わったのかも気になりました。

 一時期は、予約を取るのが非常に難しかった「玉村ゴルフ場」ですが、今日は土曜日でありながら、”混んでいる”とは言えない程度の人の入りでした。プレーをする身からすると、ゆったりと落ち着いてプレーできる環境でした。

 サービス内容はと言うと、コース途中にあった売店などは閉鎖されていたり、全体的に人の配置を少なくしている気がします。とは言え、特にプレー自体に支障があるわけでなく、問題はないと思いますが・・・。また、乗用カートが導入されていて、キャディを着けているプレーヤーは今日はいなかったようです。

 もともと「玉村ゴルフ場」は県営ゴルフ場の中でも、コースがきちんと整備されているため人気があったゴルフ場です。確かに、コースは河川敷コースながら、木がきちんと植えられていて、プレー中は河川敷であることを意識させません。
 こんなコースが土曜日でもゆったりとプレーできるのですから、ゴルフ場としては穴場ではないでしょうか。