おひさしぶりの軍装絵となります。
アメリカ南北戦争時の北軍・ペンシルヴァニア第76義勇歩兵連隊の兵卒の軍装です。
この連隊は当時アメリカ各地で流行したフランス軍北アフリカ植民地の義勇兵「ズアーヴ」の模倣制服を着用しております。
この連隊は「グローリー」でおなじみワグナー砦攻撃にマサチューセッツ第54有色義勇歩兵連隊とともに参加しました。
青フェズ帽に水色ズボンというだけで元のズアーヴとはずいぶん印象が異なります。上着の赤い胸飾りはなんだかフェルトを切り抜いて張り付けたようなモッタリした感じです。正面の灰色のボタン部分はベストではなく、ジャケットと一体になっています。
小銃は標準的なスプリングフィールド1861ライフルマスケットです。