愛を込めて

　　　　　　　　『 愛を込めて 』 パステル（擦筆彩色） 20cm×29cm

モデルは “ しーちゃん ” 。
擦筆彩色画法で描かせていただきました。

肖像画制作の難しさ、そして素晴らしさ･･･。 その両方を改めて強く感じさせいただいた作品になりました。
もちろんスキルは重要です。でも･･･、何よりも大切なのは “ 心を込めて ” ですね。
その気持ちを忘れずに、これからも精いっぱい描き続けたいと思います。

絆

　　　　　　『 絆 』 パステル　33cm×23cm

先日終了した聖路加個展でも展示した肖像画の新作です。

直前に完成したので、皆さんにもご覧いただいてから･･･ということになりました。
3日目には依頼者の S さんご夫婦が来てくださり、そこで初めてのご対面。
無事に気に入ってくださり、連れて帰ってくださいました。

たくさんのお写真と共にご依頼いただいたのは1年以上も前のこと。
サビ猫のお母さんと3匹様々な柄の子供たちが絵のように一緒の写真はありませんでした。
何よりも不自然にならないように、いろいろな写真を参考にしてようやくこの構図が決まりました。

身近な愛する人たちとの絆･･･今のような状況下だからこそ大切にしなければならないと強く思いながら描きました。

やすらぎの時

　　　　　『 やすらぎの時 』 パステル　44cm×32cm

前回新作の肖像画としてご紹介した子供時代の姿を描いたリズちゃん･･･。
現在はすっかり大人猫さんになりました。　

今回は一緒に暮らしている大先輩のMダックスのクリスティーちゃんとのツーショットを描いた肖像画をご紹介します。

こんな時がこれからも長く長く続きますように･･･！

ちょっとお澄まし

　　　　　　　『 ちょっとお澄まし 』 パステル 21cm×21cm

昨年暮れにお届けした肖像画をご紹介します。
モデルはスコティッシュフォールドのリズちゃん。
現在は既に立派な大人猫になっていますが、子供の頃の姿を･･･とのご依頼に副って描いた作品です。

なかよく お澄まし

　　　　　　　　　『 なかよく お澄まし 』　パステル　20cm×29cm

メゾンドネコ個展の直前に完成してお届けした肖像画です。

モデルは “ とらちゃん ” と “ さすけさん ” 。

時間差であとから子猫時代にやってきたさすけ君でしたが、二匹はすっかり仲良しになっていたとのこと。
絵の中でもず～っと仲良くね。

お出迎え

　　　　　　　　『 お出迎え －階段のナノとジロー 』　パステル　35cm×50cm

先日終了したばかりの横浜Art Gallery 山手での個展でこの絵を展示していました。

一年前の同じ横浜個展でこの二匹の肖像画制作のお話をいただき、その後何回もいろいろなやり取りを繰り返した末、個展の直前に完成しました。
そこでせっかくなので展示して皆さんにご覧いただいてから納品させていただくことに･･･。
そんなこともあって、まだ依頼者の N さんにご覧いただいていなかった二日目に撮影した動画には写さないようにしました。

3日に N さんが来廊され、この絵と初対面！　
無事に気に入っていただき、早く連れて帰りたいとのご希望に副って、大き目な額ですが梱包してお持ち帰りいただきました。

上段の白茶の子がナノちゃん。　そしてその下で横になっているのがジローちゃんです。
玄関を入ると、このようなシーンを見ることが日常とのこと。
この幸せな瞬間が、これからもず～っと続きますように！

個展会場での展示風景です。↓
　　　　　

ワンちゃんの肖像画3点

　　　　　『 ブラッキーの ひとみ 』　パステル　20cm×20cm

先日お届けしたワンちゃんの肖像画3点のご紹介です。

依頼者の O さんからお預かりした3頭のデータはプリントされた写真を撮影したもので、どれもかなり年月が経っていて、粒子は荒く、セピア調に変色していました。
何とか絵で再現を･･･とのご希望に応えたいと気持ち一心で、いろいろな画像を参考にしたり、これまでの経験をもとにして何とか描き上げました。

　　　　　
　　　　　『 ラッキーの まなざし 』　パステル　20cm×20cm

　　　　　
　　　　　『 スヌーピーの ほほえみ 』　パステル（擦筆彩色）　20cm×20cm

「気に入っていただけるかな･･･？」
そんな心配が発送した後も続いていましたが、到着したその日のうちに嬉しい連絡をいただきました。
「みんなが戻ってきました」
その言葉にやっと “完成” を実感し、次の向かうエネルギーをいただきました。

描かせていただき、ありがとうございました。

いつも見守っているよ

　　　　　　　　『 いつも見守っているよ 』 パステル（擦筆彩色） 20cm×29cm


依頼者 F さんのご希望に副って、擦筆彩色画法で描いた肖像画のご紹介です。

モデルはロシアンブルーのビル君。 天国へ旅立ってから一年と数か月･･･。　
Fさんはとても寂しい思いをされていたとのこと。　
完成した絵は毎日お忙しく過ごされているお仕事場に飾られたそうです。

ビル君、これからはいつも Ｆ さんのことを見守ってあげてね。

あなたに逢えて しあわせ･･･！

　　　　　　　　『 あなたに逢えて しあわせ･･･！』 パステル 20cm×29cm


モデルの桃太郎くんはたったの6か月で天国へ旅立ってしまいました。

その時のことが書かれた依頼者 S さんのメールからは、何ともすることのできなかった口惜しさがひしひしと伝わってきました。

そんな S さんの思いを感じながら描き進めていると、絵の中の桃太郎くんが何かを語りかけてきました。

「短い間しか一緒にいられなかったけれど、僕は S さんに逢うことが出来て本当に幸せだったよ」

S さん･･･もう苦しまないでくださいね。

愛しの瞳

　　　　　　　　　『 愛しの瞳 』　パステル（擦筆彩色） 14cm×14cm

ギャラリー山猫屋さんで現在開催中の「 愛しのさび猫展 」に出品している新作です。

既にご紹介した3作と一緒にUPしなかったのは･･･この絵が肖像画だからです。
モデルのマミーちゃんがさび猫さんということもあり、せっかくならば「愛しのさび猫展」に･･･ということで、依頼者の S さんにもご了承していただきました。
ただ、Sさんがご覧になっていないうちにUPするのはさすがに躊躇われました。
オープン早々からお出かけいただき、嬉しいことに気に入っていただけたとのことを聞いて、やっと安心してご紹介することにしました。

擦筆彩色画法でさび猫さんを描くのは初めてでした。　茶と黒･･･と言ってしまえば簡単ですが、茶色の中に微妙に異なった色合いが何種類も混じっていて、なかなか苦労しました。
擦筆彩色画法ではありますが、これでとはまたちょっと違った雰囲気になったかもしれません。
こういう経験がまた新たな描法に変化していくきっかけになるのかもしれません。

会期は7月21日まで。　たくさんのさび猫作品と共に、マミーちゃんの絵もご覧いただければ嬉しいです。

ずっと一緒にいるよ

　　　　　　　　　『 ずっと一緒にいるよ 』 パステル　40cm×40cm

お写真をお預かりしてから随分と時間が経ってしまいました。　
コロナ禍のこともあって、お会いしてじっくりとお話を伺う機会もなかなか作ることが出来ませんでした。　
それでも少しずつご希望の構図やお気に入りの表情などの確認を積み重ね、昨日ようやく完成してお届けすることが出来ました。

エキゾチックショートヘアのロコちゃんはもうだいぶ前に天国へ･･･。　そしてチンチラゴールデンのライムちゃんは最近ロコちゃんのところへ行ってってしまったとのこと。
依頼者のMさんはきっと寂しい思いをされていたと思いますが、絵の無事到着の知らせをいただいた際に感じたとても喜んでいただいているご様子に、ホッと安心しました。

仲良しだったという二匹のことはもちろん、Ｍさんの心の中でずっと一緒に寄り添ってくれることを願ってこのタイトルをつけました。

ずっと仲良し

　　　　　　　　　　　　　『 ずっと仲良し 』 パステル　28cm×28cm


シーズー犬の ハッピー君 と、茶白猫の ももこちゃん です。
すでにどちらも天国へ旅立ってしまっているのですが、作品が届いてすぐに依頼者のIさんから「 二匹が一緒に戻ってきてくれました 」という嬉しいお電話をいただき、やっと完成したという安堵感を味わっています。

肖像画制作のご依頼は、こうしてお別れをした子たちを描かせていた諾場合が７～8割を占めています。
元気に一緒に暮らしていたころの楽しかった想い出の数々を聞かせていただき、それが制作を進めるうえで大きな大きな手助けになってくれます。
時には天空の彼方から伝わってくる不思議な力によって描かされている･･･と感じることさえあります。

自分の描きたい絵を描いている時とは違って、肖像画制作には正直なところそれなりのストレスもあります。
しかし完成した絵をお届けした時の達成感は、そのストレスを消し去ってさらに余りあるほどの喜びです。
その喜びのために、また次の肖像画制作を描き始めたいと思います。
もちろん私自身のための絵も･･･。

いつも心の中に･･･

　　　　　　　　　　『 いつも心の中に･･･ 』 パステル　24cm×32cm

久し振りの新作のご紹介です。

中学校時代の同級生が繋いでくれたご縁で、Tさんの愛猫ラッキーちゃんを描かせていただきました。

もう10年余り前に天国へ旅立ってしまったとのこと。
ご自宅の前に捨てられていたのがきっかけで、18年間家族として一緒にいてくれたそうです。

ラッキー･･･まさにその名前の通り、Tさんと出逢えて幸せだったね。

最愛のぬくもり

　　　　　　　　　『 最愛のぬくもり 』 パステル（擦筆彩色） 44cm×62cm

今日から始まったTACT個展に出品している新作擦筆彩色画の1点です。
実は肖像画として描いた作品で、搬入を目前にした先週末に完成しました。
描きながら･･･、作品がギャラリーのメインの壁面に飾られた映像がずっと頭に浮かんでいました。 どうしてもそれを実現したく、完成のお知らせと共にその旨を依頼者の R さんにお願いしました。 そして･･･、嬉しいことに快諾のお返事をいただき、今日その願いを実現することが出来ました。
モデルの「りゅうざぶろう君」は既に天国へ旅立ってしまっています。　生前は7～8キロもあるほどの大きな子だったそうですが、R さんにとっては今でも変わらずに大きな大きな存在です。
お預かりしたたくさんの写真の中に、とても心惹かれる1枚を見つけました。
肖像画制作の殆ど全てと言ってよいくらい、目が空いている表情を描くことが多いのですが、私が心惹かれた写真の中のりゅうざぶろう君は目を閉じていました。　しかし、決して眠っているのではなく、静かに目を閉じた表情には大好きな R さんに抱っこされた時の至福の思いが溢れていました。　ちょっと見過ごしてしまいそうな画面向って中央右端の部分にあるりゅうざぶろう君の左手の先･･･、そこにりゅうざぶろう君の R さんへの思いが集約されているような気がして、その指先を描きながら何度も視界がボヤけてしましました。
この時期、長野県のお住いの R さんに「ぜひ！」とはとても言えませんでした。 ところが、なんと初日の今日、オープン間もない時間にご夫婦で来てくださいました。
「りゅうちゃ～ん･･･！」その一言にすべてが報われる思いでした。
気に入ってくださったことを確認できたので、こうしてご紹介させていただきます。

個展終了後に R さんの元へお届けする予定です。
原画をご覧いただくチャンスは20日までです。　
依然として厳しい状況は続いていますが、アルコール消毒、常時換気、空気清浄機等の予防対策をしております。 お出かけいただけると嬉しいです。

瞳の中の想い出

『 瞳の中の想い出 』　パステル（擦筆彩色） 10cm×10cm

モデルのカール君は、今まで何度か描かせていただいたことがあります。
依頼者の O さんから今回はこれまでにはない擦筆彩色画法で･･･というご要望をいただきました。
そこで10cm四方の小品による“瞳に映るもの･･･シリーズ” に合わせて描かせていただきました。
これまでとは異なった雰囲気のカール君を楽しんでいただければと願っています。