鹿島春平太チャーチ

「唯一の真の神である創造主と御子イエスキリスト」この言葉を“知っていれば”「天国での永生」は保証です。

マグダラのマリア追体験を通して

2022年10月12日 | 永続確信のための聖書解読

 

「復活のイエスを、今の我々も肉眼視できるか?」
難題なので、想像力をとばして、また、とりとめもなく語ろう。
 
<言葉は波動体を醸し出す>
 
我々は小説を読んで登場人物にリアリティを感じる。
だから、喜んだり、登場人物に同情して涙したりする。
 
これは量子論的に、こう理解できる。
 
言葉は波動である。
波動はオーラを醸し出す。
 
読者はオーラをリアルに感知して涙する。
 
そのオーラ(aura)とは、霊的な雰囲気で、「波動体」のことだ。
 
 
<歴史資料と実在した人物の波動体>
 
 
実在した人物に関わる言葉は、歴史資料にある。
この文献資料によって、歴史人物のオーラは視覚出来るようになるか。
 
+++
 
 
ここで突然飛躍した話になる。
筆者に一つの体験談を読んだ記憶がある。
 
語り手は歴史家トインビーだったように思うが、名の記憶は定かではない。
読んだのは新聞紙上だったように記憶するが、それも定かではない。
 
だが、彼の体験の中身だけは鮮明に記憶している。
 
<突然トルコ兵が現れた>
 
 
歴史文献を確かめていたとき、彼はトルコとアルメニアの国境に立った。
トルコ兵が、国教の壁を乗り越えて、攻撃してくる姿が見えた。
そのリアルさに思わず身を引いた。
     ~こういう話だ。
 
 
+++
 
いま、こう思う。
~すぐれた歴史家は、資料文献を精読して現場に立った。
熟読された資料の言葉は、波動体を形成した。
 
その結果、彼は兵の姿(波動体)を肉眼で視覚した、と。
 
 
<福音書を熟読して>
 
 
そして鹿嶋はいまこう思う~。
 
復活の(波動体)イエスも、福音書のおかげで視覚することが出来るのではないか。
 
特に、「ヨハネ伝福音書」はとびきり有力な文字情報だ。
その諸場面を入念・詳細に読んでいくと、復活のその姿(波動体)が読者の目の前に現れることがありうるのではないか。
 
 
<マグダラのマリアの追体験を通して>
 
 筆者の場合は、マグダラのマリアの行動が、その有力な手段になりそうだ。
マグダラは、ガリラヤ湖のイエスが住んだナザレ側と反対の湖岸にある村の地名だ。
 
福音書から筆者は推察する。
 
マリアは、そこに在住していた一女性であった。
 
筆者の観察では、女性は男性よりも、素質上霊感が豊かな傾向を持つ。
彼女はイエスの行った「しるし」(奇跡)と語った教えに、電気に触れたように深く打たれた。
 
彼女は、いま流にいうと「イエスの追っかけ」になった。
以後、イエスの宣教旅行に付き従った。
 
+++
 
当時は男尊女卑だったこともあって、12弟子の一人に加えてもらえなかった。
だが、イエスと弟子たちが野宿するときには、近い位置に野宿してついていったのだろう。
 
エルサレムでイエスが十字架刑死する時も近くにいたのだから。
墓場も真っ先にに訪れたのだから。
 
福音書に「七つの悪霊を追い出してもらった女性」とあるのはマリアのことかも知れない。
これも他の聖句との関連で吟味しようと思う。
 
このマリアを追体験することによって、復活(波動体)のイエスを目にみることが出来るのではないか、と鹿嶋は思っている。
 
 
(続きます)
 
 
 
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 復活のイエスを現代人は視覚... | トップ | イエスに同行した女性は大勢いた »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

永続確信のための聖書解読」カテゴリの最新記事