鹿島春平太チャーチ

タイトルを「鹿嶋春平太チャーチ」に戻しました。永続確信の重要性は、本文中で訴求したく思います。

天使は軍人精神の被造霊

2022年05月29日 | 永続確信のための聖書解読

 

「聖書は人間に永続確信をどう与えるか」の探求をしているのに、いつそれに入るのだ? 

 

 その疑問はもっともだが、それには、 

 ①イエスの教えを知り、 

 ②その各々が各場面で人々の心理にどう影響していくか、を見なければならない。 

 

 そして①のためには、イエスが教えの背景としている霊界理論を知っていなければならない。 

  彼はそれをいちいち説明してから話すということはしてないのだ。 

 

 それで今回も天使論で「天使の性格」について。 

 

<軍隊組織に収納されている> 

 

 まず知るべきは、天使は軍隊の組織にて管理されていることだ。 

イエスの次の言葉は、それを示唆している~。 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・

 「剣をもとに納めなさい。剣を取る者はみな、剣で滅びます。 

 それとも、わたしが父にお願いして、12軍団よりも多くの御使いを、いま私の配下に置いていただくことが出来ないとでも思うのですか。」 

        (マタイによる福音書、26章52~54節) 

・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・

  

<「命令 ⇒ 服従」の行動原理> 

 

 軍隊では人は「命令 ⇒ 服従」のルールで行動する。 

 

 民間の会社などでは、「(話し合ったうえで)命令 ⇒ (理解したら)自発的に行動」という原理だ。 

 

 だが、軍隊は戦争用に作られた組織だ。 

そんな悠長なことしてたら敵に勝てない。 

  「命令 ⇒ 服従」は最適な行動方式なのだ。 

 

<即決裁判> 

 

 裁判も軍隊では独特だ。 

 命令に従わない違反者は裁判にかけられるが、それは即決裁判だ。 

 

 民間の裁判では、法に反した被告には弁護士がついて、検事と対座してくれる。 

  被告側、検事側おのおのが証人を出して事態について入念に説明する。 

 被告の「悔い改め(反省)の心」をも、裁判官は考慮したうえで、判決を出す。 

 

+++ 

 

 だが軍隊組織は機敏に行動せねば戦いに負けてしまう。 

 そこで軍事法廷では罪が提示されたら、裁判官は即決する。 

 

 被告には「悔い改め」の余地は許されていない。 

 そんなもの許していたら「命令 ⇒ 服従」システムは機能しなくなる。

 敵前逃亡(戦場で怖くなって逃げ出すこと)の罪などは、反省しても即決死刑だ。 

 

<天使の性格> 

 

 そうした集団で生きる天使は、軍人の性格を持っている。  

だから彼らは~ 

 

  ①「命令 ⇒ 服従」の原理で行動する。 

 そして 

 ②「悔い改め」の感情は持ち合わせていない。 

 

 イエスの教えの背景にはこうした霊界論理もある。 

 知っておくべきだ。 

  

(続きます) 

 

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天使の原型は人間と同じ姿

2022年05月27日 | 永続確信のための聖書解読

 

 イエスの教えの背景にある霊界理論、今回は天使の姿を示そう。 

 

 天使は被造されたものだが霊だから様々に変容する。火にもなり風にもなる。 

  そういう霊だから、基本形というか、原型はないという解釈もある。 

 

+++ 

 

 けれども、変容はするが、通常帰着するところの原型はあると考えた方がいいと、筆者は思う。 

 そしてそれを人間と同じ姿と考えるのがいい。 

 

 その方が、天使をイメージしやすく、天使論を論じやすいのだ。 

  また、それによって、天使理解に大きな支障が生じることもなさそうだ。 

  

<だが背中に羽根はダメ> 

 

 だが、姿形を似たようにイメージしても、他の面でも人間と同じに考えてしまってはいけない。 

 

 昔から天使を背中に羽根をつけた人間の姿に描いた絵画が多い(今もそうだが)。 

 これは天使が空中を移動するということからイメージしたものだろう。 

 

 人間の身体は肉体を持っているから重い。 

  だが天使は全身が霊だから羽根などなくても、空中を飛翔できる。 

 

 天使は、空間を超越している存在で、そのままで天国と宇宙の間をも往来できるのだ。 

  

<エンゼルマークだって?!> 

 

 背中に羽根がついた、丸々太った赤ん坊として描く例もある。 

  けれどもこれはローマ神話のキューピットの絵だ。 

 

 日本のキャラメルメーカーがこれを商品パッケージに描いて、「エンゼル(天使)マーク」と称したものだからたまらない。 

 この誤ったイメージは、いまも全国に普及している。 

 

 天使論は、聖書にその理論が直裁的に記述されてない。 

  その結果、職業聖職者である神学者も牧師さんもほとんど把握していないのが実情だ。 

 

 だが、天使は福音理論のなかで、大きな役割を演じている存在だ。 

 正確にイメージしておこう。 

 

(続きます) 

 

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まず天国と天使を創造する

2022年05月25日 | 永続確信のための聖書解読

 

 イエスの教えの背景にある霊界理論、今回は被造界が創造されはじめるところを述べよう。  

  

 まず最初の存在は、前回に述べた三位一体の創造神、すなわち父なる創造主と御子イエスと聖霊だけだ。  

  

 この三者だけが、無限の過去から存在してきている。  

     (これが「創造神アリ」の世界観の特徴だ) 

  

+++  

  

 そして被造物の創造が始まる。  

 創造主はその懐の中に、被造界を創造し始めるのだ。  

  

 最初は、天国という被造空間である。  

 この空間は巨大な球体とイメージしておいていい。 

 

 そこに創造主はまず、将来御子が座するための王座を置く。 

 

 「神は愛」という聖句もあるように、創造主は全ての存在を愛される。 

 だが、最も愛するのは、一人子の御子である。 

 

 そう聞くとさみしいかもしれないが、聖書はその論理で全体系が矛盾なく解読されるようにできている。 

  創造主は、将来、最愛のひとり子が王として統治する霊的世界になることを主目的として天国空間をつくるのだ。  

   

<天使を創る>  

  

 次にその超広大な空間のなかに創造主は無数の天使を創る。  

 無数と言ってもイメージしがたいなら、今の地球上の人口、60億の何倍か、と考えておこう。 

 とにかく天国の全ての場所に、あまねくいるように、天使を創るのだ。 

 

+++ 

 

 天使は肉体をもたず、霊だけでなっている被造霊だ。  

  

 この被造霊は「御使い(みつかい)」とも呼ばれ、創造主につかえ、賛美するのを本務とする。  

    

<御子のために創る>  

  

 天国の正確な名称は「天の創造神(主)王国」(Kingdom of Heaven) で、そこは創造主が、全権を持った王として統治する霊界だ。  

  

 それは我々のすむ地上世界で理想とされることが多い民主制世界とはちがう。  

 民主制では国を構成する民に主権があるが、天国の主権は、王として頂点に立って統治する創造主にある。 

 

 その主権を、将来、御子に相続させるために、創造神は天国という巨大な被造空間をつくるのだ。  

   

(続きます) 

 

 

 

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創造主は三者でなっている

2022年05月24日 | 永続確信のための聖書解読

 

 イエスは霊界の状況を教えたが、その背景にはまた壮大な霊界理論がある。 

 だが、イエスはそれをいちいち話してから霊界状況を教えるというような(面倒な)ことはしていない。 

 

 そこで筆者がまず、その背景の理論を体系的に整理しながら示していこう。 

 

+++  

   

「世界には万物を創造した創造主(神)がいる」というのは、旧約聖書で(自存者として)示された。これは前述した。  

  

 イエスは、その創造主は、お一人ではなく「実はもうお二方いて、合計三者だ」と教えた。  

  お二方とは、創造主の「ひとり子」である御子(みこ)イエスと「聖霊」だという。  

  

+++  

  

 創造主は被造界を創り、そこに「いのち」というエネルギー波動を放射している。 

  

   御子は父なる創造主を深く愛し、父のみむね(御心)を実現すべく、従順に働く。  

  

  聖霊はそうした御子の働きを助ける。  

  

 これら三者が一体となったのが、創造霊(神)の実体だとイエスは考えている。  

  

  

<三位一体>  

  

 ちなみに、この三者「父、子、聖霊」 はまとめて 「三位一体(さんみいったい)」と言われることもある。 

 三者はあたかも一体であるかのごとくに働くので「三つにして一つ」とも考えられるからである。  

  

   

<神学>  

  

 ただしこれは聖書のなかの言葉ではなく、神学用語だ。  

  

 神学とは、「聖書の中にある言葉(聖句)を解釈し、論理構造を見つけ出していく学問」だ。  

  

 英語ではセオロジー(theology)。  

 これは理論(セオリー:theory)という語の元になっている。  

  

 神学活動で見つけ出される論理体系を「教理」という。 

 解釈はいろいろにできるから、教理もいろいろつくりうる。  

  

 こうした論理体系を専門的に研究する神学部という学部をもつ大学は、我が国にもいくつかある。  

  

  

(続きます)  

  

 

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「書いて残そう!」

2022年05月23日 | 永続確信のための聖書解読

 

 イエスはナザレという小さな村の一青年であった。 

 

その彼が首都エルサレムに出てきて、画期的な教えをなし、それを自らの人生で実証した。 

 

 

+++ 

 

 イエスが昇天していなくなった後、弟子やその他の人々は、彼の教えを証言して回った。いわゆる口頭伝道だ。 

 

 だが、後に彼らは気づいていった。 

イエスと同世代の自分たちがいなくなったら、後の世代の人々はそれを知ることができなくなるだろうことを。 

 

 そこでイエスのことを文字で書き残していこう動きが起きた。 

  

<「伝記」になったのは> 

 

 そして結果的に、「教え」だけではなく、それも含めたイエス本人の言動記録、つまり伝記が記されることになった。 

 

 理由の一つは、彼の生涯それ自体が、人間に「永続の確信」と「永遠の幸福の希望」を与えるメッセージになっていたことである。 

 

 だが、一般的な理由もある。 

 ある人の教えを理解するには、それだけを聞くより、その人の生涯の物語のなかで聞いた方がよくわかる。 

 

 著者たちは書き始めて、それを悟っていったのだろう。 

 

(続きます) 

 

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