今年は残雪が非常に多く出合からずっと雪渓を歩けました。
中央稜は地震の影響か兎に角浮石が多く一手一手確かめながらの登攀を強いられ時間がかかった。此処は滝谷か~と思った程です。
唯一快適だったのは核心の4P目チムニーの個所で(Ⅳ級A0)当然フリーで抜けました。
同ルートを下降しましたがロープの流れが悪く登り返しが多いと聞いていたので50m1本で懸垂、シーズン始めで残置支点も危い物が多くシュリンゲを追加しながらの下降で思ったより時間が鰍チたが安全にはかえられないので仕方がないかなと。
それにしても烏帽子スラブのバンドもガレていて荒れていたし(地震の影響?)、鎌形ハングと南稜テラスの間にはドデカイ雪渓が残っていてトラバース個所も濡れているので行かれる方は注意して下さい。
1年振りのアルパインでしたがやっぱり楽しいですね、どんなに簡単なルートでもフリーのゲレンデでは味わえない充実感が有ります。
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