Shuklaのクライミング日記

クライミング&トレッキング、スキー。オールランダーの為ちっとも上達しません

指皮が永遠に薄いシニアクライマー

子持山・獅子岩

赤岳鉱泉アイスキャンディカップ2日目

2005年02月20日 | アイス
9時から決勝のルール説明があり昨日の完登数の少ない順にエントリーしてオンサイト方式一人6分以内でトライ後6分の休憩といった感じでベルトコンベアー式で登る、ルートは3本。(自分は4番目でした)課題1と2は男女同ルートで3が男女別の設定でした。
課題1
オブザベではトラバースが2個所有りK2からK3へのトラバースが核心と思ったが出だしのトラバースもチビには結構大変で大股開きで何とかクリア、K2からは身体を振る感じて横になり(足はヒールフックで支えて)K3にアックスを2個所刺してそこから足を左に持って行ったのだが遠くて届かないので片足を足ぶらにして上部にアックスを打ち込む体勢にしたのだが腕の引き付けが兎に角きつく1手がどうしても出なくてテンション。(こういう所でフィギュア4を使うのかな?良く判らない)時間は余っていたのだが残りの課題に力を残したかったので1トライのみとした。(1トライで止めたのに腕は大分パンプってしまいました)
課題2
氷柱の左横からスタートし氷柱を少し直上後右に廻りこみ、1手ダウンし幅の狭いトラバースに移るのだが廻りこんだ個所からダウンする個所までがやはり大股開きでギリギリ、アックスをトラバース個所に刺したのだが浅かった様でピックが抜けてフォール、スタート地点からやり直しトラバースも過ぎて右の氷柱に移ろうとした所で6分経過の為ここで終了。
人工ホールド部分はは手足自由でK点は3個所、真中付近でアンダーで取る所が有った、完登は山岸さんのみでした。
教訓:1回目のトライを丁寧に確実に登る事、2回も登れば腕の負担も大きいし時間内に登りきる事は難しい。
課題3
小ハングの乗っ越しが核心のルート。課題2で腕に相当キテしまい6分の休憩では全然パンプが取れない状態でスタート。K1からK2へまでは両手を高く打ち込んで右足を上げたのだが届かないので飛び付きでクリアして少し直上後右のハング上の乗っ越し個所にピックを打ち込んで身体を上げようとしたらピックが外れてフォール、スタートからやり直したがハングを乗っ越す持久力がもう無くなっていてギブアップでした。
本田さんに課題3を何処まで登ったか聞いた所小ハングは乗っ越し次のトラバース個所で終了との事で自分が2位というが判りました。
教訓:コヨーテが3回目、アイスセリーは初使用と新しいギアに馴れていなかったのとアイスキャンディでの登りも含めて傾斜の有る氷での練習が必要でした。又手袋も普段使っている厚手の物だったのでアックスが持ち替え辛かったので要検討ですね。
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女子は3課題とも完登者はナシで1位本田さん、2位Shukla。男子は山岸さんが余裕で3課題とも完登しプッチギリで優勝、2位煙ヒさん、3位有持さん、4位廣川さん、小林さんでした。
賞品としてノースフェースの40㍑ザックとTシャツを貰いました。
表彰式の後はルート開放となったので先ず課題2にトライ、コンパネまでは順調に登れましたが途中のホールドがくるくる廻ってしまっていたため上部には行けませんでした。次に男子の課題3にトライ、手がクロスで足ぶらになる所までは行きましたが次の足がどうしても氷に届かずフォール、もう一度やってもやはりダメなのでもう遊んじゃえと開き直りそこで初めてコウモリ女(おばさん?)をやってしまいました。ヒールャCントって結構しっかり効くものなのですねぇと妙に感心。
最後に小ハングが乗っ越せなかった課題3をやりましたがパンプが回復すれば特に苦もなく越えられ終了点まで登れました。
今回初めてアイスコンペに参加しましたが順位は兎も角普段のアイスクライミングでは到底リード出来ない色々な形状の氷をTRで登る事が出来ましたし又ルートも変化に富んでいてとても楽しかったです。
帰りがけに来年の参加申込みもしてしまいました。
コンペスタッフの皆さん、参加者の皆さんお疲れ様でした。又来年もアイスキャンディでお逢いしましょう!!

中 決勝課題2 廣川さん 右 賞品のザック
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