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日本をはじめアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドそしてシンガポールからヨーロッパのポルトガルまで歩いた旅行記です。
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12、シンガポールからヨーロッパまで歩く(スイス)-564
20)スイスを歩く
日記から-12
7月 4日(木曜日) 晴れ 曇り
うす曇の一日である。
朝はゆっくりして9時にキャンプ場を出発。夜露でテントが濡れていたが、出発が遅かったので乾いてしまった。
出発が遅れたのはアレン達が遅く出発するのでそれに合わせた為である。
彼らとは朝ゆっくりコーヒーを飲み、話しをし、おもむろに出発である。出発も彼らと一緒にする。
アレン達は今日Luzernへ行くそうだ。
Schwyzという町とIbackという町の間にスイスアーミーナイフで有名なVictorinoxの工場がある。
始めは気にしていなかったので、通り越してしまう。
それで、戻り、ここでナイフを買うことにする。
そう言えば、昨日アレンとこのナイフのことを話していたのであった。だから丁度良かった。
ここでは普通売れている価格よりか10%安く売ってくれると言う。この様な機会はないと思い買うことにした。
始めはあまり複雑な物でなくナイフ2つが付いてワインの栓抜きがある簡単な物だけを買う。
それが12,00スイスフランである。
それを買ってから出発し、1kmぐらい歩いてから、やはりもっと多くの道具まで付いているものを持っていれば、便利だと思い工場に戻る。
何故なら、この簡単なアーミーナイフだと他の物がないと不便だと思い何時も2つ以上の道具を持たなければならないからである。
それで一つだけ持てば大体間に合うスタンダードを買うことにしたのである。
そのスタンダードは2つのナイフ、瓶の栓抜き、缶切り、ドライバー、ワイン栓抜き、その他にもう一つのナイフである。
このスタンダードもマークがちゃんと銀で埋め込んでいるのとマークを押してある物とある。
前者は17.50スイスフランで後者は10.00スイスフランである。
2つはマークだけの違いで品質は変わらないのだろうか?
僕はこのスタンダードのマークを銀で埋め込んでいる物を買う。だから17.50スイスフランを10%の割引で15.75スイスフランで買う。
それと2つのナイフだけの小さなナイフも買う。それは3.50スイスフランである。
これらのナイフは今後、役立つだろうな!
Amstegという町の近くにある橋の下でテントを張る。
出費 32.90スイスフラン