~➰…私を、安易に、他の歯医者と比べないでください。
比べるのなら、じっくりと、比べてください。
安易に、妥協しないことです。
何事にも、喧嘩せず、妥協せず。穏やかに。
[改めて、私は、云い続けます。
どうか、安易に、自分の歯を、抜かない(抜かれない)でください。
あきらめないでください。
私を、安易に、他の歯医者の比べないでください。
私も、あきらめません。
人生は長いのです。
じっくり、焦らないことです。
あきらめず、前向きに、接することです。
自分の歯を、いとおしく、可愛がって、好きになることです。
いささか、臭くても、揺れていても、いいじゃないですか。
可愛がることです。
大切にすることです。
自分の歯を、安易に、抜かない(抜かれない)でください。
自分の歯を、殺さない(殺させない)でください。
あきらめないでください。
私も、あきらめません。]
さて、ここで、改めて、じっくりと、前向きに、かつ、“誤解せず”、私の話を、聞いてください。
〈私は、親知らずはもちろん、大臼歯=奥歯は少なくてもいい、足りなくてもいい、と思う時がしばしばです。
更に、乱暴に、言わせてもらうと、
大臼歯=最奥の歯は、なくてもいい、
人によっては、ない方がいい、と思う時があります。〉
まず、歯並びの復習を、歯並び=歯列の復習、再認識を、ここで、しておきます。
歯は、通常、上下、左右、対称にはえています。
まず、前歯が3歯(3本)、
小臼歯が2歯(2本)、
大臼歯が2歯(2本)、
というのが、通常です。
〔親知らずは、その、更に奥にあるもので、親知らずをいれると、大臼歯は、3歯(本)になるわけです。〕
つまり、通常、7歯(本)の歯が、上下、左右に、対称にあるわけで、
上顎に14歯(本)、下顎に14歯(本)、
人間は、上下、28歯(本)の歯があり、
上下28本の歯で、噛んで、食べているわけです。
(改めて、ですが、物理的に、食物を砕く消化器官は、歯だけです。
案外、これが、大切なんです。)
で、歯は、番号で、示すことが、しばしばです。
いろんな示し方がありますが、
まあ、分かりやすく、番号で言うと、
顔の中心から、前歯は3本、1番、2番、3番、
3番目の歯が、犬歯と呼ばれる、少し、尖った歯ですね。
つまり、前歯は、1番、2番、3番と、中心から、奥に、はえているわけです。
で、前歯に続いて、奥にあるのが、4番、5番と、続く2本の歯が、小臼歯です。
(大切な、小臼歯なのです。)
小臼歯は、4番、5番の歯です。
(前から4番目、5番目が小臼歯です。)
で、更に、奥へと、6番、7番の歯が続き、
その、6番、7番の歯が、大臼歯です。
(親知らずは、最奥、8番目の歯、8番と呼ばれます。)
通常、1番から7番までを、歯列=歯式、と呼び、
これが、人間の歯並びです。
左右対称に7番まで、7本ずつ、
で、つまり、上に、7×2の14本、
下に、7×2の14本。
上下、14×2の28本の歯が、歯列=歯並びで、…
都合、上下、28本の歯で、
人間の歯は、構成されているわけです。
で、大切な小臼歯です。小臼歯は、4番、5番の歯です。
いいですか。
上下、左右、前から、4番目、5番目の歯が小臼歯です。
【4番、5番が、小臼歯。最も大切な歯です。】
4番、5番、忘れないでください。
頭に入れといてください。
4番、5番、常時、インプットしておくことです。
小臼歯は、人間にしかありません。
動物は、パクパク、前歯と奥歯で噛んでるだけです。
確かに、類人猿にも、小臼歯があります。
チンパンジーも、オランウータンも、小臼歯があるからこそ、おいしく、バナナが食べられるのです。
しかし、人間ほどではありません。
当然です。チンパンジーも、オランウータンも、しゃべれません。
そう、小臼歯は、人間の小臼歯は、言語機能にも、大きく、関わっているのです。
小臼歯がないと、スムーズに話せないのです。
《小臼歯がないと、食べにくい、しゃべりにくい、
話しにくい、
食べ方も、どことなく、下品になります。
正直、顔、表情にも。》
人間にとって、4番、5番、
4番、5番の歯こそ、…=そう、小臼歯こそ、最重要の歯なのです。
改めて、
[4番、5番は、小臼歯、4番、5番は、大切な歯。
と、覚えといてください。]
(因みに、前歯のリーダーの歯は、3番=犬歯になります。)
そして、前歯とも、連繋し、
奥歯(大臼歯=6番、7番)のリーダーとなっているのが、小臼歯=4番、5番の歯なのです。
厚生省が、「8020運動」と称して、
【80歳で、自分の歯が、20本あれば、入れ歯にしないで済む。
インプラントも、義歯も必要ありません。
80歳でも、自分の歯があるように、自分の歯を、20本守るようにしましょう。】
という、キャンペーン、を、「8020
(はちぜろ・にいぜろ)運動を、全国に、提唱、展開しています。
知ってる人も多いでしょう。
正しくは、この、20本というのは、5番から5番、つまり、前歯と小臼歯までの20本あれば、支障がないということです。
つまり、6番、7番の歯、大臼歯はなくても、なんとか、なる、顎の力も弱くなるし、口も小さくなる。
小臼歯より、後方の歯は、なくても、前歯から小臼歯まで、…。
1番から5番までの歯があれば、上下、左右で、20本です。
《前歯と奥歯を合わせて、20本ではいけません。
小臼歯のない20本では、正直、噛みにくい、しゃべりにくい、というのが、人間の生理です。
第一、小臼歯がないと、歯並びが悪くなります。
個人差もありますが、酷い人は、ガチャガチャな歯並びになります。》
とこらが、多くの人が、奥歯が、大臼歯があった方が、(大きいから?)よく噛めるのではないか、と考えがちです。
実は、これが、素人の浅はかさなのです。
私は、矯正するにも、小臼歯を抜かないで、奥歯=大臼歯を抜いて、歯並びを治すように、提唱しています。
しかし、矯正医は、案外、安易に、小臼歯を抜きます。
(それのが、楽?なのでしょうが、)
個人差はありますが、年齢を重ねると、歯が、すきっぱになってきます。
で、それを訴えると、大概、
「年取ると、顎のが痩せるし、歯周病は進むし、きちんと、歯みがきをして、定期的に、歯科で、歯のクリーニングをすることと、歯ブラシ指導を受けることです。」
としか、言われない、歯医者も、衛生士も、バカの一つ覚えです。
【私は、必ず、小臼歯を抜いた弊害を説明します。】
私の、高校時代からの親友に、歯医者嫌いで、歯の悪い奴がいます。
(ここで、名を言ったら、知ってる人もいるでしょう。
私の友人の中でも、出世頭のひとりです。
もちろん、今も、親しくつきあっています。)
彼は、何しろ、若い時から、真面目に歯を磨かず、奥歯は、溶けてしまって、使い物になりません。
前歯の、少しの治療をして、とにかく、歯医者嫌いで、痛いのがやだ、注射も怖いし、と、全く、ほったらかしです。
ただ、なんとか、小臼歯までは、磨けるので、
で、私は、
「もう、奥歯は、そのままでいい、
ほっとけ。
小臼歯まで、きちんと磨いて、
口臭予防に、歯肉マッサージを、豆にしてれば、奥歯が使えなくても、
ぎりぎり、何とかなる。」
と、忠告しました。
で、30年以上、歯医者には行ってません。
しかし、私と食事しても、飲み屋に行っても、美味しく、食べてます。
歯肉マッサージは、豆にしているので、口臭もありません。
また、それなりの、地位も、身分もあるので、人前で話すことも多いのですが、支障もなく、何とか、こなしています。
彼は、笑いながら、言います。
「俺は、前歯と小臼歯しかないが、
おまえのおかげで、小臼歯までを、何とか、大切にしてきたので、
今日まで、何とか、自分の歯で、美味しく食えてる。
奥歯なんか要らない、小臼歯まであれば、何とかなる、というのは、
俺が、まさに、生き証人だ。
30年以上、1度も、歯医者に行ってないんだからな。
俺が、おまえの生きた、おまえの理論の証明材料だ。
おまえの親友だ。おおいに、俺を使ってくれ。」
そうです。歯医者が嫌いで、歯で悩みたくなかったら、
磨きにくい、奥歯は、大臼歯は、6番、7番の歯は、要らないかもしれません。
無理に、インプラントやら、義歯やらなんやら、しなくても、
小臼歯までなら、歯ブラシも、行き届くし、マッサージも、しやすいし。
口は狭いのです。
磨きにくく、複雑にすることはないのです。
[小臼歯まであれば、容貌も、日々の食事も、何とかなるのです。]
それを、素人の浅はかさと、歯医者の勉強不足、
歯医者の金儲けと…。
下手に、奥歯を、大切にしすぎて、
小臼歯を、大きく削ったり、ましてや、小臼歯を抜くはめになったら、最悪なのです。
ますます、噛みにくいわ、臭いわ…見てくれも悪くなるわ…で、ますます、歯で悩むわ、歯医者と縁が切れないわで、たいへんです。
何しろ、歯医者は、医者と違って、5段階評価で、1、2のレベルが、最も多いですから。
医者は、5段階評価で、2以下のレベルだと、患者を殺す恐れがありますから。
(改めてですが、古今東西、名医は少ないです。)
私の所には、全国から駆け込んでくる患者さんに、こう問い返すことがあります。
〔では、私以外に、{あなたの歯を、抜かないで治す。}という歯医者が居たら、教えてください。〕と。
これは、私がうぬぼれているのではありません。
私が、再三再四、繰り返しいるように、《諦めてしまう》患者さんが、増えている、…=
《諦めさせられる》患者さんが、たくさんいるからなのです。
ただ、私は、あえて、ここで、改めて、苦言を、記しておきます。
と言うのは、
私の所に来れば、簡単に、自分の歯が残る、残せる、と、安易に、(時に、無礼に、)私の話を聞く人がいるのです。
いいこととは、言いませんが、
欧米では、歯を抜くのは、保険が効きますが、
歯を残す治療には、保険が効かないのが、原則です。
《なんか、安易に、…インプラントは高いし、保険が効かないし、義歯もやだから、
何とか、保険で、安く、歯を残してくれよ。
と、何か、歯を残す治療は、インプラントより簡単な治療だ、
保険が効くから、インプラントより簡単だ、なんて、思っている人が多いんですよね。》
ましてや、私は、大学病院も含めて、残らない、残せない、と、言われた歯を、残す治療をしているのです。
もちろん、私は、保険医です。…が。
繰り返します。
今、また、歯医者には、5段階評価で、3がいません。
1と2が大半です。
医者は、5段階評価で、3が、大半です。
3以上でないと、患者が死ぬからです。
しかし、歯では死にません。
(患者さん、自身、そう思っています。)
そうです。歯では死にません。
だから、歯医者も、患者さんも、自分の歯を、大切にしないのです。
制度上の問題もあり、
歯医者は、歯を抜くのです。
大切にせず、抜くのです。
(患者さんも、いけないのです。
歯を抜いても、抜かれても、死にやしないし、と、どこかで、思っているのです。)
もちろん、マイナス思考をすることはありません。
【しかし、たかが歯、されど、歯、と、自分の歯を、可愛がってほしいのです。
自分の歯を、大切にしてあげて、私の話を聞いて、
私を、他の歯医者と、安易に比べてほしくないのです。
歯を、抜かない治療技術(スキル)のは、5段階評価で、数少ない、4、5の歯医者だけものです。】
敢えて、言います。
患者さんも、歯を、歯医者を、舐めない(ナメナイ)ことです。
歯を、歯医者を、ナメナイでください。
ナメナイで欲しいのです。
人生は、長いのです。
80歳でも、安易に、焦らず、歯を抜かない、(抜かれない)ことです。
焦らず、人生は、まだまだ、長いのです。
(たとえ、80歳以上でも。)
小臼歯です。
ことに、とりわけ、小臼歯=4番、5番の歯は、抜かない(抜かれない、)ことです。
さて、ここで、岩澤倫彦氏が、また、週刊ポストに、歯科の新常識と称して、記事を
載っけてます。
相変わらずですが、全て、2年以上前に、彼の取材に応じて、私が教えたことの、蒸し返しです。
まず、彼は、以前は、保険では、良い義歯はできない、と、断言し、掲載していました。
私は、それに対して、「治療技術(スキル)の問題で、
保険でも、良い義歯はできる。」
と、彼に、説明し、
但し、保険には、技工料が含まれていない、技工士が、無視されているので、保険の義歯は、利益云々ではなく、
《保険の義歯は、採算が合わないどころか、赤字なのです。》
これでは、手間隙かけて、やる気もなくなります。
〔技工士もたいへんなのです。
(私のブログ、技工士の悲哀、を参考)
まさに、保険制度にも、問題があるのです。
で、私は、岩澤倫彦氏に、オフレコで、私の家計の説明をしたら、
それを、週刊ポストに掲載しようとして、…、
私の女房の、怒りに触れ、…
以降、彼は、逆恨み?、私の悪口を、チマチマと、云うようになりました。
女房に謝りますと、言っておきながら、音沙汰なしです。
(因みに、週刊ポストの編集者は、誠意ある対応をしてくれました。)
まあ、意見、見解の相違は、どこにもあるし、
自身の意見が変わることは、誰にでも、あります。
(私も、日々、勉強、反省、修業、研鑽です。)
ただ、岩澤倫彦氏が新常識と称して、「保険でも良い義歯ができる。」と、報じていることは、
新常識でも何でもなく、2年以上前に、私が彼に教えたことだし、
私に限らず、優秀な歯医者なら、何年も前に、知って、承知していることです。
マイクロスコープにしても、…、
私は、その開発に、30年前以上、携わっていましたが、
まだまだ、実用には、ほど遠いです。無理があります。
視野の明示は大切です。
今後、もっともっと、もっと、➰開発、改良が、必須です。(あんなデカクては、…まだまだ、まだです。…論外です。)
先端機器の、内視鏡、腹腔鏡を使用した手術で、何十人と、死んでいる(殺されている)のですよ。
全て、ドクターの、その治技術(スキル)に尽きるのです。
通常の、開腹手術をしていれば、その何十人の人達は、死ななくて、(殺されなくて)済んだのです。
ましてや、先端機器などない歯科では、何をか謂わんやです。
(まあ、歯は、抜かれても、死なないですけどね。)
【その治療技術=スキルに尽きるのです。】
但し、改めて、岩澤倫彦氏の、歯は抜かない方がいい、という姿勢は、評価します。
しかして、また、彼が、新常識と称していることは、2年以上前にも、云われていたことです。
それは、私の2年以上前の、週刊ポストの記事を見れば分かることだし、
私のブログを、遡れば、自明です。
ただ、彼は、週刊ポストに強いコネ?があるらしく、今後、より、謙虚に、勉強してほしいですね。
自戒を込めて、言います。
【人間、聞くは一時の恥・聞かぬは一生の恥です。】
さて、また、言っときます。
(私は、インプラントを全否定するものではありません。)
しかし、インプラントも入れ歯ですよ。入れ歯の一環です。
「入れ歯って、辛いですよね~
患者様に合ったインプラントを提供します云々~」
なんて、宣伝を聞くと、やになります。
《歯医者は、医者でない。》と、言われるわけです。
己れバカを、メディアで、喧伝し、さらしているのですから。
恥ずかしいです。
《豪華?な、張り子の館には、いかないことです。
騙されないことです。》
メッキは、剥げます。
(インプラントはスポンサー、メディアも、あまり、批判しないんですよね。)
まあ、原則、医療は、サービス業ではありません。
宣伝などは、しないものです。
【宣伝と情報は、似て非なるものです。】
ネット社会、監視社会、留意することです。
厚生省の人も、大学病院関係者も、私に、言います。
「歯を残す歯医者、残せる歯医者が居なくなっています。(制度にも問題があるのですが)。」
私の本、
【この歯医者がヤバい・幻冬舎新書】
【やってはけない歯の治療・KADOKAWA】
よろしくお願いいたします。
電子書籍でも好評です。
また、PHP研究所、[からだスマイル]、
[プレジデント]に、続き、諸々、発信したいのですが、…。
出版不況、歯科の本は、医科の本と違って、売れません。
歯も体です。
どうか、歯を、労り、いとおしく、大切にしてあげてください。…。
とりわけ、4番、5番、小臼歯を…、
抜かない(抜かれない)ことです。
【山椒は小粒でぴりりと辛い。】
小臼歯は、案外、強い歯なのです。
奥歯にこだわりすぎるのは、素人の浅はかさです。
《でも、また、浅はかさな、勉強してない歯医者も、たくさんいるんですよね。》…。~➰~
安易に、妥協しないことです。
何事にも、喧嘩せず、妥協せず。穏やかに。
[改めて、私は、云い続けます。
どうか、安易に、自分の歯を、抜かない(抜かれない)でください。
あきらめないでください。
私を、安易に、他の歯医者の比べないでください。
私も、あきらめません。
人生は長いのです。
じっくり、焦らないことです。
あきらめず、前向きに、接することです。
自分の歯を、いとおしく、可愛がって、好きになることです。
いささか、臭くても、揺れていても、いいじゃないですか。
可愛がることです。
大切にすることです。
自分の歯を、安易に、抜かない(抜かれない)でください。
自分の歯を、殺さない(殺させない)でください。
あきらめないでください。
私も、あきらめません。]
さて、ここで、改めて、じっくりと、前向きに、かつ、“誤解せず”、私の話を、聞いてください。
〈私は、親知らずはもちろん、大臼歯=奥歯は少なくてもいい、足りなくてもいい、と思う時がしばしばです。
更に、乱暴に、言わせてもらうと、
大臼歯=最奥の歯は、なくてもいい、
人によっては、ない方がいい、と思う時があります。〉
まず、歯並びの復習を、歯並び=歯列の復習、再認識を、ここで、しておきます。
歯は、通常、上下、左右、対称にはえています。
まず、前歯が3歯(3本)、
小臼歯が2歯(2本)、
大臼歯が2歯(2本)、
というのが、通常です。
〔親知らずは、その、更に奥にあるもので、親知らずをいれると、大臼歯は、3歯(本)になるわけです。〕
つまり、通常、7歯(本)の歯が、上下、左右に、対称にあるわけで、
上顎に14歯(本)、下顎に14歯(本)、
人間は、上下、28歯(本)の歯があり、
上下28本の歯で、噛んで、食べているわけです。
(改めて、ですが、物理的に、食物を砕く消化器官は、歯だけです。
案外、これが、大切なんです。)
で、歯は、番号で、示すことが、しばしばです。
いろんな示し方がありますが、
まあ、分かりやすく、番号で言うと、
顔の中心から、前歯は3本、1番、2番、3番、
3番目の歯が、犬歯と呼ばれる、少し、尖った歯ですね。
つまり、前歯は、1番、2番、3番と、中心から、奥に、はえているわけです。
で、前歯に続いて、奥にあるのが、4番、5番と、続く2本の歯が、小臼歯です。
(大切な、小臼歯なのです。)
小臼歯は、4番、5番の歯です。
(前から4番目、5番目が小臼歯です。)
で、更に、奥へと、6番、7番の歯が続き、
その、6番、7番の歯が、大臼歯です。
(親知らずは、最奥、8番目の歯、8番と呼ばれます。)
通常、1番から7番までを、歯列=歯式、と呼び、
これが、人間の歯並びです。
左右対称に7番まで、7本ずつ、
で、つまり、上に、7×2の14本、
下に、7×2の14本。
上下、14×2の28本の歯が、歯列=歯並びで、…
都合、上下、28本の歯で、
人間の歯は、構成されているわけです。
で、大切な小臼歯です。小臼歯は、4番、5番の歯です。
いいですか。
上下、左右、前から、4番目、5番目の歯が小臼歯です。
【4番、5番が、小臼歯。最も大切な歯です。】
4番、5番、忘れないでください。
頭に入れといてください。
4番、5番、常時、インプットしておくことです。
小臼歯は、人間にしかありません。
動物は、パクパク、前歯と奥歯で噛んでるだけです。
確かに、類人猿にも、小臼歯があります。
チンパンジーも、オランウータンも、小臼歯があるからこそ、おいしく、バナナが食べられるのです。
しかし、人間ほどではありません。
当然です。チンパンジーも、オランウータンも、しゃべれません。
そう、小臼歯は、人間の小臼歯は、言語機能にも、大きく、関わっているのです。
小臼歯がないと、スムーズに話せないのです。
《小臼歯がないと、食べにくい、しゃべりにくい、
話しにくい、
食べ方も、どことなく、下品になります。
正直、顔、表情にも。》
人間にとって、4番、5番、
4番、5番の歯こそ、…=そう、小臼歯こそ、最重要の歯なのです。
改めて、
[4番、5番は、小臼歯、4番、5番は、大切な歯。
と、覚えといてください。]
(因みに、前歯のリーダーの歯は、3番=犬歯になります。)
そして、前歯とも、連繋し、
奥歯(大臼歯=6番、7番)のリーダーとなっているのが、小臼歯=4番、5番の歯なのです。
厚生省が、「8020運動」と称して、
【80歳で、自分の歯が、20本あれば、入れ歯にしないで済む。
インプラントも、義歯も必要ありません。
80歳でも、自分の歯があるように、自分の歯を、20本守るようにしましょう。】
という、キャンペーン、を、「8020
(はちぜろ・にいぜろ)運動を、全国に、提唱、展開しています。
知ってる人も多いでしょう。
正しくは、この、20本というのは、5番から5番、つまり、前歯と小臼歯までの20本あれば、支障がないということです。
つまり、6番、7番の歯、大臼歯はなくても、なんとか、なる、顎の力も弱くなるし、口も小さくなる。
小臼歯より、後方の歯は、なくても、前歯から小臼歯まで、…。
1番から5番までの歯があれば、上下、左右で、20本です。
《前歯と奥歯を合わせて、20本ではいけません。
小臼歯のない20本では、正直、噛みにくい、しゃべりにくい、というのが、人間の生理です。
第一、小臼歯がないと、歯並びが悪くなります。
個人差もありますが、酷い人は、ガチャガチャな歯並びになります。》
とこらが、多くの人が、奥歯が、大臼歯があった方が、(大きいから?)よく噛めるのではないか、と考えがちです。
実は、これが、素人の浅はかさなのです。
私は、矯正するにも、小臼歯を抜かないで、奥歯=大臼歯を抜いて、歯並びを治すように、提唱しています。
しかし、矯正医は、案外、安易に、小臼歯を抜きます。
(それのが、楽?なのでしょうが、)
個人差はありますが、年齢を重ねると、歯が、すきっぱになってきます。
で、それを訴えると、大概、
「年取ると、顎のが痩せるし、歯周病は進むし、きちんと、歯みがきをして、定期的に、歯科で、歯のクリーニングをすることと、歯ブラシ指導を受けることです。」
としか、言われない、歯医者も、衛生士も、バカの一つ覚えです。
【私は、必ず、小臼歯を抜いた弊害を説明します。】
私の、高校時代からの親友に、歯医者嫌いで、歯の悪い奴がいます。
(ここで、名を言ったら、知ってる人もいるでしょう。
私の友人の中でも、出世頭のひとりです。
もちろん、今も、親しくつきあっています。)
彼は、何しろ、若い時から、真面目に歯を磨かず、奥歯は、溶けてしまって、使い物になりません。
前歯の、少しの治療をして、とにかく、歯医者嫌いで、痛いのがやだ、注射も怖いし、と、全く、ほったらかしです。
ただ、なんとか、小臼歯までは、磨けるので、
で、私は、
「もう、奥歯は、そのままでいい、
ほっとけ。
小臼歯まで、きちんと磨いて、
口臭予防に、歯肉マッサージを、豆にしてれば、奥歯が使えなくても、
ぎりぎり、何とかなる。」
と、忠告しました。
で、30年以上、歯医者には行ってません。
しかし、私と食事しても、飲み屋に行っても、美味しく、食べてます。
歯肉マッサージは、豆にしているので、口臭もありません。
また、それなりの、地位も、身分もあるので、人前で話すことも多いのですが、支障もなく、何とか、こなしています。
彼は、笑いながら、言います。
「俺は、前歯と小臼歯しかないが、
おまえのおかげで、小臼歯までを、何とか、大切にしてきたので、
今日まで、何とか、自分の歯で、美味しく食えてる。
奥歯なんか要らない、小臼歯まであれば、何とかなる、というのは、
俺が、まさに、生き証人だ。
30年以上、1度も、歯医者に行ってないんだからな。
俺が、おまえの生きた、おまえの理論の証明材料だ。
おまえの親友だ。おおいに、俺を使ってくれ。」
そうです。歯医者が嫌いで、歯で悩みたくなかったら、
磨きにくい、奥歯は、大臼歯は、6番、7番の歯は、要らないかもしれません。
無理に、インプラントやら、義歯やらなんやら、しなくても、
小臼歯までなら、歯ブラシも、行き届くし、マッサージも、しやすいし。
口は狭いのです。
磨きにくく、複雑にすることはないのです。
[小臼歯まであれば、容貌も、日々の食事も、何とかなるのです。]
それを、素人の浅はかさと、歯医者の勉強不足、
歯医者の金儲けと…。
下手に、奥歯を、大切にしすぎて、
小臼歯を、大きく削ったり、ましてや、小臼歯を抜くはめになったら、最悪なのです。
ますます、噛みにくいわ、臭いわ…見てくれも悪くなるわ…で、ますます、歯で悩むわ、歯医者と縁が切れないわで、たいへんです。
何しろ、歯医者は、医者と違って、5段階評価で、1、2のレベルが、最も多いですから。
医者は、5段階評価で、2以下のレベルだと、患者を殺す恐れがありますから。
(改めてですが、古今東西、名医は少ないです。)
私の所には、全国から駆け込んでくる患者さんに、こう問い返すことがあります。
〔では、私以外に、{あなたの歯を、抜かないで治す。}という歯医者が居たら、教えてください。〕と。
これは、私がうぬぼれているのではありません。
私が、再三再四、繰り返しいるように、《諦めてしまう》患者さんが、増えている、…=
《諦めさせられる》患者さんが、たくさんいるからなのです。
ただ、私は、あえて、ここで、改めて、苦言を、記しておきます。
と言うのは、
私の所に来れば、簡単に、自分の歯が残る、残せる、と、安易に、(時に、無礼に、)私の話を聞く人がいるのです。
いいこととは、言いませんが、
欧米では、歯を抜くのは、保険が効きますが、
歯を残す治療には、保険が効かないのが、原則です。
《なんか、安易に、…インプラントは高いし、保険が効かないし、義歯もやだから、
何とか、保険で、安く、歯を残してくれよ。
と、何か、歯を残す治療は、インプラントより簡単な治療だ、
保険が効くから、インプラントより簡単だ、なんて、思っている人が多いんですよね。》
ましてや、私は、大学病院も含めて、残らない、残せない、と、言われた歯を、残す治療をしているのです。
もちろん、私は、保険医です。…が。
繰り返します。
今、また、歯医者には、5段階評価で、3がいません。
1と2が大半です。
医者は、5段階評価で、3が、大半です。
3以上でないと、患者が死ぬからです。
しかし、歯では死にません。
(患者さん、自身、そう思っています。)
そうです。歯では死にません。
だから、歯医者も、患者さんも、自分の歯を、大切にしないのです。
制度上の問題もあり、
歯医者は、歯を抜くのです。
大切にせず、抜くのです。
(患者さんも、いけないのです。
歯を抜いても、抜かれても、死にやしないし、と、どこかで、思っているのです。)
もちろん、マイナス思考をすることはありません。
【しかし、たかが歯、されど、歯、と、自分の歯を、可愛がってほしいのです。
自分の歯を、大切にしてあげて、私の話を聞いて、
私を、他の歯医者と、安易に比べてほしくないのです。
歯を、抜かない治療技術(スキル)のは、5段階評価で、数少ない、4、5の歯医者だけものです。】
敢えて、言います。
患者さんも、歯を、歯医者を、舐めない(ナメナイ)ことです。
歯を、歯医者を、ナメナイでください。
ナメナイで欲しいのです。
人生は、長いのです。
80歳でも、安易に、焦らず、歯を抜かない、(抜かれない)ことです。
焦らず、人生は、まだまだ、長いのです。
(たとえ、80歳以上でも。)
小臼歯です。
ことに、とりわけ、小臼歯=4番、5番の歯は、抜かない(抜かれない、)ことです。
さて、ここで、岩澤倫彦氏が、また、週刊ポストに、歯科の新常識と称して、記事を
載っけてます。
相変わらずですが、全て、2年以上前に、彼の取材に応じて、私が教えたことの、蒸し返しです。
まず、彼は、以前は、保険では、良い義歯はできない、と、断言し、掲載していました。
私は、それに対して、「治療技術(スキル)の問題で、
保険でも、良い義歯はできる。」
と、彼に、説明し、
但し、保険には、技工料が含まれていない、技工士が、無視されているので、保険の義歯は、利益云々ではなく、
《保険の義歯は、採算が合わないどころか、赤字なのです。》
これでは、手間隙かけて、やる気もなくなります。
〔技工士もたいへんなのです。
(私のブログ、技工士の悲哀、を参考)
まさに、保険制度にも、問題があるのです。
で、私は、岩澤倫彦氏に、オフレコで、私の家計の説明をしたら、
それを、週刊ポストに掲載しようとして、…、
私の女房の、怒りに触れ、…
以降、彼は、逆恨み?、私の悪口を、チマチマと、云うようになりました。
女房に謝りますと、言っておきながら、音沙汰なしです。
(因みに、週刊ポストの編集者は、誠意ある対応をしてくれました。)
まあ、意見、見解の相違は、どこにもあるし、
自身の意見が変わることは、誰にでも、あります。
(私も、日々、勉強、反省、修業、研鑽です。)
ただ、岩澤倫彦氏が新常識と称して、「保険でも良い義歯ができる。」と、報じていることは、
新常識でも何でもなく、2年以上前に、私が彼に教えたことだし、
私に限らず、優秀な歯医者なら、何年も前に、知って、承知していることです。
マイクロスコープにしても、…、
私は、その開発に、30年前以上、携わっていましたが、
まだまだ、実用には、ほど遠いです。無理があります。
視野の明示は大切です。
今後、もっともっと、もっと、➰開発、改良が、必須です。(あんなデカクては、…まだまだ、まだです。…論外です。)
先端機器の、内視鏡、腹腔鏡を使用した手術で、何十人と、死んでいる(殺されている)のですよ。
全て、ドクターの、その治技術(スキル)に尽きるのです。
通常の、開腹手術をしていれば、その何十人の人達は、死ななくて、(殺されなくて)済んだのです。
ましてや、先端機器などない歯科では、何をか謂わんやです。
(まあ、歯は、抜かれても、死なないですけどね。)
【その治療技術=スキルに尽きるのです。】
但し、改めて、岩澤倫彦氏の、歯は抜かない方がいい、という姿勢は、評価します。
しかして、また、彼が、新常識と称していることは、2年以上前にも、云われていたことです。
それは、私の2年以上前の、週刊ポストの記事を見れば分かることだし、
私のブログを、遡れば、自明です。
ただ、彼は、週刊ポストに強いコネ?があるらしく、今後、より、謙虚に、勉強してほしいですね。
自戒を込めて、言います。
【人間、聞くは一時の恥・聞かぬは一生の恥です。】
さて、また、言っときます。
(私は、インプラントを全否定するものではありません。)
しかし、インプラントも入れ歯ですよ。入れ歯の一環です。
「入れ歯って、辛いですよね~
患者様に合ったインプラントを提供します云々~」
なんて、宣伝を聞くと、やになります。
《歯医者は、医者でない。》と、言われるわけです。
己れバカを、メディアで、喧伝し、さらしているのですから。
恥ずかしいです。
《豪華?な、張り子の館には、いかないことです。
騙されないことです。》
メッキは、剥げます。
(インプラントはスポンサー、メディアも、あまり、批判しないんですよね。)
まあ、原則、医療は、サービス業ではありません。
宣伝などは、しないものです。
【宣伝と情報は、似て非なるものです。】
ネット社会、監視社会、留意することです。
厚生省の人も、大学病院関係者も、私に、言います。
「歯を残す歯医者、残せる歯医者が居なくなっています。(制度にも問題があるのですが)。」
私の本、
【この歯医者がヤバい・幻冬舎新書】
【やってはけない歯の治療・KADOKAWA】
よろしくお願いいたします。
電子書籍でも好評です。
また、PHP研究所、[からだスマイル]、
[プレジデント]に、続き、諸々、発信したいのですが、…。
出版不況、歯科の本は、医科の本と違って、売れません。
歯も体です。
どうか、歯を、労り、いとおしく、大切にしてあげてください。…。
とりわけ、4番、5番、小臼歯を…、
抜かない(抜かれない)ことです。
【山椒は小粒でぴりりと辛い。】
小臼歯は、案外、強い歯なのです。
奥歯にこだわりすぎるのは、素人の浅はかさです。
《でも、また、浅はかさな、勉強してない歯医者も、たくさんいるんですよね。》…。~➰~