(但し、ネットはひとつの参考です。加えて、口コミと何よりも直接の相性です。)… … …。
名医は居ます。正直、私もなりに、歯を抜かない名医だと思っています。
実績も医学的評価もあるし、得てます。
大学病院からの紹介もあります。
しかし、何よりも、信頼関係です。
理屈抜きに相性が合わなければ、駄目です。
【私も患者さんを選びます。】
さて、 私が今回、紹介し、ここに記するのは、私と息子が直接接した、【眼科の素晴らしい名医です。】
私の名古屋にいる25歳の息子がコンタクトレンズの検査で、緑内障の疑いがあると言われました。
私は優秀な医者の友人に聞き、横浜の眼科医を紹介されました。
ネットも参考にしましたが、参考に過ぎません。
診察は、平均四時間待ちということ。
私は息子に、とにかく、直接行って、診てもらえ、と… …。
で、息子の話を聞くと素晴らしい先生でした。
検査結果と病状の説明、今後の対応… …等々、丁寧に説明してくれ、
息子がメモを取ろうとすると、
「わかるように説明するから、メモなど取らず、私の目を見て、話を聞きなさい… …!」
と、言ったそうです。
息子は感動したようです。
で、
「緑内障というより、近視の歪みもある。若いから、もう少し、精査します。
2ヶ月後位にまた来なさい。
市販の目薬ならともかく、緑内障の目薬をすると、一生目薬と付き合うおそれもあります。
焦らず、薬は出しません。第一、まだ緑内障と確定したわけでもありません。」
私は、とりあえず、と、市販と変わらない目薬をすぐ出す眼科医が多くいることを知っています。
私は、流れ作業のように、説明して、薬を出しましょうと言ったら、
【薬はもらわず、礼儀正しくして、帰ってこい。
後は、おまえの直接思った、相性だ。焦るな。】と、忠告しておいたのです。
息子の印象は良かったようです。
信頼できる、親切な先生だったと。
私も息子の話を聞き、そう思いましたが、
直接会った、息子の気持ち、理屈抜きの相性が大切だと思ったので… …。
信頼関係を築くこと、理屈抜きの気持ち、相性も大切なので。
私は、ここで、名を出せば、おそらく、「ああ!あの先生。」
と、誰もが言う有名な医者を知ってます。
しかし、その先生ははっきり断言してます。
「私に診てもらうのに、それなりのお礼の金を持ってこないのら、私はその患者は診ません!
当然です。」
と。
私は、息子を診てくれた、その名医に、心ばかしのお礼はしました。
誰もが知ってる名医が本当に、名医とは限りません。(もちろん、素晴らしい先生もいます。)
ただ、有名な人は政治的な人もいます。(だからまた名を知られることも。)
【尤も、たとえ親切で好い人でも、その治療技術=スキルがなかったら仕方ありません。】
なんか、やな奴でも、その治療技術=スキルは優れた見事な医者を、私は何人も知ってます。
【患者さんはよりよく治りたいに決まってますからね。】
だからこそ、私は直接の理屈抜きの相性が大切だと強く思うのです。
私の患者さんに、私が丁寧に説明したことを、
「ネットで確認します。」という人がいます。
冗談じゃない!逆でしょう!
【ネットで調べたことを,私に確認してもらう。】というのが、筋(すじ)だし、まともな対応でしょう!
私は30年以上、研鑽し、また、近頃、その治療技術=スキルで、医学的実績と評価を得ている【歯をできるだけ抜かない専門医=プロ】です。
ネットはひとつの参考に過ぎません。
直接聞いて、接することです。
私の説明を,
「正しいかどうか、ネットで確認します。」
という患者さんは、私は正直、お断りします。
【医者も患者を選ぶ、選んでいるのです。】
もちろん、私にお礼は要りません。
【ほんのわずかでも、感謝の気持ちを、ありがとうと示してくれると、私は嬉しく、恐縮します。とんでもありません。と… …。】
ネットのいけないのは、時に素人がプロになってしまう気分、気持ちにさせることです。
俄プロを作ってしまうことです。
どの世界でも、一流の優れたプロフェッショナルは、並外れた、研鑽、修行、勉強を、努力を日々しているのです。
それが、今、ネットだけのせいではありませんが、政治家でも経済界でも、素人が多すぎです。
国民は、いい迷惑です。
かの大宅壮一(おおやそういち)は言いました。
【50人味方がいて、50人が敵。それでいいじゃないか。全部を味方に引き入れることなんてできっこない。】
その通りです。
いつも通りです。
【歯科の初心はまずその歯が残るか残せるか。】
そこから、歯と口と全身の健康が始まるのです。
何で、そんなに、すぐ歯を抜くのですか?
抜かれるのですか?
歯は、あまり早急に抜くと、元気がなくなりますよ。
時に、精力をなくす副作用があるのです。
それを、考えもなしに、インプラントにするなんて…。
インプラントは自分の歯であるわけがないでしょう!
失われた精力が、インプラントで戻るわけなどあり得ません。
逆に、インプラントをして、元気がなくなった人をよく見ます。
(高い金を出費して。)
だから、私は時に云います。
《性的不能=インポテンツ》にかけて、
インプラントは《インポラント》だと。
焦らず、早急に歯を抜くことはないのです。
人生はまだまだ長いです。
抜くのはいつでもできるのです。
焦ることはないのです。
【歯科の初心はまずその歯が残るか残せるか。】です。
私も患者を選びます。
私を信じ、きちんと、私の話を聞いてくれる人には、誠意を尽くし、とことん親切にします。
それには、何より理屈抜きの直接の相性が大切なのです。
だって、私は患者さんとはプライベートには付き合いはしません。(従業員とも。)
私も充分つむじ曲がりです。親切なつむじ曲がりです。
初心不可忘… … …。…です。