福谷章子のまちづくり

さまざまな役割を持ちながら暮らす中で、日々出会い触れ合う人々、街、文化、自然、出来事についてつづります。

避難所運営のHUGゲームをやってみました

2017年10月30日 | 都市問題


台風の進路を気にしながらの日曜日
青少年育成委員会主催の大人が学ぶおとな塾に出席しました。
テーマは、避難所に来るだけで本当に大丈夫?part2「HUGゲームで避難所で起こる問題を体験しよう」

区役所からお借りしたカードで、避難所に来る様々な人々にどのような対応をするか、グループに分かれて話し合いながら振り分けてみました。
  
熊本地震以来課題としてクローズアップされたペットの取り扱い、車で避難してくる人の車中泊に頭を悩ませます。
マスコミへの対応、ボランティアの受け入れも、避難者の割り振りのさなかにどこまで出来るのだろうか?と疑問が湧きます。
避難者からの要望、行政からの情報などさまざまなことが次々と起こり、想像力を振り絞りました。

避難者も、高齢者、病気や障害の有無、妊婦、幼い子どもなどひとりひとりの状況は異なります。
自宅の全壊と半壊はどのように判断するのか。
それらのことを、一つずつ話し合って判断をしていきますが、実は対応に正解は無いことに気づきます。
また、避難所である学校の校内配置もわかっていないことに気づかされます。
  

天候が悪くて起震車や煙体験は出来ませんでしたが、このHUGゲームだけで十分に面白い経験ができました。

数年前に横浜市立大学で、子どもたちと共に避難所運営を実践している取り組みを見たことがあります。
今日のような学びを重ねて、ここでもやってみたいと思いました。
なぜならば、こういった体験の積み重ねることで、避難所に居合わせた誰もが互いを思いやり、そして自分で助かる人を増やしていくと感じたからです。



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