福谷章子のまちづくり

さまざまな役割を持ちながら暮らす中で、日々出会い触れ合う人々、街、文化、自然、出来事についてつづります。

アスファルトを押し広げて

2017年08月22日 | ひとこと言わせて


何が何でも行かねばならぬ!という用事の無い日曜日の午前中。
あとのことを考えずに過ごせるので、大好きです。
ただし滅多にありませんが、昨日はまさにその日でした。

気になっていて、できればやりたいけれど落ち着いて出来ない家の前の道路の草取りを、ついに決行しました。
草取りは無心になり、ついついもう少し・・・と、お隣までテリトリーが広がります。
センターラインも無い生活道路ですから、わが庭のような親しみの気持ちも少しあります。

もう長らくじっくり草取りなどしたことが無かったのですが、そんな気持ちの余裕が持てるようになりました。

『アスファルトのたんぽぽ』というタイトルの本がありましたが、アスファルトのツユクサ、アスファルトのヒメツルソバ、アスファルトの・・・と、我が家の前の道路にも力強い草花がたくさん映えていました。
特に、オシヒバに至っては、道路のアスファルトとL型街渠(がいきょ)との間からびっしり映えて、抜き取ったら隙間が空いています。
  

こんな感じですが、これを見て抜かない方が良かったかな?等と迷います。
雨だれで石もくぼむと言いますが、雑草でアスファルトも割れるものなのか・・・と、感慨にふける一瞬。
アスファルト下から力強く出てくる草花たちが、グラウンドカバーの役割を果たすのも素敵な光景かも知れません。

我が家の前の道路は、向かい側が京成千原線です。
ガードレールの向こう側は、京成電鉄の敷地です(多分)。
したがって、最もうっそうとしている葛には手が出せません。
間もなく花が咲けばその香りが大好きなのでこのままで構いませんが、道路側に伸びているツルだけは切りました。 

ガードレールの下は、スギナやヨモギも生えています。
ヨモギは、干して使うとお肌がきれいになって体が温まるという米寿の説に従い、残しました。


そういえば、スギナ茶も体に良いと以前聞きましたが、お茶にするほどは無かったので抜きました。

こんな風に、ひとつひとつの草花と対話しながら草をひくとは、そうとう心にゆとりがあるぞ自分!

草取りに意欲が湧いた理由はもう一つあります。
千葉市が刈り草も回収してくれることになり、これも助かります。
中央区は既に始まっていますが、緑区と若葉区は間もなく9月から始まります。
 

無心になるということは、素晴らしいことです。
別に草ぬきでなくとも、何でも構いませんよ。



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