マンゴーしいたけのつぶやき

いわゆる団塊の世代です。40年余の東京暮らしを経て、生まれた古里で織りなす珍道中の「つぶやき」になりそうです。

望郷  ~ふるさとは何処~

2011年09月30日 00時08分43秒 | 日記
自治会の総会で 運動方針として承認された「地域福祉」
その一番手として団地居住者に訴え 立ち上げたのが『お食事とおしゃべり会』(1994年12月)
“この指とまれ”で集まったボラスタッフと 1995年2月に第一回目を開催
そして今年で17年目

この活動は 昭和45年入居団地の やがて訪れる高齢化社会を予測し
地域自治を担う者として 高齢の方がこの団地に安心して住み続けるには
どんな運動体があればいいのだろうと 手探りでたどり着いた具体策の一つ
(ちなみに介護保険による 行政や業者の高齢者の支援開始は2000年)

ただ高齢化の波は予測以上の速さで 4年前の自治会調査で 60歳以上の世帯主の占める割合が約73%
加速された主因は 当時の住宅公団(大家)が この団地を高齢者指定団地としたこと 
加えてて高齢者向け優良賃貸住宅の施策の拡充を進めたことにあります 
昨年の町田市調査で65歳以上の世帯は すでに1200世帯 (この団地の総戸数は3435戸)

加えて 1990年代の時代背景に「呼び寄せ老人」現象がありました
地方の「老人」が 都会に住む子どもたちの住まいに呼び寄せられる現象
1993年 全国で初めて調査した町田市は 「老人」たちの出身地は沖縄から北海道に至り
大半が健康に悩み 家族以外の友人もなく 家に閉じこもりがちという実態を発表しました
この団地も 例外ではありませんでした

「地域福祉」の運動は つまるところ時代の要請でもあり 実にタイムリーであったと考えます
自治会での旗振りは 「ふるさと藤の台」創出をテーマとした18年でもありましたたが 
なかでも『お食事とおしゃべり会』の参加者との16年は 一人ひとりのかけがえのない人生の軌跡と
果たそうとして果たせない望郷の念を 傾聴するしか術がなかった空虚感も混在しています

下記の写真は昨年の7月と9月の『お食事とおしゃべり会』 (とびっきりの笑顔をお願いして)
私にとって30数年住んだ藤の台は故郷 生まれて13年住んだ北諸県郡大字中霧島(現都城)は古里

~みなさんのふるさとは~




































いつまでも いついつまでもお元気で
私もみなさんに約束した 【マンゴーしいたけ】の発明を急ぎます(?)





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望郷 

2011年09月29日 00時03分57秒 | 日記
今日は市内にある 宮崎県ボランティア協会(NPO法人)におじゃましました
障がいを有する方との交流や 年一回の「ふれあいの旅」 またパソコン教室や講演会など
多岐にわたる活動に 感銘を受けてきたところです

やがては私たちの「西都レク協会」と 連携した取り組みが生まれるかもしれません
ボランティアといえば 以前住んでいた団地の『お食事とおしゃべり会』を浮かべます
綾町と同じ約7000人が住んでいる団地です

ボラ志望の方は 「親孝行」のつもりであったり 「地域での自分の居場所さがし」であったりと
動機は多様でした
旗を振る側(自治会)は 高齢の方が地域で憩い 交流してもらうための「地域福祉」の
スタートという位置づけでした

今年で17年 介護保険法がまだ制定されていなかったころに始めましたが
振り返りますと 今でいうディケアの一端を担っていたような気がします
月に一度 保育園のホールと厨房を借りて お食事とおしゃべりで
楽しいひと時を 過ごしていただくというのが主旨ですが 参加者の平均は80~ 90名

私の参加者の方との交流は 今はメールや電話が中心ですが 
毎月出している お誕生ハガキには久遠のつながりを感じています
10月生まれの方は10人 明日あたり投函するために アイデアを練っているところです

ということで今日は 昨年の9月の会場風景の紹介です
私にとっては最後の『お食事とおしゃべり会』でした


会場設営 9:00~


厨房の様子 9:00~


盛り付けの様子


参加者のお出迎え 受付 11:00~


配膳の様子 


食事風景 12:00~


振り返り反省会(ボラスタッフ) 14:30~


この取り組みが軌道に乗り 「地域福祉」の活動に弾みができ 4年後に「ふれあい喫茶」のオープン
そして「藤の台たすけあいの会」の支え合う運動の誕生を迎えます
ゴミ出し・買い物・料理・掃除・話し相手・理髪・通院同行などの生活支援を全居住者対象に
年間500~600件の依頼をこなしています (いずれの運動体も 責任の所在は自治会)
もちろん現在も活動中ですが 宮崎に来る9月まで「地域福祉」の到達点として下準備してきた
「見守り支援」も この春胎動しました

2010年の町田市の調査で この団地の65歳以上の一人住まい及び二人住まいの世帯は1200世帯
3400世帯の半分に迫ろうとしています
自治会・管理組合・民生委員・地域包括支援センター・町田市高齢者福祉課・UR都市機構などで
ネットワークを組むこの「見守り支援」の運動は 他の団地の道標にもなるものと確信しています

なおこの団地の以上の取り組みなどは ボラスタッフの一人が下記のホームページで公開しています
よろしかったら 「地域福祉」の参考にご覧ください
公開については 「地域福祉」の普及を目的に 代議員大会などで合意形成の手順を踏んでおり 
特に『お食事とおしゃべり会』の写真掲載については 参加者の同意を得ております 

ホームページは『私の建て替えまちづくり日記』の藤の台のページです
タイトルの 「望郷」の意味は 明日の「望郷2」で

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親子で綾町散歩

2011年09月28日 07時07分34秒 | 日記
綾の吊橋(照葉大吊橋) 綾城 酒泉の杜に代表される綾町ですが
工芸なども盛んで 綾を希望して移り住む人(移住組)も多いと聞きます

私たちも時々は 町役場に隣接する地産地消の野菜の直売所や
ホームセンターに買い物に来ては 懐の深い町の姿勢を感じています





人口は7000人余りで 以前住んでいた団地と同じ人口
関東・東北より避難して生活されている 『うみがめのたまご 宮崎に来たお母さんの会』の 
メンバーの方も 綾町にいらっしゃるとお聞きしています

我が家からは30分と少し 久しぶりの吊橋です
町並みが途切れ やがて綾南川の渓谷が見えてきます



高所恐怖症のパートナーと 長女
この3人の共通点が 東京での「仕事」
長女が精神科クリニック勤務  妻が統合失調症の方のケアホーム
私が同じく精神障がいを有する方のグループホーム
宿命(?)
ちなみにヴァイオリン弾きの次女も やがて東京を離れる予定です
親子の田舎暮らしは 運命(?)



工事中の吊橋に到着(正式オープンは10月5日)
したがってまだ渡れません

















高さ142m 長さ250mは 世界で2位だそうです
ここから4K上流の キャンプ場へ
親子連れが 魚釣りをしていました



 

この道も 須木や小林市につながります
ただ林道と思えるほど 険しい場所もあり 運転は要注意です
子どもたちと遊ぶには 格好の川です

中国電力が原発建設を計画している上関町の町長選挙で 推進派が勝ちました
国と 中国電力の金の魔力で 寸断され続けている町の悲哀を 強く感じて仕方がありません
一方 中部電力の浜岡原発について 隣接する牧之原市議会では「浜岡原発を永久停止」とする
決議案を 可決したと新聞が伝えています これは大朗報

美しい日本と その継承者たるかけがえのない孫たちを守るのは 私たち団塊の世代の責務でもあります
持ち場立ち場で 連帯を求めて力を尽くしましょう
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西の都アグリ館の二人展 5

2011年09月27日 07時27分12秒 | 日記
引き続き 後藤先生の展示作品です

ひがん花


あじさい


はまゆう


我が郷里


ネコ達の恋


街の一隅


高岡の大銀杏


うずめの舞


こよいちゃん


26日に再度「二人展」に行き 弥勒先生の“題名”を確認しました
追記しましたが 本当に失礼しました
最後に 今日撮影した 弥勒先生の絵を紹介して 「二人展」の紹介を終わります 

尾八重


尾八重神楽


三か所神楽


内越神楽


潮神楽




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西の都アグリ館の二人展 4

2011年09月26日 07時43分54秒 | 日記
今回と次回は 後藤静雄先生(西都市出身)の作品です






西都原の春


リカちゃん人形


あじさいロード


ジャカランダ


ふじ   紅梅
  

一本杉  神樹
  








弥勒先生も 前掛けと素足に靴というスタイルで 気さくに話をしていただきましたが
後藤先生も 「一見」の私たち(夫婦)に30分もかけて 展示作品の説明をされたり
センスのない質問にも わかりやすく回答されるなど お二人に「仙人」を感じました 
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