マンゴーしいたけのつぶやき

いわゆる団塊の世代です。40年余の東京暮らしを経て、生まれた古里で織りなす珍道中の「つぶやき」になりそうです。

スーパーカブで丸の内 続々編

2011年09月10日 00時18分33秒 | 日記
家の近くの畦にポツンと パンパスグラスの集団
和名はシロガネヨシでイネ科 ススキの仲間か否かは意見が分かれる感じ

トナリから昨年秋もらったのがありますが いまだに穂が散りません
不思議な植物です 高いのは2m~3m
「昭和枯れすすき予備軍」としては ぜひあやかりたいパンパスグラスです



さて 「スーパーカブで丸の内 続々編」です

前回 こだわり社長のことを書きましたが 今思うと理解できますね
私たちの世代も帰省するとき 亀屋万年堂のナボナを土産に買ったものです
当時 巨人の王選手のCMで 一世を風靡した洋菓子でした

ところで スーパーカブで外回りの世界も PPC複写機の普及で暗雲がたちこめ
次第に 展望が見出せない時代に入りました
知人のトレース(製図)を主力業務としている社長T氏も 
CAD(コンピュータによる製図)が出回り 将来が不安定と話す
なので実験的に ウーロン茶を中国から輸入し販売するので 一緒にやらないかと言う

私は「副業」でという条件を付け 名刺はそれらしく「営業本部長」
この頃は若い起業家が目立つ時代でもなく 箔をつけるために考え抜いたのが会社の所在地
T氏が不動産屋を歩きまわり 見つけたのが「中央区銀座 ○○ビル8F」
下から見上げれば ここは7階建てビル つまり屋上が8階 3畳ほどのバラック小屋に電話1本

企業への飛び込み販売なので 客が訪ねてくる可能性は低い 故にここに決める
会社名は ロイヤルゼリーも売るので「ロイヤル商事」
このウーロン茶は 日本茶と同じお湯を注いで飲む方式 袋入り
ペットボトルや缶では流通していなかった時代 そこそこ売れました
(伊藤園やサントリーのウーロン茶販売は 1979年頃だそうで)

今は会社は閉じたT氏ですが 横須賀市ハイランドに家を持つぐらいの財は成したようです
私はその後 懇意にしていた印刷会社の経営者に誘われて 厚木市(職場)に移ります
町田市より新橋まで 異常なほど混んだ電車で往復4時間の通勤が 非常にきつかったことや 
スーパーカブでの「複合汚染」された空気を吸いながらの外回りは 必ず病気になると考え 
早く終止符を打ちたかったことが理由です

あわせてマイクロ写真から印刷の仕事に方向転換したのも 丁度いいタイミングでした
以降 クルマ(社用車)で50分の通勤という 天国モードに突入します
ウーロン茶販売も 捨てがたいものはありましたが なにせ町田からは遠かった
古き昭和の スーパーカブにまつわる思い出話でした

衣替えの 庭の植木

 


庭に咲く つゆ草と彼岸花

  


いただいた 虫さされ用のかゆみどめ
へびいちごは かかしの里さんから
茶の液は 鳳仙花からつくったもの となりのおばちゃんから
外の作業は いろいろな虫が 寄ってきて 
気がついたら かゆい症状 大助かりです



朝顔と タマスダレ
人も 一度は真っ白にリセットできたらいいのですが










コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする