マンゴーしいたけのつぶやき

いわゆる団塊の世代です。40年余の東京暮らしを経て、生まれた古里で織りなす珍道中の「つぶやき」になりそうです。

スーパーカブで丸の内 続編

2011年09月08日 09時37分31秒 | 日記
マイクロ写真複写を仕事としていた 20代半ばのころ
スーパーカブでの外回りの「複合汚染」に 悩まされた話が前回
今回は 勤め先の社長と工場長の 少し面白い話(?)

この社長がイイ人でしたが こだわりの人でした
小生の守備範囲に丸の内があったため よく用事を頼むのです

★ 例えば文房具
これは丸ビルの 文祥堂という指定
(どこで買っても 同じなのに!)
社長の頼み方が また巧み
「今日(丸ビルの)○○地所に顔を出すんだよね そのついでにだな・・・」

★ 例えばヨウカン
これは新丸ビルの 虎屋のもの
(これ仕事じゃないヨ! と思いながらも)
この頼み方が またうまくて
「(新丸ビルの)○○海上火災の仕事多くなったねぇ 悪いけどアレをさぁ・・・」

憎めない人でしたが このこだわりが当人には「江戸っ子の美学」だったようで
次に 息子の工場長 イイ人でしたが酒席での話しが長かった

★ 酒が強くて 升酒に塩だけでOKな人
加えて「先方にカメラを持ち込んでの撮影の件だけどぉ・・・」 仕事の話を延々と
下戸の小生は なにか肴を注文したくても そのタイミングがつかめないほどの熱演
社員全員 工場長からの「お誘い」がこないことを祈る 土曜日でありました
 (このころは週休2日なんて夢の世界 サタディナイト・フィーバーの時代)

こんな個性的な環境の職場は 今時も存在するのでしょうか

庭の 光景なんぞを


遊びに来たけど 玄関から入れないカエル
  


柿と栗も 少しは色づき
 

「チリメンカエデ」は 紅葉の前触れではなさそうで
前にブログで「もみじ」と書きましたが 間違いのようです
 

さるすべりは まだまだ鮮やかさを保ち
  


丸の内で思い出す人が もう一人

客先の部長のT氏 無類の酒好き 野球好き
父親が 東京六大学野球の創始者といわれた 「飛田穂洲」

昼休みになると 私を相手のキャッチボール
この部長に「野球しています」と話したのが 運のつき
したがって12時30分には 和田倉門で部長が来るまで待機

場所は和田倉門から皇居の内堀通りに通じる道路の 広すぎる中央分離帯の中
取りそこなったり 暴投するとボールを追うのが大変なところ

秋には銀杏を拾う人で 賑わってた通り
今もそこで キャッチボールする人が 果たしているのでしょうか

懐かしく お会いしたい人です


 
コメント
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