標題は今年の3月テレビアサヒより全国放送された藤の台団地の取組
1970年代入居のこの団地(3435戸)の最大人口はおよそ12000人
写真は居住者も多かった1993年春のリサイクルバザーの様子
(*自治会調べによると昨年9月現在 賃貸住宅の空家が約550戸25% つまり4戸に1戸が空き家に 町田市の昨年3月の人口推移表では居住者は5200人 12000人の頃にも住んでいてその賑わいを知っている者としては やはり寂しか思いです)
やがては自らも高齢化していく暮らしを住民で支えあおうと始めた運動が下記 老いてもこの団地に住み続けるにはどんな運動体が必要? そんな投げかけをしました
「お食事とおしゃべり会」「ふれあい喫茶」「藤の台たすけあいの会」
準備期間が必要で若干立上げの差はありますが 上記運動体を自治会と有志で立ち上げたのが20年以上も前のこと 介護保険法も見えないころ 予算ゼロで全くの手探りで踏み出しました
(*そのなかで毎月全戸配布している「藤の台たすけあいの会だより」が下のページ 昨年の12月発行分で少し古いですが 今年の代議員大会議案書によると「たすけあいの会」への昨年の依頼件数は668件 やはり地域の人による「生活支援」は特別安心のようです)
(*下の2ページは 2010年発行の『藤の台団地40周年記念誌』より「藤の台たすけあいの会」紹介分 一般的には50周年の区切りで発行でしょうが 団地建設当初よりの入居世帯が圧倒的で つまるところ60代70代が多く 今より10年後の発行ではオソイだろうと判断をしたため40周年目の発行とした経緯があります)
もちろん今も住民と自治会が力をあわせパワフルに運動中
画期的だった介護保険法も始まってないころからの《地域に福祉を創る》この運動は 次第に各方面から注目され称賛を得るなかで 到達点としての【見守り支援ネットワーク】が加わり 20年超のこの運動を全国ネットのテレビアサヒが取材し そのタイトルが“都会の限界集落が奇跡の団地と呼ばれるヒミツ”として30分編集で全国放送されました 小生にも局のプロデューサーより電話取材があり このブログが参考資料となったような話も聞きました その動画(放送)を紹介できたらと思っていますが アナログ人としては方法がわかりません トホホ
(*今年6月の「自治会ニュース」より抜粋)
(* 写真は移住する直前の「お食事とおしゃべり会」右上に筆者)
(*珍しいスタッフの集合写真)
(*受付のマスコット ももちゃんも もう4年生かな)
いわゆる《地域福祉》を仲間と一緒に立ち上げ こちらに移住するまで活動してきた身として総括すれば 自由な発想のこの運動の成功は (補助金)の類に頼らず自力で切り開いた道を歩いてきたことに尽きます
そして特筆すべきは 現在の各運動体のスタッフに当初からの頑張り屋さんが多く その長年の辛苦に今日あらためて海よりも深い太陽よりも熱い連帯と感謝を申し上げるものです また明日からも御苦労様です 本当にごくろうさまです
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さてさてこちらの「一夜の歌声喫茶」も気合を入れて前進していきます
今年ラストの次回「一夜の歌声喫茶」昼間版は12月16日の日曜日
13時30分より 西都市市民会館にて
そこに昨夜 嬉しい話
熊本県益城町より応援団が再び西都に(予定)
「益城の歌声喫茶」でも応援をしてくださっているプロの音楽家たち
昨年の6月にも西都の歌声喫茶に『友情の伴奏』を頂いた方々
中でも率いる衛藤先生はあの平尾昌晃とも旧知の仲
「益城の歌声喫茶」で演奏された平尾昌晃メドレーには皆大感激
衛藤先生たちは 熊本県内でそれぞれが近代大正琴の教室を運営
加えて 関西方面も含めコンサート活動をされているプロ集団です
すごく楽しみに待ちたいと思います
(10月の「一夜の歌声喫茶」より 中が文責の筆者)
ではまた ごきげんようです。