この稿以降は２００５年頃に書き貯めておいたエッセイを小出しにして、自分史的なブログにしていこうと思っています。途中に新作もはさんで・・・。
長栄航空で関空から高雄に移動すると、台北空港で３時間強の待ち時間が発生（？）する。今回の移動日は体調不良もあって本を読む気にもなれず、夕食を食べにレストランに入りきしめんのような外観と食感の「わんたんめん」なるものを食べながら、近くに飾ってあったクリスマスツリーとその隣の動く中国人形をボヤーっと眺めていた。
クリスマスツリーのイルミネーションのパターン（点滅周期、色の変化、順序など）を確認、中国人形（しょうき様のような）が「招財」と書かれた巻物を開閉しているのを眺めながら、”あの巻物を畳むときにちゃんと巻き戻したら完璧やのになあ！”と思いつつあまりうまくない「わんたんめん」をビールと共にゆっくりと平らげた。
このように時間がゆっくり流れる「とき」を過ごすのが「至福のとき」というのかな？ ということは、それ相応に年をとったということに他ならないのやろなあ！などとしょうもない事を思いながら席を立ち、搭乗待合室に向かうＳＨＯじいなのでありました。
もう慣れてしまったが、高雄に帰る（？）とまたイライラ・じりじりする日常の生活が待っている。
２００５年２月作成