日々史跡めぐり

日本のあちこちの史跡、神社仏閣を巡っています

大洞弁財天(長寿院)

2011-09-04 | 井伊家
龍潭寺の北側、大洞山の中腹に長寿院があります。
長寿院は、大洞弁財天とも呼ばれ、彦根城の鬼門除けとして、1695年(元禄8年)に彦根藩4代藩主・井伊直興の発願により創建されました。
直興は、5代将軍・綱吉の頃、日光東照宮建立の総奉行であったたため、長寿院弁財天堂は、日光東照宮を思わせる極彩色の権現造で、本尊を祀る阿弥陀堂には東照宮の眠り猫や像に似た彫刻があります。

阿弥陀堂





弁財天堂(本堂)





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彦根の井伊神社

2011-09-01 | 井伊家
彦根の龍潭寺の隣にある井伊神社は、天保13年(1842)彦根藩12代藩主・井伊直亮が、井伊家の始祖・井伊共保の750回忌にあたり、静岡県浜松市の井伊谷八幡宮から井伊大明神を分霊して神像を造り、龍潭寺の参道脇に祀ったのがはじめとされ、彦根藩初代藩主直政・彦根藩2代藩主直孝も祀られています。





井伊神社は、本殿と拝殿からなっており、内部は漆塗りで、龍などの彫刻には極彩色が施されています。






色を塗り替えればもっと鮮やかな赤になるのでしょうが、この古びた感もまた歴史を感じさせる神社の魅力でもありますね。

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