日々史跡めぐり

日本のあちこちの史跡、神社仏閣を巡っています

京都・福井藩邸跡

2014-08-25 | 史跡

二条城の向かい、京都国際ホテル前に残る福井藩邸跡です。





此付近福井藩邸跡
 
 この油小路二条下る西側(現京都国際ホテル)の一帯には、江戸時代後期、福井藩の藩邸があった。藩邸が置かれたのは比較的新しく、天保2年(1831)の「京大絵図」に描かれている。
藩邸は藩の京都連絡事務所で、留守居役が詰め、町人の御用掛を指定して、各種の連絡事務に当たった所である。
 福井藩は、慶長5年(1600)、徳川家康の二男結城秀康が封ぜられたのに始まる親藩の雄藩で、石高は最大68万石、江戸中期以後は32万石。幕末に松平慶永が藩主となってから、人材を登用して藩政を改革し、水戸藩とともに江戸幕府政治の改革に乗り出し、更に、公武合体運動を進めて、幕末政局に一方の旗頭となって活躍した。この藩邸は、幕末の福井藩の活躍にとって大きな役割を果たした。  

京都市(駒札より)


二条城見学の帰り、京都国際ホテルでランチをする際、この駒札に気付きました。

観光客の多い二条城周辺は、ホテルが多いですね。

この辺りが藩邸だったとは・・・

国際文化観光都市として発展した京都の街並みは随分変わりましたね。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
YUMIさんへ (しずか)
2014-08-26 10:42:43
YUMIさん、コメントありがとうございます。

松平慶永というより、松平春嶽の名の方が有名でしょうか。
京都の街は、ホテルやビルの前にも駒札が建っていて、昔の名残を伝えていますね。
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Unknown (YUMI)
2014-08-26 08:51:22
松平慶永がでましたから、幕末福井藩は大きくクローズアップされますね。
あのあたりに藩邸があったのですか。
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四方さんへ (しずか)
2014-08-26 00:53:38
一人で勤務されてたとは!

語学力を必要とするお仕事ですね。

私もスペイン語を趣味で学びましたが、ほとんど忘れてしまいました。
返信する
福井藩邸址碑 (willy_tsugo_shikata)
2014-08-25 12:19:15
若いときこの国際ホテルができて、JTB初代駐在員で一人勤務(ブース)で外人さんのお世話1年間しました。
当時は英語、スペイン語の勉強で精一杯でたぶんこの碑文もホテルの裏門(二条城側)に有ったような気がしていますが、読んでいませんでした!外人さんから質問があったら読んだでしょうね!
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