桶狭間古戦場跡は、名古屋市緑区桶狭間北3丁目にある史跡で、現在は「桶狭間古戦場公園」として整備されています。
2010年、桶狭間の戦いから450年目に改装工事が行われ、当時の合戦の様子を再現したジオラマ風公園にリニューアルしました。この場所は桶狭間の戦いで今川義元が、服部小平太と毛利新介によって討ち取られた最後の場所とも言われ、公園内には今川義元の墓や杜松の木・首洗いの泉などがあります。
桶狭間古戦場の碑(この碑の画像はWikipediaよりお借りしました)
昭和時代初期に鞍流瀬川の川底から引き上げられた石碑
桶狭間古戦場田楽坪の碑
約4万5千を率いる今川義元は午前8時頃沓掛城を出発し、正午北西に向かって人数を備え、おけはざま山にて、今朝攻め落とした鷲津・丸根両砦の報告を聞きながら休息をとりました。信長は善照寺砦に到着、敵情の報告を受けた後、佐々・千秋の隊3百に、巻山・幕山・高根山に着陣した今川軍本隊の主力、松井・井伊の大軍の中央部に攻撃を命じ、自らは中島砦に移動、次いで前田(利家)、毛利等の精鋭隊に、前線での撹乱戦を命じました。これら先遣隊は、今川軍の兵力分散と、西の山中に誘い込むための決死隊であったと思われます。
この時、信長は「運は天にあり、敵が懸からば引け、退けば押せ、個々の巧名争いを避け、常に組織的に行動せよ」と訓示を行い、先遣隊が必死の戦いを挑んで、敵の目を引き付けている間に、兵2千を率いて疾風の如く駆け抜けて桶狭間の北の山麓に駒を進めました。
その頃、一天伐かに掻き曇り雷を伴った大風雨の中、山を越え狭間を抜けて、今川軍の本陣に迫りました。(桶狭間古戦場保存会HPより)
義元首洗いの泉
義元水汲みの泉とも言われ、泉の中にくるくる回る桶があったので、桶廻る狭間が桶廻間、桶狭間となったとも言われています。
今川義元の墓
駿公墓碣(すんこうぼけつ)
田楽坪のねず塚から出土した「駿公墓碣」と刻まれた墓碑。
「駿公墓碣」の「駿」とは、すぐれた又は秀でたの意味し、駿公とは駿河の国のすぐれたりっぱな人との意味。
墓碣とは頭部が丸い形状をした墓石で、方形をした物は墓碑と言います。
馬つなぎの社松
義元が馬をつないだと言われる「ねずの木」です。触れると熱病に罹るとの伝承があり、ねず塚にあったものを移植し今は枯木として残しています。
「近世の曙」ブロンズ像
織田信長
今川義元
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2010年、桶狭間の戦いから450年目に改装工事が行われ、当時の合戦の様子を再現したジオラマ風公園にリニューアルしました。この場所は桶狭間の戦いで今川義元が、服部小平太と毛利新介によって討ち取られた最後の場所とも言われ、公園内には今川義元の墓や杜松の木・首洗いの泉などがあります。
桶狭間古戦場の碑(この碑の画像はWikipediaよりお借りしました)
昭和時代初期に鞍流瀬川の川底から引き上げられた石碑
桶狭間古戦場田楽坪の碑
約4万5千を率いる今川義元は午前8時頃沓掛城を出発し、正午北西に向かって人数を備え、おけはざま山にて、今朝攻め落とした鷲津・丸根両砦の報告を聞きながら休息をとりました。信長は善照寺砦に到着、敵情の報告を受けた後、佐々・千秋の隊3百に、巻山・幕山・高根山に着陣した今川軍本隊の主力、松井・井伊の大軍の中央部に攻撃を命じ、自らは中島砦に移動、次いで前田(利家)、毛利等の精鋭隊に、前線での撹乱戦を命じました。これら先遣隊は、今川軍の兵力分散と、西の山中に誘い込むための決死隊であったと思われます。
この時、信長は「運は天にあり、敵が懸からば引け、退けば押せ、個々の巧名争いを避け、常に組織的に行動せよ」と訓示を行い、先遣隊が必死の戦いを挑んで、敵の目を引き付けている間に、兵2千を率いて疾風の如く駆け抜けて桶狭間の北の山麓に駒を進めました。
その頃、一天伐かに掻き曇り雷を伴った大風雨の中、山を越え狭間を抜けて、今川軍の本陣に迫りました。(桶狭間古戦場保存会HPより)
義元首洗いの泉
義元水汲みの泉とも言われ、泉の中にくるくる回る桶があったので、桶廻る狭間が桶廻間、桶狭間となったとも言われています。
今川義元の墓
駿公墓碣(すんこうぼけつ)
田楽坪のねず塚から出土した「駿公墓碣」と刻まれた墓碑。
「駿公墓碣」の「駿」とは、すぐれた又は秀でたの意味し、駿公とは駿河の国のすぐれたりっぱな人との意味。
墓碣とは頭部が丸い形状をした墓石で、方形をした物は墓碑と言います。
馬つなぎの社松
義元が馬をつないだと言われる「ねずの木」です。触れると熱病に罹るとの伝承があり、ねず塚にあったものを移植し今は枯木として残しています。
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