日々史跡めぐり

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「あさが来た」ゆかりの地(4)大阪商工会議所の五代友厚像

2016-04-22 | 銅像
谷町四丁目駅を降りると、駅構内にはこんな大きなパネルがありました。



「あさが来た」ゆかりの地として、多くの方が訪れているのでしょうね。


谷町四丁目駅から歩いて10分ぐらいのところに、大阪商工会議所があります。



あさがなかなか言えなかった「しょうほうかいぎひょ」です(笑)

ビルの前に、大阪商工会議所の会頭3人の銅像が設置されています。



これらはいずれも堂島の旧大阪商工会議所ビルから移設されたものです。

向かって左から初代会頭の五代友厚、7代会頭の土居通夫、10代会頭の稲畑勝太郎です。

五代友厚






第1代会頭/明治11(1878)年9月~明治18(1885)年9月
出身地/薩摩国鹿児島郡、天保6(1836)年12月26日生れ
職歴/金銀分祈所、大阪活版所、弘成館、朝陽館、大阪製銅会社、大阪株式取引所、大阪商法会議所、大阪商業講習所創設など



土居通夫

第7代会頭/明治28(1895)年4月~大正6(1917)年9月
出身地/伊豫国宇和島、天保8(1837)年4月21日生れ
職歴/大阪府権少参事、大阪控訴裁判所所長、鴻池顧問、京阪電気鉄道(株)社長、大阪電灯(株)社長など
土居会頭時代には、関西・大阪の電気・鉄道網の整備等のインフラ整備を実施し、なかでも大阪・新世界で開催された第5回内国勧業博覧会の誘致・開催など大阪の近代化、国際化に大きな足跡を残しました。

稲畑勝太郎

第10代会頭/大正11(1922)年12月~昭和9(1934)年7月
出身地/京都市、文久2(1862)年10月30日生れ
職歴/稲畑(株)、日本染料製造(株)、日土貿易協会、関西日仏会館設立など

稲畑会頭時代には、そのフランス留学の経験を生かし、大阪の国際化に大きな貢献を行った大阪貿易学校の設立や、欧米への視察団の派遣をはじめとした貿易振興の活動を積極的に実施し、我が国の国際関係の改善に力を尽くしました。

銅像の前の階段をのぼると、若宮商工稲荷神社があります。

若宮商工稲荷神社は、大阪商工会議所初代会頭の五代友厚が大阪の商工業発展を祈念して奉祀した「商工稲荷神社」と内本町の大阪商工会議所移転建設用地内にあった「若宮稲荷神社」のご神体と合祀され、新たに建立されたものです。

若宮商工稲荷神社






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2 コメント

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若宮商工稲荷神社! (willy_tsuguo_shikata)
2016-04-29 05:15:17
>若宮商工稲荷神社は、大阪商工会議所初代会頭の五代友厚が大阪の商工業発展を祈念して奉祀した「商工稲荷神社」と内本町の大阪商工会議所移転建設用地内にあった「若宮稲荷神社」のご神体と合祀され、新たに建立されたものです。
之は初めて知りました。
返信する
四方さんへ (しずか)
2016-04-29 10:59:59
ドラマで興味を持った五代友厚さん、大阪では神様のような存在なのですね。
この機会に、五代さんゆかりの地をもうひとつ回って来ました。
返信する

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