日々史跡めぐり

日本のあちこちの史跡、神社仏閣を巡っています

商売繁盛・芸能の神様の黒田稲荷(浜松市)

2023-04-18 | 神社

浜松駅から徒歩5分、鍛治町の有楽街の南側の入り口を入ると、すぐ左手に真っ赤な鳥居が見えてきます。

黒田稲荷は、豊受大神を御神体とし、五穀豊穣、商売繁盛、家内安全の神として、教興寺の末寺・浄教寺の妙円尼が境内にお祀りしたのが始まりととされ、明治時代になり、廃藩置県で廃寺となりましたが、町の人々の熱心な信仰心によりお稲荷様だけが残されています。



五穀豊穣、商売繁盛のほか、芸能事にもご利益があるといい、祠の脇には、都はるみさんのサイン入りの「アンコ椿は恋の花」と書かれた巨大絵馬が飾られています。

これには、ちょっとしたエピソードが残されています。

浜松で開かれることになっていた都はるみさんのコンサートのポスターが、黒田稲荷の脇の電柱に貼ってあるのを見た

売れない呉服商が、黒田稲荷を参拝後、都さんに直接着物を売りに行き、都さんがステージで着てくれることになりました。

その後、都さんはレコード大賞を受賞し、呉服商の着物は、「都はるみの着物」として売れるようになりました。

以来、出世のパワースポットとして、多くの芸能人が合格祈願に訪れるようになったとか。


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コメント (2)
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